10月のネットワーク状況とトラフィック分析について

あくまで私見ではありますが、様々なスピードテストの結果を見ると、mineoの場合は、OCNモバイルONEやIIJと比べて、閑散時にはスピードが速いのですが、混雑時のスピード低下が顕著のような気がします。
＃気のせいと言われてしまえばそれまでですが．．．

混雑時のトラフィックの制御においては、チューニングによってある程度改善できることもあるのではと思っています。
トラフィックのグラフで、通信の要求がPOIの帯域を超えるような場合はどこかで破棄が起こっているわけですが、通常のトラフィック制御では、帯域が溢れる前にもわざとパケット破棄をすることで、トラフィック増大を抑制するような動きをします。だとしたら、トラフィック制御の最適化で、混雑時のパケットロスや通信速度の低下も変わってくるのではないでしょうか。
（どの程度有効かはわかりませんが）Biglobeの場合、D-TCPの導入によって、「通信集中時の通信速度を最大2倍」というアナウンスもありますし、MVNOとしてできることは、POIの増強しかないという視点ではなく、トラフィック制御の最適化などの取り組みもあってもよいのではと思いました。

また、mineoは一切通信の最適化はしないという方針のようですが、通信の最適化にも、不可逆な圧縮やスピードテストブーストのように見せかけの最適化だけでなく、利用上問題のない効果的な最適化もあるはずです。

そういう高度な通信の最適化などもしていれば、混雑時の速度低下やパケットロスも低減されて、「mineoは技術力があるから通信の品質が高い」ということを謳えるのではないでしょうか？

また、利用者にも、Chromeのデータセーバなどの利用によって、速度低下時もある程度快適に使えますよと言った、技術的なアナウンスがあってもよいように思います。

私のような素人の門外漢が技術的なことをかいて何か変わるとは思いませんが、快適な回線と提供する「技術のmineo」みたいな側面もあってもいいのではないかなと思いました。

今のままでは、マイネ王やパケットギフトなど便利なサービスがあるから他と比べて回線は遅いけど妥協して使っているという状態です。

mineoにもIIJのてくろぐみたいな情報発信があれば、いいなぁと思いました。