2017年9～10月のmineoネットワーク状況について

トラフィック混雑状況について

＜9月＞
Aプランのお昼については、上旬は好調、中旬からは少し混雑し始めたものの後半は持ち直してきており、月全体としてはそこまで混雑していなかったです。夕方については、金曜日以外はスピードテスト結果でほぼ3Mbpsを超えていました。
Dプランはお昼、夕方ともに好調で比較的快適な状態でした。

＜10月＞
Aプラン、Dプランともに前半2週間はお昼0.8Mbps程度、夕方2Mbps程度と混雑しておりました。月の後半になるにつれて混雑は解消され、23日（月）以降は両プランともに快適な状態だったと思います。

※スピードテスト測定結果の公開は一旦お休みします。
　測定は継続していますが、公開再開については別途アナウンスさせていただきます。

1回線当たりのmineoトラフィック量の推移

今回は1回線当たりのmineoトラフィック量の推移を紹介します。（通信速度ではないことに注意です。）
月内、週内で、みなさんがよく使う日、使わない日の傾向を読み取っていただけたらと思います。

【計算方法】
ある日の1回線当たりのトラフィック量 ＝ ある日のPOIを通る全トラフィック量 ÷ ある日の加入者数（回線数）

全トラフィック量の推移をそのまま表すと、加入者が毎日増えているので右肩上がりになってしまいますが、これを全回線数で割ることで「1日の1回線当たりの平均トラフィック」が分かります。それを日毎にプロットすることで、トラフィック量の推移をグラフに表しました。
※申し訳ありませんが、縦軸の値を公表することはご容赦ください。
なお、AプランとDプランの基準値は同じです。

AプランとDプランを比べてみると、トラフィックの推移に大きな違いがないことが分かります。（もちろん瞬間的なトラフィックの違いはあります。）

おおまかな傾向としては・・・
・1週間でみると、週末に近づくほどトラフィック量が増えていき金曜日が最大となります。土曜日は少し落ち着き、日曜はとても少なくなります。
・1カ月でみると、月初に大きなピークが立ちます。月初開通のお客さまや契約容量がリセットされたお客さまが一斉に使い出すからでしょうか。その後は、金曜日のピークはあるものの週を追うごとに階段状に下がってきて、月末はトラフィックが少なくなります。

また、例外として10月10～13日は前の週よりトラフィックが大きい状態でした。このような場合、加入者の増加予想が想定通りであったとしても、一人当たりのトラフィック量が多いので相対的に混雑してしまいます。

最後に

今回はトラフィック量の推移についてお伝えしました。こういったトラフィック増加を予測することは難しいですが、過去の情報から傾向を分析し、コストとのバランスを考えながら適切なPOI増強を行っています。
これからもmineoをよろしくお願いします。