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【父 vs 母】センスがいいのはどっちだ? スマホ裏アレンジ対決!

【父 vs 母】センスがいいのはどっちだ? スマホ裏アレンジ対決!

たかや
ライター: たかや
1993年生まれ。ライター。記事の撮影はスマホのカメラを使うことが多いので、スマホがないと生きていけない。

すっかり定着した“スマホ裏アレンジ”

こんにちは、ライターのたかやです。

スマホケースの中にステッカーやチェキを挟んでアレンジする『スマホ裏アレンジ』(※僕の造語です)。気づけばすっかり定番になりましたよね。街中でも、若者を中心に、スマホケースの裏にお気に入りのアイテムを挟んでいる人をよく見かけます。

そんな光景を眺めながら、ふと思いました。この『スマホ裏アレンジ』を…

両親に任せたらどうなる!?

僕の両親は生粋のアナログ派。スマホを使うのは家族との連絡か天気予報の確認くらい。おそらく、スマホ裏アレンジ文化も知らないはず…。

親のスマホ(シニア向けスマホ)

だからこそ、 そんな両親がこの『スマホ裏アレンジ』に挑戦したら、意外な力作が誕生するかもしれない!

そこで、こんな企画を考えました。

対決のルール

ルールは以下の通り。

  • 両親それぞれに、お題に沿った「スマホ裏アレンジ」に挑戦してもらう
  • スマホケースの中に挟むモノは、ステッカーやチェキ、広告や雑誌の切り抜きなど何でもアリ(ケースの中に挟まればOK)
  • お題は全部で3つ
  • 審査員は息子(筆者)が担当

そして、これらの企画趣旨を離れて暮らす両親にグループLINEで共有。

ただ、これは実の息子だから分かるんですが…。企画説明をLINEの長文で送っても、僕の両親はおそらく理解できないので……

両親向けの企画資料をパワポで作って(フォントでかめ)、

紙に印刷して、

実家に郵送しました。

超アナログ。両親にファイル添付は通じない。

実家へ帰省

某日。高速バスで地元に帰省

出迎えてくれる母

ただいま!

本筋と関係ないけど、「あり合わせのものでごめんなぁ」と出てきたご飯が「五平餅」「雑煮」「紅白なます」「ナポリタン」「干し柿」の組み合わせだったのには感動しました。何気に世界初の組み合わせじゃない?

さすが我が両親。さすがのセンス。これは『スマホ裏アレンジ』も大いに期待できます。

そんなこんなで、いよいよ対決スタート!

スマホ裏アレンジ対決①「推し活」

1つ目のお題は「推し活」。

多くの人が自分の推しを「スマホ裏」で表現してる中、我が両親は一体どんな仕上がりを見せてくれるのか。

「推し活」は俳優やアイドルなど「人物」のイメージが強いですが、「推しているなら物でも概念でもOK」と両親には事前に伝えてあります。

制作スタート!

さっそく材料を物色する両者

両親は僕が帰省するまでに、地元の広報誌やチラシなど、家の中にある使えそうな素材を集めてくれてました。

母
こういう料理の写真を切り抜いて挟むとかでもいいの?
息子たかや
そーそーそー! お母さんにとっての「推し活=食べること」なら、そうするのもいいよね。

地元の観光誌に目をつけた父

父
あー、じゃあ俺は「キャンプ」とか「川遊び」とかがいいかも。
息子たかや
ほぉ。
父
ほら、たかやが子どもの頃は、家族全員でキャンプしてたじゃん?
息子たかや
よく連れてってくれたね。

父
あの頃は「子どもたちに楽しんでもらおう」と思って、毎日のように良さげなキャンプ場を調べたり、キャンプギアを買い揃えてたからな~。
息子たかや
あらあら…泣
父
いま振り返ってみれば、あれはお父さんにとっての“推し活”だったかな~。
息子たかや
なるほどね。

ちなみに、初心者である2人に「はい、作って」と丸投げするのも酷だと思ったので…。

一応、事前に僕側でも、100円ショップに売ってた「使えそうなステッカー」と…

チェキを用意しました。これらのアイテムの使用もOKとします。

チェキカメラに興味を示す母

息子たかや
アイドルを応援している人は、推しと撮影したツーショットチェキをスマホの裏に挟む人も多いのよ。
母
ほ~? じゃあ、これでアンタと撮った写真を挟むのもOK?
母
……え?
母
なんてったって、母にとっての一番の推しは我が子だからね。
母
ていうか、父さんがそういうほっこりエピソードを使ってくるなら私も負けてらんないし。
息子たかや
マジかよ……じゃあせっかくなら、このポーズで撮ろう。

父撮影

息子たかや
………これが本当の「推しの子」ってか?
母
息子たかや
けっこう良いボケなのに伝わらないの悔しッ!

その後も、黙々と作業を続ける両者。

果たして、それぞれ「推し活」をどう表現するのか。まずは父の作品からお披露目です!

「推し活」 作:父

「推し活=キャンプ」でテーマを決めた父。

地元情報誌の「キャンプ特集ページ」から切り取った、テントや飯盒炊爨(はんごうすいさん)のイラストを挟み込み、その周辺をステッカーでさりげなくデコレーション。

そして、父の単チェキ。

推しを挟むんじゃなくて、推しを推してる自分を挟むんだ。たしかにどう撮ろうと自由のルールだけどもさ…。カメラレンズが隠れることをガン無視している点も、スマホに慣れてない感があって良いですね。

チェキは僕が撮りました

それでも、この企画で求めてた温度感として100点満点のクオリティーです。ほんとにこういうのを作ってほしかった。

……では、対する母はどんな作品を魅せてくれるのか!

「推し活」 作:母

まさかのスー女!?

※スー女……相撲好きの女性のこと。

数年前に両国国技館前で撮影

実は数年前から「相撲」に激ハマりしている母。この写真も、「応援してる力士の会場入りを見たい」という理由だけで、わざわざ長野から東京までやってきたときのやつです(※国技館前では力士の入り待ち・出待ちをしているお客さんがけっこういます)。

そんな「相撲愛」を存分に詰め込んだ『スマホ裏アレンジ』。

ちなみに家にあった材料の中には相撲の素材は無かったので、僕が相撲のフリーイラストを近所のコンビニで印刷してきました。

っていうか、俺とのチェキは使わないんかい。

判定

本気で甲乙つけがたい。

両者ともに、『スマホ裏アレンジ』の初心者とは思えない…。

それでも、僭越ながら判定をさせていただきます。

息子たかや
1回戦の勝者は………

息子たかや
父!
父
やった~!
母
え~っ!
息子たかや
いや、マジで悩んだ…! それでも「ビギナーにしか出せない雑味」に魅かれたのが父のほうだったから…。
母
くっそ~。
息子たかや
ていうかさ…

作業中の風景(父)

作業中の風景(母)

息子たかや
2人とも、切り取った写真やシールをわざわざ台紙(自作)に貼ってからケースに挟み込むんだ。
父
え? それが普通じゃないの?
母
だってそうしないと、
ケースの中に挟んだモノがズレちゃうし。
息子たかや
それはそうだけども…。
息子たかや
こういう「スマホ裏アレンジ」で台紙に貼ってる人を見たことなかったから…。なんか、すごい…。

スマホ裏アレンジ対決②「エモい」

2つ目のお題は「エモい」。

これに関しては、「どうせ、僕の両親は『エモい』を知らないだろうな」という意図で設定しました。

事前のやり取りで「企画的に100点の反応」をしてくれた母。最高。

制作スタート!

先ほどと比べて抽象的なテーマな分、どんな作品になるのか予想が難しい…。

父
たぶん、エモいって「ドラマティック」みたいな意味だと思うんだよね。
息子たかや
(おおっ、いい線いってる…!)
父
だから「花火の写真」をメインにデコってくよ。

母
私は「エモい」は「面白い」って意味だと思うのよ。
息子たかや
(ん…?)
母
「エモい」と「面白い」、響きも似てるからね。だから「面白いモノ」を作れば、おのずと「エモい」に繋がるのよ。
息子たかや
(?????)

「エモい=面白い」と独特な解釈を広げた母。どゆこと?

…と、とにかく! まずは父の作品から発表です!

「エモい」 作:父

良いね~!

「エモい=花火」に目を付けたのは流石。ピンク色の台紙も相まって、普通にそこそこお洒落な背面デザインへと仕上げてきました。

しいて言うなら、エモいというお題に対して「爆エモ」のシールを貼るのは短絡的かもしれませんが。

さて、対する母、どう出る…!?

「エモい」 作:母

…え!? 

こ、コレって…。もしかして…

INFOBAR(インフォバー)!?

【INFOBAR】
2003年にauから発売されたガラケー。カラフルなデザインが特徴的。「平成リバイバルブーム」の昨今では、とくに平成初期を象徴するアイテムとして根強い人気を誇る。

息子たかや
え!? これ全部手作り!? すごくない!?
母
母さん、昔の紅白ケータイこを使ってたじゃない?
息子たかや
紅白ケータイて。
息子たかや
でもそうだね。お母さんが初めて使ったケータイが、初代INFOBARだったもんね。

母
そしたら、こないだテレビ見てたら「いま若者の間であのケータイが大人気」って流れてたのよ。
母
だから、スマホの裏面が「テレビでも紹介されるぐらいの懐かしのケータイ」になってたら面白いんじゃないかなって。つまり、面白い=エモいってこと。
息子たかや
なに言ってるか全然分かんないけど、とにかくスッッッゲ!

判定

息子たかや
これはさすがに…

息子たかや
母の勝利!!!
母
やった~!
息子たかや
謎のロジックでも、平成レトロの象徴・INFOBARに辿りついたのは奇跡だし…。これは文句なしで「エモ」だわ。

スマホ裏アレンジ対決③「たかや」

残すところあと一戦。

最後のお題は、息子である「僕(たかや)」を自由に表現してもらいます。両親は我が子をどう表現するのか!?

制作スタート!

母
たかやでイメージするのは「落語」かな~。
息子たかや
あ~~!

たかや、小学6年生

息子たかや
そうそう。俺、小学生のころは近所の落語教室に通ってたんだよね。
息子たかや
この写真はその教室で作成された会報誌みたいなヤツだ。懐かし~。
母
友だちに連れられて見学に行ったら、見事に落語の魅力にハマっちゃってさ。

母
あの頃は目を輝かせながら毎週教室に通ってたし。母としては、そういう想い出が印象に残ってるわけよ。
息子たかや
なるほどね~。

父
「落語」もいいけど、たかやといえば「マンガ」かな~。
父
たかやって、ほんと昔っから、ず~っと絵を描いてたもんね。
息子たかや
……… 待って待って。お父さん、それって

息子たかや
俺の中学時代のノートだね?

父
ほ~んと、隙あらば学校のノートに絵を描いててさ~。
息子たかや
いや、待って待って待って。

息子たかや
ノート開かないで。おい。父。おい。
父
こんなに絵が好きなら、たかやは将来、絶対マンガ家になると思ってたんだけどな~!
息子たかや
おい!!! ジジイ!!! おい!!!

父
おお~。
息子たかや
おい!!!!

母
FKT?
父
不良・更生・チーム(FKT)。なるほどね。
息子たかや
あ゛ぁ゛ぁぁああ~~~~!!!!!

ノートの裏表紙

父
裏面はもっとスゴいよ。
母
え、すごい! 上手!
息子たかや
あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば…。

息子たかや
……たしかこの頃、なんとなくのイメージだけで「グラフィックデザイナー」って職業に憧れててさ…。
息子たかや
で、教科書やノートの端っこに、それっぽいイラストを描くのにハマってたのよ…。
父
普通に上手いじゃん。
母
そうそう。いまからでも目指せるよ。
息子たかや
あ゛ぁ゛ぁ~~~!!

たしかに「家の中にあるモノならなんでもOK」と伝えてたけども…。こんなことなら、郵送した企画資料に「黒歴史禁止」と明記しておくべきだった…。

………とにかく、2人とも完成したのでお披露目です!

「たかや」 作:父

僕の中学時代のオリジナルイラストをベースに、ステッカーや父直筆の文字(「マンガ大好」とか)をデコレーション。絵に没頭していたあの頃の息子を表現してくれました。

でも…まぁ……。

あの頃グラフィックデザイナーを目指してた僕の作品が、時を経て、父のスマホ裏のデザインに採用されたって考えたら…。夢が…叶ったのかな…。もうそれでいいや…あ゛ぁ゛ぁ~~~。

「たかや」 作:母

落語少年だったあの頃を再現!

和柄の折り紙を散りばめるなど、全体的に「和のテイスト」でまとめ上げています。

母曰く「たかやの写真が白黒だから、その分、周りをカラフルにして対比させてみた」とのこと。俺よりデザイナーの素質あるじゃん。

判定

いよいよ最後の対決。ここまでは1対1の引き分け。果たして、勝利はどちらの手に……!?

息子たかや
勝者は……
息子たかや
母!!!

母
いえ~~~~い!
父
うそ~ん…。
息子たかや
マジでどっちも良かった…! 本当は優劣もつけたくないけどね…!
息子たかや
でも、母のほうが全体的な統一感があって良かったかな…。
息子たかや
ていうかやっぱお父さんのほうは、恥ずかしすぎて直視できん…。

父
そんなことないのに。
母
自信持ちな~?

対決を終えて

終了後の感想戦

「スマホ裏アレンジ対決」以上となります。

スマホ文化に疎い両親に挑戦してもらったら、想像以上に盛り上がる結果となりました(黒歴史発掘を含め)。

ぜひみなさんも、自分の家族や友人と「スマホ裏アレンジ」で対決してみてはいかがでしょうか?

とにかく、今回、いくつもの力作を生み出してくれた両親、本当にありがとう! 最高の親!

ちなみに今回は、新品のクリアケースを使って対決を行いました。

なぜなら……

もともと、両親のスマホケースの裏は、孫(僕にとっては姪っ子)にシールでデコられていたからです。

両親曰く「孫のセンスには敵わん」とのこと。だよね!


編集:ノオト


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10 件のコメント
1 - 10 / 10
結論、
会社経費で
実家へ帰りたかった
言われてみると、エモいという言葉、耳にしますが、意味を説明できないですね。年齢的なことを考えると、たかやさんのご両親・お二人とも上手に作られたと感じました。楽しい記事を読ませて頂き、ありがとうございます。
面白い記事ありがとうございます。😃

ご両親お二人ともセンスありますね。
素晴らしい出来栄えでしたよね。

帰省するなら企画書の送付は不用だったのでは?と思ったのは私だけでしょうか?

最終的には姪っ子さんの勝利ってことですね🤗
素敵なご両親💓
裏アレンジって書いてあったから
タップして
何を起動させるかチャレンジかと思ったら違った😅
推しの子や、インフォバーがツボりました。素晴らしい感性をお持ちのご両親から、たかやさんが生まれてきたのですね。
ご両親のたかやさんへの温かなまなざしが優しさが伝わってきてホッコリしました。
帰省企画も面白い奇声〜楽しい企画の仲間入りをしそうですね。
素敵なご両親ナイスセンスですね。
たかやさんへのあったかい親心もにんまりじんわり伝わってきました🐾💕
ほっとほっこりhappy記事ありがとうございます☺️
ご実家でほっこり羨ましい
ご両親、滅茶苦茶センス良くてびっくりです
こういう作業は親世代の脳活には物凄く良さそうで、もっと広まると良いと思います
良い親孝行できて良かったですね
黒歴史のノートまで惜しみなく披露してくれるとは何というサービス精神でしょう😭
とりあえず私も、アルバムと過去のノートをすべてシュレッダーにかけることを固く決意しました。
たかやさんのルーツを窺い知る良回でした👍
人はいくつになっても親と子ですね😊
結論:実家が一番オチ着く m(__)m
スマホ裏アレンジ???初耳でしたが、楽しく読ませて頂きました。
ご両親のセンスに脱帽状態でした。
私や家族にやってみろと手渡されても何にもできないと思います。
そもそもスマホをそんな風に飾るという発想自体がありませんでした。
これから身の回りの人のスマホをされ気なく観察してみたいと思います。
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