スタッフブログ

9月のネットワーク状況とプレミアムコースのトラフィック影響について

名称未設定_1.png

お久しぶりです。プレミアムコースのトライアルが始まり、日々のトラフィック分析が楽しみなマイネ王 運営事務局の気まぐれトラベラーです。今回は9月のネットワーク状況報告を行い、速度低下の要因考察やプレミアムコースのトラフィック影響についてお伝えします。

〜 本文は省略されました 〜

ベルりんさんのコメント
そして、昼休みの混雑時間帯は、明らかにPOIの帯域があふれており、パケット破棄が起きている状態です。今年の6月から夕方~夜の時間帯の速度がおちはじめたのも、以前は、夕方~夜に利用率が80~90%くらいでぎりぎり処理できていたものが、6月以降は最近はパケット破棄が起き始めたと思えます。

mineoの(たぶん他のMVNOも)増強基準というのは、1ユーザー当たりの帯域を確保するために、1500人ごとに10Mbpsのように増強していると思いますが、1人当たりの利用量が増えれば、今までと同様に増強しても快適さがぐっと下がるということはあり得るのです。

とくに、最近増えた、若年層や(MVNOに詳しくない)一般ユーザはユーザあたりのパケット利用量が多いですし、6~8月の速度低下は、今までの増強基準が通用しなくなってきたことの表れだと思っています。

OCNやIIJなどの100万ユーザー近くの大手MVNOの状況を見ると、
Dark Side of the Moonさんの紹介してくれた記事のように10Mbpsで1000~1500人のユーザを割り当てて、混雑時は、1~2Mbpsという状況に落ち着くのが普通のように思います。

そういえば、こんなニュースを見つけました。
MVNO混雑時の通信速度を最大2倍に速め、パケットロスは最大40%軽減
https://www.m2ri.jp/topics/detail.html?id=68

mineoもこういった、パケットロスを無くす技術革新を進めてくれるといいですね。