- mineo技術・サポート
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お久しぶりです。気まぐれトラベラー@マイネ王運営事務局です。mineo契約回線数が50万を突破し新規ユーザーも増えてきたので、今回は改めてmineoユーザーのトラフィック傾向のおさらいと最近のネットワーク状況についてお伝えします。
私たちは、通信キャリア(ドコモやau)から基地局等の通信設備を借りて、皆さまにサービスを提供しています。通信キャリアと違い、平日のお昼休み(12:00~13:00)は非常にトラフィックが混雑します。これはみんなが一斉にネットを使い出すためで、それまでに比べて急激に速度が低下します。このほか、平日の通勤時間(7:30~9:00頃)と帰宅時間(18:00~19:00)も混雑する傾向にあります。
トラフィックが混雑する要因はさまざまありますが、電波環境や基地局の混雑が原因であれば、キャリア設備要因、キャリアとの接続部分(POIといいます)の混雑が原因であれば、mineo設備要因となります。
※詳しくは以前の記事<9月の記事>を参考にしてください。
混雑要因がPOIであれば、POIの幅(帯域幅)を太くすること(水門を開けるイメージ)でトラフィックの混雑が起こらず快適になりますが、帯域幅に比例して回線接続費用が大きくなるので、必要以上に大きくする訳にもいきません。そのため、mineoユーザーの増加数を予測しながら、帯域幅を大きくする工事(POI増強工事)を行い、快適な通信環境が継続できるようにしています。
※POI増強スケジュールはこちら。
※キャリア側にも工事があるため詳細の終了時間は分かりませんが、通常であれば増強日の18:00頃には工事完了しています。
私たちは、皆さまに快適な通信環境が提供できているか、帯域幅は適切かを把握するため、POIに接続されている装置でトラフィックを確認しながら、実際にmineo端末でスピードテストを行い、毎日トラフィック状況を確認しています。
スピードテストアプリは基地局の混雑度やサーバの処理能力によって結果が変わるため、この測定結果だけでトラフィック状況を判断することはできません。しかし、測定時間、測定場所、測定端末を変えずに継続して測定することで、トラフィック全体の傾向をある程度把握することができると考えています。
私たちは「平日のお昼休みに1 Mbps、夕方に3 Mbps」を一つの目安にしております。
前回の記事に引き続き、今回も私たちが測定したスピードテスト結果を公表します。
業務の合間に行っているので、測定できていない日もありますがご了承ください。
<測定時間>
(お昼休み)12:30~12:45
(夕方) 18:00~19:00
※上記時間内の3回測定平均。
<測定場所>
ケイ・オプティコム本社 中之島ダイビル付近 (大阪市北区)
<測定端末>
arrows M02 (mineo端末)
<使用アプリ>
Ooklaスピードテスト (サーバ:Osaka固定)
Aプラン・Dプランともに12月初旬頃に増強基準を変えた大幅増強を実施しました。それ以降は目標速度に届いていない日もあるものの、比較的安定している状態が続いていると思います。危惧していた「スーパーマリオラン」の配信日(12月15日)も想定したほどの混雑はありませんでした。
AプランとDプランでPOI増強の基準(ユーザー数と帯域幅の相関)は同じになるよう設計しているのですが、測定結果を比較すると、私たちの測定環境ではAプランの方が少し低い値となるようです。
トラフィック状況を確認する限り、年末年始も大きな混雑はありませんでした。
初詣等、外出先で通信する機会が多いためトラフィック量が通常よりも多いのですが、みんなが一斉に使い出す平日のお昼休みのようなタイミングがないため、トラフィックが分散されたと思われます。
TVCMも始まり、現在申し込みが大きく増加しています。特にAプランは想定を大きく超えて申込みが増えていますので、少し混雑しやすい状況かと思います。
申込みの想定が外れて、ユーザー数に対してPOI帯域が小さくなり一時的に混雑する状態になることはあっても、私たちはユーザー数が増加したのにも関わらず、POI増強を行わないことはありません。必ず快適だった時の状態に戻しますのでご安心ください。
これからもmineoをよろしくお願いします。
専門的な事は分かりませんが、mineoがより良いサービスとなるように真摯に取り組んでおられる様子を垣間見ることが出来ました。
コストの問題など、色々と難しい壁もあるかもしれませんが引き続き「安定のmineo」を目ざして頑張ってください。
ユーザーをPOI(ポイ)しないで下さいね(笑)
mineoを応援しています。
体感的にも、昨年の8月~10月の時期より、11,12月と少し早くなったように感じられ、この12~1月くらいのパフォーマンスをキープしてくれれば、価格に見合うサービスなのかなと感じています。
AプランとDプランの増強基準が同じだということはわかりました。
IIJ meeting 14で、Aプラン(au回線)では、ガードバンドの問題があったり、MTUサイズによるパケット分割の問題が指摘されているので、同じ帯域でもau網とDocomo網の違うのではと思っています。
最終的には帯域の増強が一番ですが、帯域以外のチューニングで安定性や実用性が改善されることもあると思うので、頑張ってください!
閑散時はスピード重視、混雑時は安定性重視のようにチューニングされていると賢いなぁと思います。
1Mbpsという目標が高いか低いかは別として、目標がクリアーできていないことを反省し対策してほしいです。
『予想を超える申込が理由でPOI増強が追いつかない』という状態の慢性化は、常に混雑した状態でユーザーに我慢を強いているということです。
たまには、『予想をはるかに下回る申込数であったため、非常に快適な状況になっている』という報告をしてほしいな(笑)
以前にも書いたのですが、OoklaスピードテストのOsakaサーバは極端に高い数値を出す特殊なサーバです。
計測方法が偏っているとその結果も偏り、最終的に品質に偏りが生じます。
Osakaサーバ以外を検証に加えていただければより実速度に近い検証ができるはずです。
検証やその情報公開は非常にありがたいのですが、現状ではそのせっかくの良さが半減しています。
よろしくお願いします。
Ooklaスピードテストはyoutube240画像が見れない時でも1M超える時がありますように、どんな時でも他のテスターの倍以上の標示ですので、どれとは言いませんがそれ以外でお願いしたい。スピードマニアはその高い数値見て満足してるんだろうけど。
とにかく、アベマTVは最低0.4Mないと見れないのに、そのテスターは1M出ちゃってる。
加えて設備増強のスケジュールは公開されているものの、現行の表現だとどれぐらいの新たな加入回線分を収容できるのか、全く分からない内容(大まかなレベルだけ)になっています、他社との関係で公開しにくい情報なのでしょうか?
よろしくお願いします。