通信の最適化の実施内容について

昔IIJの技術者の方が、なぜバースト転送を作ろうとしたのか？という疑問に答えられてて、仕掛りの要求をさばいてしまうほうがネットワーク負荷が軽くなるメリットがある、というような説明をされてて、なるほどなあと思った記憶があります。

帯域制御で一律に上限を課してしまうと、仕掛品のパケットが大量にできて宙ぶらりんになったり、タイムアウトで再送リクエストの山になったりして、結果、パケット流量が増えるのでは何をしてることやらです。

仮に再送リクエストをうまくかわしてパケット流量が変わらないとしても、その処理をするサーバーに負荷が掛かって、ネットワークのキャパを活かせないとしたら、壮大な無駄遣いになります。

帯域制御をしたら必ず快適になるとは言えない以上、効果測定を実施して、「やはり帯域制御したほうが良いという結論が出た」というコメントを出してから正式実施するのがmineo的には正解なんじゃないかと思うのです。