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9月のネットワーク状況とプレミアムコースのトラフィック影響について

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お久しぶりです。プレミアムコースのトライアルが始まり、日々のトラフィック分析が楽しみなマイネ王 運営事務局の気まぐれトラベラーです。今回は9月のネットワーク状況報告を行い、速度低下の要因考察やプレミアムコースのトラフィック影響についてお伝えします。

〜 本文は省略されました 〜

ベルりんさんのコメント
さとさん

>⑤のPOI帯域の分け合いを、プレミアムユーザー間でする時に、①〜⑦(⑤除く)の速度と通信内容よりも、プレミアムの空き帯域が広ければ、あふれない、プレミアムの空き帯域が狭ければ、あふれて通常帯域も使う、なのかなあと思っています。

はい、混雑時間帯でなければこの状態はあり得ると思います。
ただ、混雑していない時間帯は通常ユーザーも早いので、たとえば、通常ユーザが10Mbps出る時間帯に、プレミアム回線があることで、11Mbpsになってもあまりメリットは感じないと思います。

「⑤のPOI帯域の分け合いを、プレミアムユーザー間でする時に、」とありますが、先ほど説明したように、通信帯域の分け合いは、アプリの接続やユーザの単位ではなく、それよりもっと細かい通信データであるパケット単位なので、同じプランのユーザー間でも対等になりません。

例えば、10Mbpsのプレミアム帯域があって、
・基地局が混んでいて1Mbpsの通信しかできないプレミアムユーザ1人
・基地局が混んでいなくて、受信最大150Mbpsを使えるユーザ1人
の2人のプレミアムユーザがいるとすると、1人は1Mbps、もう一人は、9.89Mbpsとなり、2人でプレミアム帯域+α(通常帯域に溢れた分)を目一杯使います。

通常ユーザーがが1000人、プレミアムユーザが上記の2人で、通常帯域900Mbpsにプレミアム帯域に100Mbps割り当てていると、1人は1Mbps、もう一人は、100.898Mbps使います。通常ユーザは、0.898Mbpsです。

全国のプレミアムユーザーの中で1人でも通信環境が良い人がいれば、その人がPOIの帯域を優先的に使い切ることができます。
#実際はパケットの到着順があるのでここまで極端にはなりませんが、ある程度これに近い状態にはなりえます。

プレミアムのパケットが優先されるということは、こういうことなのです。