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【2024年】タッチペンのおすすめ人気モデル5選を徹底比較!100均やエレコムなどを検証して書きやすいものを紹介
フリーライターの湯浅です。
私はスマホやタブレットを操作する際に、画面に皮脂がつくのが気になってしまいます。そんな私にとって必須なのが、指の代わりに操作できるタッチペン(スタイラスともいいます)。仕事がら文書に手書きで修正を入れることも多いので、これまでにもさまざまなタッチペンを使ってきました。
最近はタッチペンの種類も増え、価格も100均の製品から2万円以上までさまざま。そこで、これらの製品には実際どのような違いがあるのか知りたくなり、人気の5製品で比較検証しました。
スマホやタブレットの画面(タッチパネル)を、操作するために使うペンの形状をした器具を「タッチペン」や「スタイラス」といいます。
指ではなく、タッチペンのメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
・指より細い形状なので、手描きのような細かい操作がしやすい
・手で遮られないので画面が見やすい
・指先が汚れていたり厚い手袋をしたりしているような場合でも操作できる
・画面が皮脂などで汚れない
・長時間タッチ操作しても指先が摩擦で痛くなることがない
以上のことから、文書に手書きで修正を書き込みたい人や、指先のハンドクリームなどで画面を汚しがちな人、ゲームのように長時間タッチ操作をし続ける人などには、タッチペンがおすすめといえるでしょう。
2. タッチペンの選び方
タッチペンは、100円台から2万円以上まで価格もさまざま。ペン先の形状や、対応端末が異なるなど、多くの種類が存在します。
まずはタッチペンの分類と、選ぶ際のポイントを解説しましょう。
2.1.タッチペンの種類
タッチペンの種類は主に3種類。それぞれ特徴が異なるため、以下の解説をチェックして自分の用途にあう種類を選びましょう。
タッチペンの中でもっとも一般的なのは「パッシブ型」と呼ばれるタイプ。ペンの先端に、指と同様に画面を操作できる素材を取り付けた製品です。いわば、単なる「指の代わりになる棒」ともいえます。
価格は100円~3000円程度と安価で電源も不要ですが、画面に反応させるには原理的に先端をあまり細くできず、ペン先が太めなのが特徴。そのため、細かい描画などの作業には適しません。
特定のスマホやタブレットのみ使える「アクティブ型」と呼ばれるタイプは、高精度・高機能なのが特徴。先端が細く、通常のタッチ操作はもちろん長文の手書きや精細なイラストを描くような細かい作業にも適しています。
また、単に「指の代わりになる」だけでなく、先端を押し付ける強さで線の太さなどを変えられる「筆圧感知」や、手のひらが画面に接触しても誤操作にならない「パームリジェクション」といった機能も持っています(後述)。
充電池を内蔵しているので使用前には充電しておく必要があり、価格は数千円のものから、2万円程度と高価なものまであります。アクティブ型の製品として有名なのは、iPad用の「Apple Pencil」、Galaxyシリーズ用の「S Pen」などがあります。
また、ここでは紹介していませんがパソコン用としては、Microsoft「Surfaceシリーズ」(の一部機種)用の「Surfaceペン」もアクティブ型のタッチペンです。
アクティブ形のタッチペンは、対応機種以外では使えないため注意が必要です。必ず購入前に手持ちの製品に対応しているか確認しましょう。
「パッシブ型」と「アクティブ型」の特性を合わせたようなタイプが「中間型」です。中間型は、基本的には「パッシブ型」と同じく「指の代わりになる棒」です。筆圧感知やパームリジェクション機能もありません。
ただし、電流を利用することで先端が細くても操作できる構造になっています。そのため、パッシブ型よりずっと細いペン先になっており、通常の操作はもちろんメモを手書きするような操作も可能です。価格は2000円~4000円程度と、アクティブ型よりかなり安くなっています。
つまり、パッシブ型の「ほとんどのスマホ・タブレットで使える」という特長と、アクティブ型の「ペン先が細い」という特長を合わせ持つのが「中間型」ということになります。
2.2.使用用途に合わせてペン先の太さを選ぼう
一般的なタッチ操作には太めタイプ
通常のスマホ操作、つまりホーム画面からアプリを起動したり、アプリでタップやスライドをしたりする操作なら、先端が太いタッチペン(パッシブ型)でも問題ありません。
また、じっくり考えながら操作するようなゲームなら、太いタッチペンでも大丈夫といえるでしょう。
なお、上記のような用途の場合、先端の細いタッチペンでも快適に操作することができますが、太めタイプのタッチペンは安価なものが多いです。
小さい文字やイラストには細めタイプ
小さい文字を書いたり、細かいイラストを描いたりするような場合には、先端の細いタッチペン(アクティブ型や中間型)が適しています。
また、「ディズニー ツムツム」や「パズル&ドラゴンズ」のように精密かつ素早い操作が必要なゲームを遊ぶ場合にも、先端の細いタッチペンが適しているかもしれません。ただしこれは慣れや向き不向きがあるので、プレイヤー次第とも言えます。
手書き文字や本格的なイラストを描きたい人は、筆圧感知機能が付いているタイプがおすすめ。筆圧感知機能とは、ペン先を画面に押し付ける強さ(筆圧)を感知して、まるで本当のペンや筆のように、線が太くなったり色が濃くなったりする機能です。
筆圧感知ができれば、イラストを描く際に1本の線で「だんだん太く(細く)」「だんだん濃く(薄く)」といった表現ができるため、いちいち設定から線の太さや色の濃さを切り替える必要はありません。
文字のとめ・はね・はらいも感知できるので、美文字の練習や、筆文字アートなどにもぴったりです。
パッシブ型のタッチペンは「画面に触れているか、いないか」の2通りしか感知できないため、筆圧感知機能がほしい場合、必然的にアクティブ型のタッチペン一択になります。
長時間作業をするなら「パームリジェクション機能」が便利。パームリジェクション機能とは、タッチペンで操作中、画面に手のひらが触れても、無視してくれる機能です。そのため、紙にペンで描いているときのように、画面に手のひらを付けた状態で描くことができます。
逆に、パームリジェクション機能がないと、手が画面に触れたときに、タッチ操作と認識されてしまい、タッチペン側の操作が反応されなかったり、意図しないところに線が引かれてしまったりします。そのため、手を浮かせた不自然な体勢で使わなければならないことも。
長時間手を浮かせた状態での作業は腕が疲れてしまうため、長い作業時間が想定される場合は、パームリジェクション機能付きを選ぶのがおすすめです。なおパームリジェクションは、パームリジェクション対応端末でのみ利用できる機能です(一部のiPadやGalaxyシリーズなど)パッシブ型には搭載されていないため、アクティブ型のみの機能になります。
2.5.劣化を防ぐためにペン先がカバーできるものがおすすめ
タッチペンのペン先はシリコンや繊維などで、柔らかく傷つきやすくなっています。通常のペンと同様、持ち運び時にはペンケースを用意するか、ペン先にキャップができる製品を選ぶといいでしょう。
ここでは「アクティブ型」「中間型」「パッシブ型」のタッチペンの中から人気の5製品を取り上げ、使い心地やタッチ時の反応などを検証します。
端末として使用したのは「iPad Air(第4世代)」で、そのほかAndroidスマホとしてmineoで販売しているフラッグシップ級のAndroid端末「Xiaomi 13T Pro」でも検証してみました。
「Apple Pencil」は、iPad mini/Air/Proで使える、「アクティブ型」のタッチペンです。現在は、4種類のApple Pencilが発売していますが、今回は「Apple Pencil 第2世代」で実機検証しています。
バッテリー駆動式で、充電はiPadの側面に磁石で貼り付けることで行ないます。4096段階の筆圧感知や、手のひらを画面に付けても誤操作が発生しないパームリジェクション機能が搭載されています。
手にしてみるとやや重さを感じます。それだけにしっかりとした造りで、描いていてたわむようなことはまったくありません。
表面の素材が滑らかで、持ったときの心地よさも感じます。手書き文字の筆記、精細なイラスト描画、高精度・高速性の必要なゲームでも非常に快適に使えました。
タッチした部分を精密に認識し、ドット単位の細かい描画もできます。素早く描画しても遅れはありません。滑りがよく、ひっかかりを感じるようなこともまったくありませんでした。
iPad専用なので、iPhoneやAndroidスマホに使うことはできません。ほかに比べて高額ですので、iPadを持っている方や、これからiPad買おうと思っている方におすすめです。
「中間型」のタッチペンです。指で操作できるスマホやタブレットならほとんどの機種を操作できますが、製品の公式ページで動作確認のとれた機種をチェックすることもできます。
バッテリー内蔵で、USB Type-C端子で充電します。
充電池を内蔵するタイプながら非常に軽量で、重量のバランスがいいので通常のペンと同様に動かせます。
円筒形ですが一部が平面になっており、金属面に磁石で貼り付けられるとともに、転がりにくくなっています。また、この平面部分に指をかけることで、ペンをしっかり握れるようになっているのも特長です。
剛性の高い構造で、強めに押し付けてもたわむことがなく、安定しています。
中間型だけあって先端が細く、樹脂製なので滑りも非常にスムーズ。意図した場所で正確に描画やタップ操作ができるので、手書きメモやイラストを快適に作成できるほか、小さいアイコンや、ゲームで細かい場所をタップする場合にも正確に行なえました。
Androidスマホでも、高精度かつ高速な反応でした。アクティブ型に対応していないスマホやタブレットで使うにはとてもおすすめの製品です。
「パッシブ型」のタッチペンです。青・白・黒の3本がセットになっているほか、交換用のペン先が3つ付属します。
ペン先はネジ式のキャップで保護されており、使用時にはキャップをペン先の反対側に固定しておけるため、無くす心配もありません。胸ポケットなどに固定しておけるクリップも便利です。
キャップがネジ式なので、ペン先をしっかり保護できます。ただし、使うたびに回して外す必要があります。軽量さが魅力ですが、それだけにペンを動かすと反対側のクリップの重さが若干気になることも。
ペン先が大きめなので安定感のある書き心地ですが、画面操作時にたわんで力が逃げてしまうことがありました。
ペン先の滑りはよく、ストレスなく操作できます。
アクティブ型や中間型に比べると若干の遅れはあるものの、正確に認識されます。1本あたりの価格からすると、かなりコスパの高い製品といえるでしょう。家族それぞれで使いたい場合におすすめです。
Androidスマホでも、iPadと同様に正確な描画と操作ができます。
「パッシブ型」のタッチペンです。先端は透明のディスク型なので、ペン先を画面に付けた状態でもペン先周りの表示が遮られずに見えるようになっています。
もう一方のペン先は、一般的なパッシブ型と同様のドーム形状になっており、用途に応じて2種類にペン先を使い分けることができます。
非常に軽量かつ、じゃまにならない短さ。それでいてカッチリとした剛性の高い造りなので、画面に押し付けてもたわむようなことがなく快適な操作感です。
ディスク型のペン先はきっちりとブレなく回転するので、ペンの角度を変えても画面にぴったりと吸い付いていました。キャップがネジ式なので、人によっては外す際に面倒と感じるかもしれません。
ドーム形のペン先はやや小さめなので、たわまず意図通り操作できます。
ディスク型のペン先は先端が大きいので精密な操作ができないかと思いきや、中央部だけが反応するので精細な描画ができます。摩擦も少なく、ペン先は軽快に滑ります。
反対側のドーム型ペン先でも、誤認識なく非常にスムーズな描画ができました。
Androidスマホでも非常に正確で高速な描画や操作ができ、かなりの精度や高速性の必要なゲームもプレイできました。私の中では、パッシブ型では一番しっくりきた製品といえます。
「パッシブ型」のタッチペンです。先端はディスク型で、反対側はボールペンになっています。両端ともにキャップがついているため、持ち運びにも便利です。
ボールペン側にはクリップが付いているため、胸ポケットなどに装着できるだけでなく「間違ってボールペン側をスマホに使ってしまった」ということが起こりにくくなっています。
非常に軽量で、持っているとは思えないほどです。ディスク部を支えている軸が柔らかいので、力を入れると折れ曲がることがあり、適度な力加減で使う必要があります。
また、タップが認識されず、目的のアイコンを数回タップすることがありました。
前述の通りディスク部がクニャクニャしているので、描いた線が途切れることがしばしば。「指の代わり」として使うなら問題ありませんが、文字の手書きやイラスト、ゲームなどでは使う際は少しコツが必要です。
とはいえ、タップやスライドといった操作は問題なく行なえるため、簡単な操作を目的としており、安価なものを探しているなら十分といえるでしょう。
Androidスマホでも、通常のタップやスライドの操作は問題なくできました。
ディスク部の摩擦がやや大きいのか、貼り付けてある保護フィルムによっては引っかかってしまうことがあります。
4. タッチペンは身近なもので代用できる?
タッチペンは、先が細ければなんでもいいわけではありません。タッチパネルが反応する素材でなければ使えないので、割り箸・爪楊枝・綿棒などは使えません。
「画面が反応する」だけでいえば、シリコンや導電性素材は反応する可能性がありますが、タッチペン用の器具でなければ画面を傷つけるおそれがあります。
本物のタッチペンが110円から存在することを考えると、代用品のことは考えず本物のタッチペンを利用するといいでしょう。
5. まとめ
タッチペンは高価であればよいというものではありませんが、タッチペンを長時間使用したり、細かい作業をしたりするなら、高機能な「アクティブ型」がやはり好適ですね。
また、今回さまざまなタッチペンを使用してみて、私としては意外とペンのデザイン・形状も重要だと感じました。軽量なタッチペンの頭部分にクリップやキャップなどが付いていると、グラグラとしてバランスが取りにくいことがありました。クリップやキャップを便利と感じる方も多いと思いますが、使い心地や快適さを求めるなら、シンプルなデザインをおすすめしたいです。
スマホ生活を快適にするタッチペンですが、「なくても使えるからな~」と購入を渋っている人も多いでしょう。100円台から手に入りますし、使ってみるときっと手放せなくなる快適なアイテムなので、今回紹介した商品レビューを参考にチェックしてみてくださいね!
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mineoさんいつもありがとうございますね😊
これからもmineo情報を期待してますね〜🩷

自宅ではタッチペンを使い、外ではタッチペンを使わず指☝️です通常に使用しているのは、パッシブ型でペン先が網目状もの
ゴム製は、画面フィルムが和紙タイプを使っている関係で使い難い
勿論持っていますよ、 Apple Pencil 第二世代(ペン先が壊れて、 Apple Care+ を使って交換しました)
Apple Pencil は、手書きなどに使っています
細ペン使いたいけど、筆圧が高いのでカチカチうるさくならないかが心配(笑)
もちろん端末が対応しているかはちゃんとみて欲しいし、
Android持ってる方ならAdonitが出しているペンも良さそう😊
たかー
もしかして、アップルのやつ?
記事を読むと、一番欲しくなったものだけど、
2万円もするなら、買う気しないなー
年収が億を超えたら買うかもだけど
今使ってるスマホ(A101XM (Redmi Note 10T))の新品価格より高いなんて、スマホ買った方がマシだと思う。(笑)
>長時間タッチ操作しても指先が摩擦で痛くなることがない
そりゃ 画面に皮脂を付けないからだよ。
俺なんて、スマホを買ったばかりの時は、保護フィルム貼った上にワセリン塗って、ギラギラにしてから、手で軽く拭き取って、滑りを良くしてから使うようにしてるよ。でないと操作しづらいからねー
光に当てるとテカテカ感あるから、お店で他人に見せる時は、多少気にして拭き取るけど、基本は気にしないなー
>> 人生かけてmineo契約 さん
乾燥が原因でしょうね。俺はアカギレ防止の為にワセリンを手に塗るようになってからは、操作に困ることはなくなりました。
タッチペンに慣れないと思ったら、ワセリンを試してみて下さい。
だいたい500g入りので1000円前後
小さいのは300円くらいで買えたはず
〃 使ってません😇
ありがとうございました!
(ダイソーはわかります 笑)
>> ミチロフ さん
星野さんが口、足つかったことを忘れていました。手で描くしか は訂正。指だと画面が汚れるので、気になりますね(指紋)
マイ肉球オンリーですね🐾
そろそろ買いたいなぁ〜と、今頃ふっと欲しくなる時があります。
乾燥にて肉球先がツルツルになってますね〜
お顔がツルツルになるノラ〜どっちもムリだね。
身体ほど言うことの聞かないモノないですね〜逆ばかり…ギャルならぬギャグぅーー
タッチペンも頭としっぽ1本で細字&更に極細字が書けるモノが欲しいですね。
最新情報ありがとうございました🐾🤗🖋
私用では使いませんが😅
……できれば、ペン先がゴムのもの・金属のもの・繊維のものとの比較も知りたかったです。
最新情報ありがとう❣