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通信の最適化によるお客さま影響について(画像データ圧縮)

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マイネ王 運営事務局の気まぐれトラベラーです。

先日の記事に引き続き、通信の最適化の実施内容であります「画像データ圧縮」によるお客さま影響についてお伝えしたいと思います。

本来、最適化の実施前にご説明すべきだったにも関わらず、このようなタイミングで投稿する形となってしまい本当に申し訳ございませんでした。少しでも、お客さまの不安を払拭できるよう詳細についてご説明させていただきます。

〜 本文は省略されました 〜

ばななめろんさんのコメント
かなりの皆さんが観点を誤解しているように思いますので。

「POI帯域が細い」云々と書かれている方が多いようですが、現状の問題は「帯域が細いのではなくて、『必要以上に接続要求(Connection Request)を受け入れ』ている」というのは、奇しくも「山びと源さんが画像として貼られている情報から明白」ではないでしょうか?

※そもそも POI帯域が不十分であれば、全時間帯的に速度が出ません。
 ネットワークの基本から考えてそうなります。
 混雑していない時間帯に MVNO平均以上の速度が出ている、ということは
 それだけ POI帯域を使用できる余裕があることの証左です。

つまり現状の回線速度ダウンは「ネットワーク上の接続要求が過大すぎること」にあるわけです。
ケイ・オプティコム側で用意している、または POIまで接続する間のネットワーク機器が混雑時要求に耐えきれなくなっていることを考慮に入れないとなりません。

ケイ・オプティコムは自身が MVNOだけでなく他社への回線貸出を行っている MVNEでもあるのは以前から言われていることですので、根本的改善には「POIまでの接続機器に対して、混雑時間帯の接続要求を満たすだけの処理能力をもった機器を導入する」位しか方法がないと考えます。

※現状帯域制御ソリューションなどを使っているのはあくまでも
 「機材更新までの一時的な繋ぎ」と考えるのが良いかは判断に迷い
 ますが、少なからず下期予算の都合が付きそうな9月頃に改善を、と
 していることから予算は何とか確保できそうなんだと思います。
 希望的観測ですが(苦笑)

あくまでも「ネットワーク構成上の観点」から問題点を指摘しましたが、さらに大量の接続要求を処理させるには

●POIの負荷分散
 →現状の大阪以外にも設置する
●高負荷対応機器の導入
 →帯域制御ソリューションよりも更に高額な機材となるでしょう。
  1台で億ションが楽々買える位の(Cisco Nexus 9K系の
  1.5Tbps/枚インターフェースクラス+シャーシ&保守などで3億円コース)

位しか方法がないと思います。

※一番良いのは混雑時の接続要求をカットしてしまうことですが、
 これは法的にアウトなので。