「肩に鳥が乗ってるように見えるスマホショルダーストラップ」を作る

こんにちは、ライターのたかやです。「スマホショルダーストラップ」って便利ですよね。

スマホをポケットから取り出す手間もないし…。スマホの落下や紛失を防げるし…。ファッションのアクセントになるし…。なにかと重宝します。

それはそうと、「肩に動物が乗ってくる瞬間」って憧れますよね。なんか、メルヘンだし。

思えてきました。

なので、作ってみましょう

というわけで、まずは「小動物が作れる羊毛フェルトキット」を購入しました。

本当ならば、本物の小動物が偶発的に肩に乗ってくれるのがベストですが…。そういった瞬間、現実世界ではなかなか起こりませんからね。

まぁ、肩にパンくずでも乗せていれば寄ってくるかもしれませんけど。これがほんとの「肩パン」ってね（笑）

あっ、すみません。

羊毛フェルト、初めて作るなぁ～。

材料を揃える段階で初めて知ったんですが…。羊毛フェルトって、専用の針（フェルティングニードル）を使わないといけないんですね。

フェルティングニードルの先端にはかなり小さなギザギザがついてます。このギザギザのおかげで、羊毛の繊維を丸めたり絡めたりできるんだとか。へ～。

などと羊毛フェルトの豆知識を紹介しながら…

チクチクすること約2時間……。

わぁっ。

記事の展開的には、SNSの投稿でありがちな「参考写真とはかけはなれたクリーチャーみたいな羊毛フェルト」を作ったほうがよかったんでしょうけど…。そういうトラブルもなく、割と良い感じに作れました。羊毛フェルトでふざけるボケ、もうけっこう手垢がついてるし…。

これからの羊毛フェルトは、ちゃんと作る時代だ！！！

小動物さえ完成すれば、あとはストラップ部分と合体させるだけ。しかし、せっかくならストラップ部分にも少しこだわってみます。

僕が普段使っているショルダーストラップ、紐が黒色なんですよね。この紐に先ほど作った小動物を乗せても…。なんか…な～んかちょっと違和感。せっかくなら「自然に小動物が肩に乗ってくれてる」を演出したい。

そこで、ストラップを透明にすることに。手芸用品店で買ってきました。

あとは、透明紐を輪っかの状態にして…ホルダーを通して…肩の部分に両面テープを貼って……。

これで完成です。簡単すぎて逆に不安になってきた。

では、実際に野外で試してみましょう！

はたして……

「あ～あっ。昼間から公園でボ～っとするのは、最高だナ～」

「でも、昼間から公園で所在なさげにボ～っとするのも、これはこれで最悪だよナ～」

「なんか、素敵なことでも起こらないカナ～」

「………………」

…………。

……………………。

わ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？

わ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？

わーーーーーーーーーーーーー！？！？！？！？！？！？！？

…………。

……………………。

実際ほんとに肩に動物が乗ってきたとき、けっこうビビってこういう反応になりがちだと思う～～～～～～～～～！！！！！！！！！！！

でも嬉しい～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！

はいっ。とまぁ、こんな感じになりました。嬉しいですね。嬉しいです。

もちろん、スマホショルダーストラップとしての機能も有しています。

しかし、ストラップには透明な素材を使っているので、傍から見れば「肩に小鳥を乗せている人（つまり心が優しい）」にしか見えないわけです。……えっ、一石二鳥ってこのこと！？

以前から「ショルダーストラップの肩部分、なんか使えそうだな～」とは考えていたのですが…。そこにかわいいマスコットを組み合わせるというアイデア。

これ、けっこう良さそうじゃないですか？

今回は羊毛フェルトを乗せてみましたが、ほかにも「“推しのぬい”を肩に乗せる」みたいなこともできるわけだし。

……なんか、ビジネスチャンスの匂いがしてきた。芳しい、金の香りが（こういうことばかり言ってるから動物も寄ってこないんでしょうね）。

車が好きな人なら肩にミニカーを乗せてみるのもいいし！

スマホショルダーストラップには可能性がある

そんなわけで、以上です。スマホショルダーストラップに、小動物を組み合わせることにより、多くの人が憧れる「肩に動物が乗ってくる」を再現することができました。

実用性にも優れ、ファッションのアクセントにもなるスマホショルダーストラップ。そんなアイテムですが、新しい可能性を見出せたのも大きな収穫と言えるでしょう。言えるのです。

作るのも簡単なので、よかったらみなさんもぜひぜひ試してください！

ついでに……

コレもやってみたかったので、ついでに作ってみました。

「責任」

重く……肩にのしかかっております。

▼スマホショルダーストラップのレビュー記事はコチラ！▼

編集：ノオト