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マイぴょん誕生秘話がついに明かされる!マイぴょんの生みの親、前田昌克さんにインタビューしました

マイぴょん誕生秘話がついに明かされる!マイぴょんの生みの親、前田昌克さんにインタビューしました

マチカネワニ@運営事務局
ライター: マチカネワニ@運営事務局
日頃はmineoのステキさを伝えるために、マイネ王ブログの運用や、X(旧Twitter)の運用をしています!

こんにちは、マチカネワニ@運営事務局です。
マイぴょんお好きですか?私は大好物です。

さて、みなさんにご愛顧いただいているmineoのマスコットキャラクター、マイぴょん。
そのデザインは、9年前のこちらの公募記事から生まれました。
https://king.mineo.jp/staff_blogs/561

そしてこのたび、マイぴょんの生みの親である前田昌克さんにインタビューする機会をいただきました!
マイぴょん誕生秘話について、あれやこれや興味深いお話をしていただきましたので、マイぴょんファンの方はぜひご覧ください!!

前田昌克さんの著書紹介

マイぴょんをはじめ、130以上の公募で受賞してきた前田さんが、B級キャラクターの魅力や人の心をつかむキャラクターづくりのノウハウを惜しみなく語った一冊です。興味深い内容が詰まっており、最後まで楽しめます。
※画像引用:Amazon.co.jp

まずは自己紹介からお願いします

前田さん:もともとはプロダクトデザイナーとして、松下電器(現:パナソニック)で、AV機器や飛行機の機内システム、カーナビ、白物家電(洗濯機・冷蔵庫など)などさまざまなプロダクトデザインを担当していました。皆さんがご存じの“ななめドラム洗濯乾燥機”の初期デザインを担当したこともあります。

マチカネワニ:ななめドラムとか、今めちゃくちゃ普及してるじゃないですか!うちもお世話になってます。

前田さん:実は携帯電話デザインもしていたこともあり、Panasonic ELUGA(エルーガ)の開発も私がマネジメントしていました。

マチカネワニ:かなり前から携帯電話に関わっていらっしゃったんですね。ますますご縁を感じます。

前田さん:いまはパナソニックを退職し、プロダクトデザインに加え、グラフィックデザイナーとしても活動しています。
マイぴょんだけではなく、様々なキャラクター制作にも携わっています。デザイナーとしての幅広い経験が大いに活きていますね。

マイぴょんデザインの応募のきっかけは?

マチカネワニ:mineoのキャラクター募集に応募されたきっかけは何だったのでしょうか?

前田さん:マイネ王スタッフブログの公募内容を見た瞬間、mineoのロゴがキャッチーだなと思い、すぐにインスピレーションが湧いたんです。ロゴのグリーン、形、印象が強くて、「このロゴを活かせば“mineoと一目でわかる”キャラクターが作れる」と直感しました。

■mineoのロゴ

マチカネワニ:言われて見れば、今更ながら確かにいいロゴですね…褒めていただきありがとうございます!
最初のアイデアはどのようなものでしたか?今の形と違いましたか?

前田さん:ほかに没案があるわけじゃなく、いきなり今の方向性でした。
もちろん細部は時間をかけて詰めましたけど、骨格は最初からほぼ固まっていましたね。

マチカネワニ:ええ!一発でほぼデザインが決まっていたということですか?!それはすごい…

前田さん:公募といえばデザインはもちろんですが、企画意図の文章も大事です。
公募ってだいたい100〜150字くらいの短い説明で勝負になります。長いと審査員は見ませんから。

マチカネワニ:我々は、長くても読みますよ!どうかな…、見るかな。見るよな。

前田さん:というより、詳しい説明がなくても伝わるようでないといけない。ってことですね。
まず、キャラクターの形そのもので語る必要がある。
さらに、短い文章で“弾ける”ことを意識して、キャラクターの意図を凝縮して書くんです。
とはいえ、短い企画意図だけでは伝えきれていない部分がたくさんあるので、今日はその話ができるとうれしいなと。

マチカネワニ:ど、どうぞ!よろしくお願いします。

デザインのポイント

マチカネワニ:では具体的にデザインのコンセプトを教えてください。

応募時のマイぴょん。胸のmマークはあとから入りました。


前田さん:大きく4つあります。

1. ブランドの可視化
まず1つめは、「ブランドの可視化」です。
ロゴを活かして一目でmineoとわかるデザインにしました。色についても安心・信頼のグリーンを強調することにより、ブランドの可視化を図っています。
形はロゴとキャラクターの直感的理解を両立させることが大切です。どちらかが出しゃばるとダメなので、共存させる設計にしました。

2. 親しみやすさ
2つめは、「親しみやすさ」です。
mineoのロゴが象徴している“ブランド”の要素を入れつつ、愛らしい「うさぎ」を重ねて、ロゴとの調和を図り、クセを抑えて年齢を問わず親しみやすく印象深いキャラクターにしました。

3. 普遍性と展開力
3つめの「普遍性と展開力」は特に大事です。一言でいうとシンプルデザインです。
先を行き過ぎたデザインは理解されにくいし、古いと受け入れられません。多くの人に愛される“中間”を狙う流行に左右されないロングライフデザインにする必要があるんです。
また、シンプルデザインにすることで、ぬいぐるみや紙面など、平面でも立体でも成立し、多様な媒体に展開しやすいです。複雑すぎると、作れない・崩れる・運用しにくくなりますので。

4. 意味のあるポーズ
跳ねる動きは前向き、成長、未来志向を象徴していて、手を広げているのは“おもてなしポーズ”で、ユーザー志向を表現しているんです。若葉の芽生えや成長性とも整合したデザインにしています。

マチカネワニ:うわ、すごい。言われて納得ですね。今言われたすべてがこのデザインに落とし込まれてる。

前田さん:うさぎを起用したのは、幅広い層に受け入れられやすいうえに、競合のキャラクターにもあまりいないので差異化も図りやすいからというのもあります。

マチカネワニ:さすが、めちゃくちゃ合理的に考えらえれているデザインなんですね!
僕らはもう、うなるしかないんですが、マイぴょんを描くにあたって一番こだわったポイントを教えていただけますか?

前田さん:キャラクターって顔が命なんです。
顔が大きくて、胴体が少し小さい。これが半々だと印象がぼやけてしまいます。
強調したいポイントを大きく、シンプルにする。そうすることで子どもでも描けるし、いろんな人が扱っても崩れにくくなります。耳が“ギュン”と立っているだけでウサギだと伝わる。造形に落とし込みやすいのは狙い通りですね。

マチカネワニ:シンプルっていいですね。子どもが喜んで描いてくれたり、さまざまなグッズにも展開しやすかったりします。

前田さん:キャラクターを運用する中で「アレンジして使う」ことは良いと思います。
実際、皆さんが踏襲して微調整しているのも、キャラクターが生きている証拠です。

マイぴょんを生み出した“B級キャラクター”の発想

マチカネワニ:前田さんはマイぴょんだけでなく数多くのキャラクターを生み出していて、そのことは前田さんの著書「選ばれ、愛されるB級キャラクターのつくり方」にまとめられていますね。
この本を見たとき、「マイぴょん、お前B級キャラクターだったのか!」と驚いたのですが(笑)

前田さん:B級ってすごくいい意味なんですよ。一言で言うとB級グルメと同じです。
ほっとする、コストパフォーマンスがありながら親しみやすい味で美味しい、そういう良さがB級にはあるんです。

マチカネワニ:コストパフォーマンスがありながら親しみやすい…まさにmineoがめざすべきところですね!

前田さん:キャラクターでいえば、A級は例えばディズニーやサンリオのキャラクターみたいな「大規模メディアや国民的認知度」を前提に展開される存在。
それに対して、B級は「ゆるさ」「未完成感」「親しみやすさ」が強みとなり、人々のふとした瞬間に寄り添うことで存在感を発揮するものです。

マチカネワニ:なるほど、みんなで育てていく余地があるキャラクターってことか。
すごくいいですね、その通りになっている気がします。

前田さん:キャラクターを愛する層って確実にいますので、そこにキャッチーなことを仕掛けていくと膨れ上がっていき、将来的に大きな存在になり、A級に育っていく可能性を秘めています。
例えば「くまモン」がそうです。みんなで育てていく余地があるキャラクターと言えますね。

マチカネワニ:マイぴょんもくまモンのように…。目標はでっかいですね!

めざせくまモン?!頑張れるか!マイぴょん…!

マイネ王と一緒に、マイぴょんも育っていく

マチカネワニ:今更ですが、デザインが採用されたときのお気持ちはどうでしたか?

前田さん:嬉しかったですよ。「ロゴの強さ」と「キャラクターの成立」を両立できた手応えがありましたので、それが採用されて良かったなと。
ただ、キャラクターは“採用がゴール”じゃなく、むしろそこから育てていくものだと思います。

マチカネワニ:当時からするとマイネ王も育っていて、サークル機能や、準備中の「マイぴょんファンクラブ」など、ユーザーの方と一緒に楽しめるさまざまな企画を展開しています。

前田さん:いいことですね。マイネ王にせよマイぴょんにせよ、ユーザーさんの心に響く存在にして認知度を上げていくことが大切だと思います。
認知度を上げるには、徐々にでも仕掛けを増やしていくことです。
今の時代、口コミが非常に強いので、動画やSNSを上手に活用していってほしいですね。

マチカネワニ:やってはいますが、これがなかなか難しくてですね。楽しくもあり、大変でもあり…。
最後にmineoについて一言お願いします。

前田さん:一番大事なのはユーザーさんとともに盛り上げていくこと。
そのためにはまず、mineo自体を愛してもらうことだと思うんです。
ユーザーの中にmineoを好きだという気持ちがあるからこそ、マイぴょんを応援しようと思ってもらえるはずですから。
もちろん、ユーザーさんに愛してもらう前に、運営事務局のみなさん自身がmineoを愛することをベースに、仕事を楽しくして、ぜひ色々な施策に取り組んでいただけたらと思います。

マチカネワニ:ではマイぴょんファンに向けても一言!

前田さん:着ぐるみマイぴょんは、「マイぴょん!」と呼んで3回ナデナデすると、「ぴょんぴょんダンス」か「ぎゅっとハグ」か「特別ポーズ」を見せてくれるよ!というのはどうでしょうか(笑)

マチカネワニ:面白いですね!「ぴょんぴょんダンス」や「特別ポーズ」はまだないので、「ぎゅっとハグ」からでお願いします…。

さいごに

マイぴょんについて話を聞くうちに、最後はmineoへ激励を受け、いつのまにか学校の先生に話を聞いているような気持ちになりました。
ところで、話を掘り下げて聞いていくと、前田さんは一時期、京都芸大(旧:京都造形芸術大学)の非常勤講師だった時期もあったそうで。どうりでお話が上手な…
ええ?マチカネワニと酒子の母校じゃないですか!リアル先生じゃないですか!
直接授業は受けてないですが、すれ違っていた可能性は大にあります。なんだ~も~

ということで、マイぴょんの生みの親である前田さんのお話はいかがでしたでしょうか?前田さんは本当にバラエティーに富んだ経験が多く、書きたい話がたくさんありました。
デザインへかける熱い想いや、プロとして第一線でご活躍されてきた方のお話に、ずっと感嘆の声を上げていた運営事務局一同です。

前田さんの著作は本屋さんで絶賛発売中ですので、ぜひご覧ください!
前田さん、本当にありがとうございました。

また遊びに来てくださいね!


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56 件のコメント
1 - 6 / 56
マイぴょんさんのデザインに4つのポイント!綿密に考えぬいてつくられたんだと驚きました。未来永劫、マイぴょんさんを大切にしないといけないですね。前田さんありがとうございました。
おつかれさまです
マイぴょんのおとうさん登場!
しかしマイぴょんかわいい!
ご当地キャラや企業キャラクターが
沢山いますがマイぴょんが一番かわいい!
マイぴょん誕生秘話ありがとうございます😃
色々と考えられた結果、作成&応募されたマイぴょんは、ワクワク感が有って親しみ安くて楽しげで採用されたのは納得です。😄
前田さん、貴重なお話しありがとうございました😊
マイぴょん誕生の裏話が
聞けるのは嬉しいですね

M_image.jpg

ありゃ!
マイぴょんさんはプロの御方がコダワリ抜いたデザインだったとは!
(チョビっとガッカリしました。一般ユーザー様のデザインだと思ってたので、いやいや個人的には、かなり残念なお知らせでした。あくまでも個人の感想です。申し訳ありません)
知らなんだなぁ〜😳👍
吾輩のナンも知らないぴょん世界🌕🐰🌕
マイぴょん誕生秘話4つのポイント4つの驚きでした。
前田さんの目の前に居るマイぴょん頭大っきい子だね〜✨
貴重なお話や色々なマイ対応のマイぴょんを皆んなで大切に更に大っきく育て隊ね。
良い話しありがとうございました🤗
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