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通信の最適化の実施内容について

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新参者@運営事務局です。今回は現在mineoにて実施している通信の最適化の内容について説明いたします。

〜 本文は省略されました 〜

Phantomさんのコメント
>holy-ghost さん

コメントありがとうございます。
ご存知かとは思いますがモバイル通信でのインターネット接続は様々な機器(経路)を通っています。
mineo(MVNO全体ですが)で速度低下が問題になっている部分は主にPOI部分になります。
MVNOの話に限って言えば、POIの追加投資でほぼ解決できます。(そのお金が足りないということです)

もちろん無線区間も帯域は有限ではありますが、どちらかというとキャリア(MNO)は「いかに使わせるか」に舵を切っています。
無線区間に関しては、新たな周波数の割り当て・CAによる帯域の平準化・変調方式の高度化・マルチアンテナによるストリーム数の高度化(MassiveMIMOを含む)・セルサイズの縮小などにより周波数の利用効率を高めています。
建物内や地下、設備が設置しにくい場所(国立公園や私有地など)ではMNOでも帯域不足はありますが、エリア全体で考えれば局所的な話です。

そのため、MVNOの速度低下はPOIが原因である場合がほとんどです。
MNOとの契約は「POIの帯域型課金」になっています。
そのあたりはKDDIやdocomoのMVNO向け資料を見ていただければわかるかとは思いますが、ざっくり言うとKDDIが10Mbpsあたり76万円、docomoが10Mbpsあたり55万円となっています。

なので、

>前述の電波部分が詰まる事で恐らくPOI等の部分についてはピークタイムでも混雑は発生していないのではないかと推測しているのと、仮に上限に達していても契約帯域以上は出しようが無い為に、費用についての心配は恐らくしていないと思って居ます

この部分に関してはご想像と違ってPOI部分が混雑していて無線区間に関しては局所的には混雑している箇所はあるものの速度低下の原因の割合は少ないという状況です。
POIを全利用者の通信が通るためにそこで詰まってて速度が出ないのが現状です。