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スマホが落ちないポケットの位置はどこ? 20個のポケットで検証してみた
1993年生まれ。ライター。記事の撮影はスマホのカメラを使うことが多いので、スマホがないと生きていけない。
あ……。
500円落ちてる。ラッキー。
……いや、ラッキーどころじゃないわ。 500ぞ? おいおいおいおい。
っひょー(喜)(喜)(喜)
あ、
あぁっ、
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
こんにちは、ライターのたかやです。
誰しも一度は、このような経験がありますよね?
そんな悲しい事故を起こさないために、いま一度、ポケットの位置を見直してもいいのでは?
考えてみてください。スマートフォンが広く普及し始めたのは、ここ十数年の出来事にすぎません。対して、衣服のポケットの位置は、うん百年間、ず~っと同じ位置で定着しています。スマホはどんどんアップデートされてるのに…。ポケットは一向にアプデされてない。
また、SNSで定期的に話題になる「女性の服はポケットが少ない」問題。自分は男性なので、女性物の衣服については詳しくないんですが……。女性服の場合、ポケットの数自体が少なかったり、あっても浅めに作られていたりするんだとか。こうしたファッション事情も、スマホ落下の一因になっていると思われます。
だ・か・ら・こそ!!!
我々は今一度、「スマホを入れるのに適したポケットの位置」を探すべきなんです。うんうん。というわけで、検証してみます。
改めまして、ライターのたかやです。普段はここまでエッジの効いたファッションではないのでご安心ください。無印とか好きです。
今回の検証テーマは「スマホが落ちにくいポケットの位置を探す」なので、全身ポケット人間になってみました。
多くの人がスマホを入れる「(ズボンの)横ポケット」や「尻ポケット」に加えて……
「胸ポケット」や「フロントポケット」……
「肩」や「袖」…
(反対側の肩に「肩ポケット2」、袖に「袖ポケット2」をつけています)
「背中」…
「膝」「裾」の、計20か所にポケットを用意
ポケットの布地はすべて手作業で縫い付けました。
また、それに併せて「ポケットに入れるスマホ」も20個用意する必要があったのですが……。
スマホを20個用意するのは、予算的にもさすがに厳しいので…
上記の方法で「限りなくクオリティの低いスマホっぽいモノ」を量産しました。
それでも、粘土の量を調節して、1個の重さを171g(iPhone 15と同じ重量)で統一しています。そのため、限りなくスマホに近い物体であることは保証します。
この状態で、「ポケットからスマホが落ちやすそうな動作」をしていきます。
はたして、スマホが落ちにくいポケットはどこなのか…!?
1つ目の検証は「ほどけた靴ひもを結ぶ」。日常生活の中でも、スマホをポケットから落としやすい典型的な場面ですね。
最低でも「上半身が前かがみになる」の動作が必要になる以上、「胸ポケット」や「フロントポケット」からは落ちそうですが……
あ……!
「靴ひも」の検証結果はこの通り。
やはり前傾姿勢になる以上、どうしても「上半身前面」に位置するスマホは落下してしまいます。
しかしながら、多少の動きが発生した腕に位置する「肩」「袖」のスマホが落下しなかったのは少々驚きです。肩にスマホを入れる時代、来るか?
続いては、こちらも日常生活でスマホをポケットから落としやすい場面のひとつ、「トイレ」。
さすがに公共のトイレの中で撮影をするわけにもいかないので、今回は“ベンチ”を“便器”に見立てることにします(韻、踏んでないです)。
ズボンのボタンを外す → チャックを開ける → 脱ぐ → 椅子に腰掛ける → 立ち上がる → 履く → チャックを閉める
以上を一連の動作とします。
先ほどの靴ひもと比べて工程が増えますが、どうなるか……。
※これからズボンを下ろしますが、下にはインナーを履いているので安心してください。
チャックあけーの…
脱ぎーの…座りーの…
腰掛けーの…
立ち上がりーのからの、ズボン履きーの…
あっ!
というわけで、「フロント」「膝」「裾」のポケットから落下する結果に。
下半身メインの動作が大きかったため、「膝」や「裾」から落下するのは当然といえるでしょうか。ただ、前屈時に「胸」「肩」「袖」のポケットから落ちなかったのは意外でした。
それにしても、トイレでスマホが落ちやすい瞬間って「ズボンを下ろすとき」ではなく「ズボンを上げるとき」なんですね。今度から気をつけよっ…!
続いて「走る」。
「前方向への移動」「足の上げ下げ」「腕の振り」など、大きな動作のてんこ盛り。さすがにこれは、かなりの数のスマホが落下するんじゃ…?
ダッ!
めっちゃ飛んだ
折り返し
ゴール!
めちゃくちゃ落ちた。
「両国国技館の座布団か!」ってぐらい飛び交いましたね。
やはり全身を使った激しい運動には、ほとんどのポケットが耐えられないことがわかります。
これまでの3つの検証で、ズボンの両横、尻、両肩のポケットからは一度もスマホが落ちることはありませんでした。ズボン横、尻から落ちづらいことはわかりますが、肩も落ちにくいのは意外です。
たしかに考えてみれば、肩って他の箇所と比べて、大きな動きがありませんからね。そんな肩のポケットにスマホを入れるって、案外理にかなっているのかもしれない。肩のポテンシャルを感じます。
落下検証④「縄跳び」
次の検証は「縄跳び30回」を予定していましたが…
すみません。結果から先に言うと、まともに縄跳びができない体になっていました…。
もともと運動音痴だったのに、さらに加齢に伴う運動能力の低下が加わって…。
縄跳びをするのは20年ぶりくらいだけど、こんなにできなくなることってあるんだ…。
落下検証⑤「鉄棒で前回り」
何度もすみません。先に謝らせてください。最後の検証として「鉄棒で前回り」を予定していたんですが…
まず鉄棒に上がることができませんでした。
担当編集者に手伝ってもらって、なんとか上がることはできたんですが…
怖くて回れませんでした。
だって…うっかり手を離したら…
頭から落下して首の骨を折ってしまったら…
白状すると、実は人生で一度も鉄棒の前回りを成功させたことがなくて…。ぶっつけ本番でなんとなるかなと思ったんですが…。本当にすみません…。
今回は「スマホが落ちにくいポケット、まだあるんじゃ?」を検証してみました。
結果、
- ズボンの横・お尻など、下半身のスタンダードなポケットは強い
- 肩のポケットにポテンシャルを感じる
以上のことが分かりました。この記事が何かしらの参考になれば幸いです。
ちなみに…
低い鉄棒でも回れませんでした。ほんと無理……。
結論:スマホが落ちるより、人が落ちるほうが怖い。
編集:ノオト
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本当にお疲れ様でした🙇
有難うございます♥️
今年もお疲れ様でした。
来年も、おバカ検証楽しみにしてます。
笑わせてもらいました。
でも実際どこのポケットに入れるべきが迷う。ズボンの前ポケットが浅いやつだと座るときだけバッグに入れ替えてーとかやってると頭おかしくなる。
そろそろ専用の場所っもんを作るべき何じゃないかと思う今日このごろ。Gパンとかにツールを引っ掛ける場所とかもある訳だし
そう考えると靴下みたいなiphoneの専用ポーチも案外馬鹿にできないね。あれは要らないけど。
爆笑 (。ノω<。)ノ)) バシバシ
胸ポケットは落としやすいし、ネックストラップを使用していても自販機にコツンの光景は見ます。
パンツのフロントポケットは、階段昇降時のポケットからの飛び出しと脚が上がりきらなくてのつまづきに注意⚠️
お尻のポケットはスマホの折れとひったくりに注意です⚠️
服装が限られますが、カーゴパンツのポケットは機能的で役立ちます。ランナーが使用するアームケースは理に適う物だったんだな😊
今回、元ネタは「あれだな」が多めで最高に楽しめました!🤩
韻も踏んでいいんだYO~♪ \^o^/
>結論:スマホが落ちるより、人が落ちるほうが怖い。
実際にスマホを多数、カメラを外側に向けて街中を歩いたら罪に落ちそう (´>∀<`)ゝテヘッ
次回も楽しい検証を期待しています∩(´∀`)∩
朝から笑わせてもらいました😄
尻ポケットは椅子で画面を割ったことがあるので、横ポケットかな💦
少々動きに違和感がありますが…😉
スマホモックの重量を170gで計って作った点は偉い!
元陸上部なのか?クラウチングスタートが綺麗でした(笑)。
まだまだ若さを感じた(笑)。
そしてかなり走ったり、苦手な鉄棒にチャレンジしたりと、お疲れさまでした。たかやさんの意外な特性(?)が判明して楽しかったです。これを機にポケットの位置、アップデートされるといいですね。
ポケットにボタンかチャック付けて解決✋😂
スボンの後ろポケットに入れるか首に提げる派です📱
胸ポケットは一番入れてはいけない場所です。
ボトボトと振り撒きながら走る様は圧巻でした。
必要な時は自作の移動ポケットにスマホを入れて、ズボンのサイドに着けてますがウエストゴムがゆるいとずり落ちそうなのが悩ましいところです😇
後、記者の縦回転系運動の苦手っぷりと相変わらずの奇芸に草。人間が得意なのは投擲と長距離走なんで
別に恥ずかしくはないでしょうが、やっぱ工作系の人種なのねと納得。ご苦労様でした