
後継は出ない? 不朽の魅力「iPhone miniシリーズ」をできる限り長く使うにはどうしたらいいか調べてみた
ガジェット・ローカルネタ・卓球が好きなライター。過去に番組リサーチャーとして秘密のケンミンSHOWなどを担当。
「世界で最も小さく、最も薄く、最も軽い5Gスマホ」とAppleがうたい上げ、2020年から登場したiPhone miniシリーズ。
miniはスタンダードモデルより約1万円ほど安く販売され、小さいのに機能・性能は大きく変わらない優れものでした。
しかし世界はすでに大きなスマホを求めるフェーズに突入しており売り上げは伸びず、iPhone 13 miniに至っては、アメリカでiPhoneシリーズ全体の推定3%の売れ行きだったという調査結果もあります。
そのため、iPhone 12~13のわずか2シーズンしか発売されなかったのにも関わらず、日本では比較的売れたとみられ、まだ多くのファンがいるminiシリーズ。薄型のiPhone Airが登場したとき、「Airじゃなくminiを出してほしい」という声が上がり、「iPhone mini」がXのトレンドワードになったほど。
世界的に大型スマホへシフトする中で、12 miniの場合はなんと「133g」という軽量、それでいて5.4インチとそれなりに大きな画面サイズです。それでいて大きなスマホに負けないパワーがあります。
しかし気になるのが「いつまで使えるの?」というところ。そこで、miniシリーズの「不朽の魅力」を語りつつ、私の体験談に加えて「長く使うためのハウツー」を徹底的に調べ、その知見を共有します。
17 Pro Maxより100gも軽い!
改めてminiシリーズの武器というと、まず圧倒的な軽さです。
| 12 mini | 133g |
|---|---|
| 13 mini | 140g |
なお、12 miniの133gは、記念すべき日本初登場機となったiPhone 3Gと同じ重量。3Gはわずか3.5インチの画面でしたが、12 miniは5.4インチでこの軽さを実現しています。
ちなみに現行機種の重量はこちらです。
| 17 | 177g |
|---|---|
| 17 Pro | 206g |
| 17 Pro Max | 233g |
| Air | 165g |
| 16 | 170g |
| 16e | 167g |
このうち17 Pro Maxは233gと100g重くなっていますが、これが現在のハイエンドスマートフォンの当たり前の重さで、現に私が所有するGalaxy S24 Ultraも同じ233gあります。つまり今のハイエンドスマホより100gほど軽いのです。
小型iPhoneとして双璧をなすSEシリーズよりも、miniシリーズのほうが軽量。SEシリーズ最終版と思われる第3世代は144g、第2世代は148gと、4.7インチという画面サイズにも関わらずminiより一段階重くなります。
筆者はSE(第2世代)も使っていましたが、12 miniはそれより軽く画面が明らかに大きくなるため、満足度がてきめんにアップしました。指紋認証がなくなったことは痛手でしたが。
そして、これよりもっと軽いのが2016年3月に出たSE(第1世代)の113gです。しかしiOS 15でOSサポートは終了しており、2022年9月に出たiOS 16からは対応しなくなりました。
一応セキュリティサポートはiOS 15.8.7として2026年3月11日にリリースされています(3月末日現在)が、すでに機能・性能の面で時代遅れになっており、今後はますます通常使用が厳しくなるSE(第1世代)を今から使うのは現実的ではないでしょう。
iPhone 6も129gと、12 miniより4g軽量です。しかしこちらは2014年9月とさらに発売日が古く、iOSは12までしか対応していないので、今から使うのは賢明ではありません。軽さを重視する人にとって、miniシリーズが有力な選択肢になるのもうなずけます。
「手のひらサイズ」で今もハイパワー!
miniシリーズは、それでいて手に収まるサイズです。
| 12 mini | 13 mini | SE2/SE3 | |
|---|---|---|---|
| 幅 | 64.2mm | 64.2mm | 67.3mm |
| 高さ | 131.5mm | 131.5mm | 138.4mm |
| 厚さ | 7.4mm | 7.65mm | 7.3mm |
SEの第2世代と第3世代は同じサイズですが、これよりminiは幅が3.1mm狭く、高さは6.9mm小さくなっています。
厚さはSEシリーズと比べて、12 miniは0.1mm、13 miniは0.35mm厚くなりますが、もはや誤差のレベル。
Androidスマホに目を向けても、これほど小さいメジャーどころの現行スマホはありません。
Androidでも「Unihertz Jelly Star」のような小型スマホがごくまれに販売されていますが、現在は完全に大型スマホが主流です。
iPhoneは「戻る」を行う際に、画面の左端に指を伸ばしてスワイプする動作が必要になりますが、幅が狭いminiだと、ラクラク指を伸ばせます。
それでいてパワフルで、同時期に発売されたiPhoneのスタンダード機(無印)と同じSoC【※】を備えています。手持ちのiPhone 12 miniを、スマホの性能がわかる最も有名なアプリ「AnTuTuベンチマーク」で測ってみると、100万点を超えました。
※SoC:System on a Chipの略。機器やシステムに必要な機能を一つの半導体チップに集積したもの。
OSが違うのであくまで参考の数値ですが、これはAndroidの最新ミドルレンジ(中程度の価格)機と同レベルのスコアです。
こんな小さなボディで、大きなスマホに負けないパワーを今も秘めているのです。
何が違う? 12 miniと13 mini
共通点の多い12 miniと13 miniの2台ですが、どんな違いがあるのでしょうか?
まず同じ容量の12 miniと13 miniの価格を比較すると、1万円少々の差です。
中古スマホ販売店のイオシスでは、12 miniの中古Bランク128GBが28,800円。対して、13 miniの中古Bランク128GBは40,800円です(2026年1月23日現在)。12,000円ほど違います。
その差はやはり、性能にあらわれていました。
| 12 mini | 13 mini | |
|---|---|---|
| チップ | A14 Bionic | A15 Bionic |
| ビデオ再生 | 最大15時間 | 最大17時間 |
| シネマティックモード | 非搭載 | 搭載 |
| ビデオ撮影 | 光学式手ぶれ補正 | センサーシフト 光学式手ぶれ補正 |
| 最大輝度(標準) | 625ニト | 800ニト |
13 miniにはA15 Bionicチップが搭載され、12 miniのA14より、ベンチマーク計測で10%ほどCPUがパワーアップしているとされます。
ビデオ撮影は最大15時間から17時間に増加。映画のような映像効果を加えて動画を撮れる「シネマティックモード」を搭載し、ドルビービジョン対応のHDR 4K 60pのビデオ撮影も可能に。さらにセンサーシフト光学式手ぶれ補正となって補正の性能が強化され、ディスプレイの明るさを示す「輝度」も向上しました。
また、ノッチ(画面上部中央の黒い切り欠きの部分)の横幅が約20%縮小したことで、画面が少し見やすくなっています(縦幅は微増)。
そのほか、ストレージ容量のラインアップも違います。
| 12 mini | 13 mini |
|---|---|
| 64GB | 128GB |
| 128GB | 256GB |
| 256GB | 512GB |
ゲームアプリの容量が大きくなり、動画記録でもストレージを圧迫する時代では、「64GBでは全然足りない」という声が相次いでいます。
ちなみに筆者はサブスマホとして64GBモデルを使っていますが、メインスマホとして使用するには、128GB以上にするのが賢明です。
いつまで安全・快適に使える? 12 miniと13 mini
さて、12 miniと13 miniを使っている人の関心事と言えば、「いつまでOSのアップデートがリリースされるか」でしょう。
それは、これまでの傾向などから推定するしかないのですが、iOSの秋のメジャーアップデートは、あと1~2回提供される(?)のではないかと言われています。
セキュリティアップデートはそれよりあと1~2年+αほどリリースがある(?)とされているので、ざっくり言うと、
- 12 miniが2028~2029年ごろまで?
- 13 miniが2029~2030年ごろまで?
が現実的なラインではないかと思われますが、あくまで推定なので参考程度にお考えください。
今から買って長く使おうと思うなら、少し高くても13 miniを買って1年でも長くサポートを付けるのが賢明かもしれません。
結論としてはこう言えそうです。
- サブスマホでサクッと使う、とにかく少しでも軽いスマホを持ちたいなら12 mini
- メインスマホで少しでも長くガッツリ使いたいなら13 mini
純正バッテリー派は早めに替えよう
miniシリーズは本体が小さいぶんバッテリーも小さいため、バッテリーの持ちははっきり言って良くありません。
例えば、Apple公式サイトによると、12 miniのビデオ再生(ストリーミング)は最大10時間、現行シリーズの17は最大27時間です。
現在筆者の12 miniのバッテリーは最大容量が86%ですが、どのくらいストリーミング再生が可能でしょうか?
バッテリーが100%→0%になるまで、マイネ王のYouTube動画を明るい室内にて高画質で連続再生すると、8時間54分もちました(公式と再生条件は違うのでご参考程度に)。
意外と頑張りましたが、いつも待ち受け中に電池がどんどん減っていく印象なので、やはり電池持ちがあまり良くないとは感じます。
バッテリー交換の目安は「80%を下回ったら」と言われていますが、早めに交換するのもアリかも。
12 miniと13 miniのバッテリー交換料金はともに14,500円です(2026年1月23日現在)。AppleCare+に加入している場合は、最大容量が80%未満になっていれば無償交換の対象になります。
12 miniより古いモデルでいうと、Apple公式の一般見積もりページでは、iPhone 11はすでに11(スタンダード)モデルしかバッテリーが交換できず、他にはXRとSE第2世代がバッテリー交換できるのみです。
そろそろminiシリーズがバッテリーを純正で交換できなくなる日も近づいているので、迷ったら今のうちに交換しましょう。
まだある! miniシリーズのグッズ
そもそも、節約のためにminiシリーズを長く使おうとしている人も多いのではないでしょうか。
そんな人はグッズも100円ショップでそろえたいもの。しかし、100均でminiシリーズのグッズは希少化してきています。
100円ショップ最大手のダイソーでは、12 miniのグッズで残っているものは少なく、しかも残された商品も軒並み品薄。
モノによってはほぼ在庫が残っていないものも多いので、公式の在庫確認アプリを活用してからお店に向かってみてください。もし偶然見かけたら即ゲットを考えましょう。
ちなみにケースに関しては、「iPhone 2020(2021)」なる名前で出ているものも少々あります。それぞれ「2020→12シリーズ」「2021→13シリーズ」に対応するので、こちらも探してみてください。
13 miniに関しては、12 miniよりはダイソーでもグッズが比較的多く残っていますが、それでも調べた限りではクリアケースなどは在庫がほぼなくなっていました。
実は古いスマホグッズに関しては、最大手のダイソーよりもキャンドゥやワッツなどの100円ショップの方が多く見つかる傾向もあります。意外と宝の山なのです。
ちなみに一つ確認したいのが、12 miniと13 miniは一見同じ寸法に見えますが、果たしてケースやフィルムを流用できるのでしょうか? 結論から言うと、原則NGです。
12 miniと13 miniは、幅と高さは同じですが、13 miniの方が0.25mm厚くなっています。
13 miniのケースを12 miniに付けると……
意外とハマっている感じで使えなくもありませんが、カバーの縁の部分が妙に高く、操作する際に指に当たりそうで少し落ち着かない感じです。それはそれで落下のときにディスプレイを守ってくれそうな感じはありますが。
また、保護フィルムの場合は12 miniと13 miniだと上部のマイクの形状が異なっているために、フィルムの上のノッチ(画面上部中央の黒い切り欠きの部分)が合わず、ガラスの下に受話スピーカーとカメラ、Face ID関連センサーの一部が隠れてしまいます。
このように、12 miniと13 miniの間でグッズを流用すると、微妙に合わないので基本的にはそれぞれの専用のグッズを使いましょう。
それか、いっそのことAmazonで探しましょう。手ごろなケース・保護フィルムがまだまだたくさんあります。
おそらく続編は出ないminiシリーズを末永く愛用しよう
ちなみに、本当にminiシリーズのニューモデルは出ないのでしょうか?
以前ソニーが明かした話によると、「小型スマホ」は実はコストがかかり、企画・設計は難しいのだとか。
リーク情報を扱うリーカーたちも、miniシリーズの新たな開発の予定も確認できないため、おそらく13 miniが最後のminiシリーズになるのではないでしょうか。
だからこそ、残されたminiシリーズたちを大事に愛用していきましょう。
編集:ノオト


えっ!迷い方がそもそも違う🐾そこなのよね〜👛🏳
どちらも中古で探していますが・・…中々ドンピシャの出会いがないです。
ちょっと迷っているとソールドアウトになっておりましたーー😹
色々出遅れますが、情報だけでもガン見しておくね👀🐰👌
需要と供給のバランスが取れる良いお品は今後も販売をしてほしいですね。
mineoシリーズのグッズも興味深かかたっだです。
参考になりました。ありがとうございます。サンQノラ🐱🍡🌕
家族からはいい加減に替えたら?と言われますが、いまだに12mini と13miniのどちらも現役で使い続けています。このサイズからから離れられませんよね。バッテリーの持ちを含めて性能に何の不満もないのでずっと使い続けるつもりです!
iPhone16 Pro MAXをメインで使用してますが、重過ぎて手首が痛くなります。
iPhone13 mini欲しくなりました。
ゆんたぬ11@ゆずるノラ🐱🍡🍊さんと奪い合いにならない様気をつけねば😅
バッテリーは89%ですが、
メモリ64G版なので、最新os入れて最低限のアプリ入れて、残り17%です、
まだまだ使いたいです、
このサイズがいいんですが、もう出ないでしょうね
昨年11月に購入して使ってます。
サブ機6sにまだセキュリティアップデートが来て使えてますので、12miniも同様に長く使えると思っています。
おもちゃじゃ無いね。ははははは

これは私のためのスタッフプロでしたか。左 12mini 、画像では色 ミントグリーン? 分からないが、この色から入手したもの。右 13mini 黒くて見えない。色名もブラックでなかった。カメラに違いがあるとは知らず。撮ったものに大差はない気がします。
この二台とiPad mini ホームボタンのある世代までがApple の最高機と思います。
12miniと13miniの機能差で言えば、13miniはStarlinkDirect対応です(楽天の衛星通信はどうなんでしょう??)。
使うことがあるかは分かりませんが、今から(中古で)購入するならサポートも少しでも長く使える13miniですね。
Pro miniが1台あれば2台持ちとか考えなくていいんですが(^^ゞ
なるほどな記事でした。
検証ありがとうございます!
>> こらら さん
スマホを大切に使うのは良いことですね。私が悔やむのは、ウィンドウズ7を動態保存できなかったことです。
ウィンドウズ10にバージョンアップした後、バッテリーエラーで動かなくなった事です。
7のままで使っていれば良かった。
手になじんで操作しやすいコンパクト感。
大画面スマホに合わせたアプリやWEBサイトが多くなって
使いづらい点もあるけど、現役で今も使えるのはiphoneならでは?
字が、だんだん読みづらくなってきて…😂
加齢はせつないですね。いまは17の(比較的)広い画面で助かってます。
未だiPhoneSE3を愛用してます
ゲームをしない、在宅時はパソコン、写真はミラーレス一眼なので
サイズ感、ノッチなし、Touch IDが好みです
サポート終了まで使い続けます
他と比べることもないので特に不満もなく
ずっと使いたいと思っています
もし買い替えとなったら16eかな
ギリギリ物理SIMなので…
ちょうど今、バッテリー交換するか後継機を購入するか思案しているところです。