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バッテリーの長持ちを祈願して、
バッテリーの餅を作りました
スマホを使用していての代表的な悩み事は「バッテリー持ち」。長時間スマホで動画などを楽しむこの時代。その分、バッテリーの減りは激しくなってしまいますよね。
古来より縁起物として扱われてきた餅。長く伸びて切れないことから、長寿を願う意味が込められているんだとか。そういった意味でも、「バッテリーの長持ち」を祈願するには餅はうってつけだろうという目論見です。あと、ほら、長“持ち”と“餅”でかかってるし。
そんなわけで、ここからは「バッテリー餅」の制作過程をご覧ください。来年のお正月、みなさんにもぜひ作ってほしいので参考にしてくださいね(この記事、3月公開なので、正月まであと10カ月あります)。
当初は一人で作るつもりでしたが…。僕は餅を作った経験が皆無。そこで実家に帰省したタイミングで、両親の力を借りながら制作を進めることに。両親が昔から正月に餅を作ってた記憶があったので。
実家に餅つき機があることを確認できて一安心。これさえあればこっちのもんよ。「餅は餅屋」ならぬ、「餅づくりは実家」。決してすべての実家に当てはまらないライフハックに気づけたところで、さぁ、スタートだ!
まずはもち米を充分に水で洗ったのち、浸水。たっぷりの水で6~12時間、浸しておくんだとか。
長時間水に浸すことにより「米に粘りが出る(=モチモチする)」の効果があるらしい。
続いて、
➀充分に水を切る(30分)
➁餅つき機の底に水を入れる
➂もち米を投入
④蒸す
の工程。
さぁ、いよいよお待ちかねの「つく・こねる」の工程。
餅つき機が振動し、「ゴウン、ゴウン」と大きな音が鳴り響く。
あっという間に丸みを帯びてきました。
「ポチャッ」としたフォルムがなんとも愛おしい。ヤバイ。ほんとに疲れてるときにこのGIF見たら泣いちゃうかも。なんか、そんな気がする。
あと、やっぱり…なんつーか…。 これ…
お尻だ
風呂上がりの尻
感触もお尻でした
つきたてのお餅、お尻っぽい。みんなも餅をついて確かめてみよう!
続いて、「餅とり粉」をたっぷりまぶしたテーブルの上に、つきたての餅を広げます。餅とり粉をまぶす理由は、板と餅が張り付かないようにする役目があるからです。
今回はきれいに拭いたテーブルの上で餅を広げる我が家流スタイルですが、本来は「のし板」に餅を広げます。
この粘り! 弾力! ようやく「餅」と対面できました。
のし棒で伸ばしていきます。均一に伸ばせたら、あとは4時間ほど乾燥。
餅を乾燥させている間、せっかくなので臼(うす)と杵(きね)でもついてみます。
「さすがに臼と杵はないよね?」と聞いてみたら、「じいちゃん家にあるよ」と言われた時はビビりました。
なんでもこの臼と杵、僕の祖父が約50年前に制作したモノなんだとか。すげぇ、こんな立派なものを作ったなんて…。
祖父母宅でも餅つき機が導入されてからはすっかり使わなくなったそう。せっかくの機会なので、かれこれ30年ぶりに倉庫から取り出してもらいました。
蒸した状態のもち米を入れて…
「ガコンッ!」と臼と杵がぶつかる音が勢いよく響き渡る。
情けないほどにへっぴり腰。
雑魚極まれり。
振り下ろしに勢いのある母。カッコいい。
できました。見るからに美味そう!
美味ぇ!
つきたてだからこその、圧倒的なやわらかさ。臼と杵でつかれた餅は「こねる」ではなく「叩いてつぶされる」ため、全体の空気がしっかりと押し出されて密度が高くなるんだとか。
大根おろしがベストマッチ。美味すぎ。
ぶっちゃけ、当初は「市販されてる切り餅を加工すれば、手っ取り早くバッテリー餅が完成するんじゃ?」という考えもありましたが…。手作りして正解。つきたての餅、やばすぎ。
さて、機械でついた餅も切り分けられる硬さに乾燥してました。「バッテリーの形」に加工していきます。
厚紙で「バッテリーの枠」を用意。この型に合わせて餅をカット。
デザインナイフを使って細かくカット。
いまはまだ加工できるレベルの固さですが、時間が経つにつれ餅も固くなっていくので、スピードとの勝負。
いよいよ最後の工程。着色料でバッテリーの色を塗っていきます。
当初はどうやって色をつけようか悩みましたが、「一升餅」と呼ばれるお祝い用の餅が、食紅を使って餅に文字を書かれていることを知り、このバッテリー餅でもその方法を採用。
というわけで、以上の手順で「バッテリーの餅」ができあがりました。
はじめての餅づくりで、しかも「バッテリーの形」という史上初の試みで上手くいくか不安でしたが…。家族の協力もあって無事に作りあげることができました。
やったことは餅を加工して色を塗っただけですが…。ただの切り餅よりも可愛らしく見えるし、この記事を読んだみなさんもぜひ作ってほしいですね。
バッテリーの長持ち、それは現代人にとってもっとも切実な願いなのだから。
お祈りも済ませたので、食べます。果たして、どんな味がするのでしょうか。そもそも、ちゃんと焼けるのか?
お~! ちゃんとふくらんでる!
バッテリーのクッションみたいな見た目に。これはこれで可愛い!
豊満。「過充電」、そんな言葉が頭をよぎります。
まぁ、これはこれで可愛い。バッテリーだって、たまにはたくさん電気食べたいもんね。お腹いっぱいになれてよかったね~♡
は?
ヤバ
やばいやばいやばい。なにこの状態?え、怖っ。怖い怖い怖い。
なにこれ。バッテリーが膨張ってレベルじゃねーんだけど。
怖くなってきたので救出。
普通のお餅らしく、焼いていくうちに「ぷく~っ」って中央が割れるのを期待してたんだけど…。バッテリーの餅は、割れずにただ膨張していくだけ。なんで…?
…というわけで、「バッテリーの餅を焼くと、割れずに延々と膨張する」。
これが、今回のトリビアでした。
一口じゃ食えねぇ。
「バッテリーを長く持たせようとして~、『バッテリーの餅』とかいうわけのわからないモノを作った男がいるんですよ~」
「な~~にぃ~~~?」
「やっちまったなぁ!」
「男は黙って」
「人力発電!」
「男は黙って」
「人力発電!」
「…親父、ノリノリで手伝ってくれたよ~」
編集:ノオト
バッテリー持ちは永遠の課題ですね。
餅つき機を見て実家で使っていたことを懐かしく思い出しました。
餅が膨らむのは良いですが、バッテリーが膨張するのは困ります。
餅の膨張まるでバッテリー🔋
おいしところ全部父に持って行かれたが
よくやった。
バッテリー餅素晴らしいです。
お父様置お母様 ありがとうございました。
お子さんの頼みを聴いて一緒に物を造ると言う事は素晴らしい家族ですねえ!
たかやさん又、楽しい報告をお願いします。
関西では石臼で丸餅ですから、たぶん…
ただ、丸餅ではバッテリー作れませんね。
この企画は、
来新年渋谷のショップで開催希望!
綺麗所のキョン姉さんはじめ女性スタッフ一同(男性スタッフも)和服でオトソ振る舞い、
バッテリー(持ち放題)餅食べ放題?
おみくじ引いてハズレ無しで万歳!
ドコモプランは、あんころ餅
auプランは、きな粉餅
ソフトバンクプランは、海苔巻餅
鬼が笑っても妄想が止まらん
mineo 米と同時にmineo 餅米を作り、刈り取り時のイベントとして餅つきを実施すれば、盛り上がりそうです。
あ、赤色は…思いつきませんが…😓
今後も期待です(^^)
タイトル見ただけで、これ絶対たかやさんの作やと思いました(#^.^#)
なんせいつも感心するのは、ずく(長野県の方言)あるなあーという事
発想もさることながら実行力がすごい(*⁰▿⁰*)
そして番外編のお父様!やはり血筋ですねぇ
お母様も協力的で、いい家族の風景見せてもらいました╰(*´︶`*)╯♡
ありがとうございます
今年は田植えからやって作ってみてください。
お父様の餅つき姿、かっこいいですね。
餅つき機、懐かしいです
そして、お父さんの
やっちまったな(笑)クールポコねた
腹筋崩壊しました。面白いです。
バッテリー膨らんだらまずいですよね。
それに祈願なので食べずに奉納すべきでは。
相模原市にスマホのお祓いをしてくれる神社があるそうです。
焼餅はまるでバッテリーの膨張だね
食べたくなりましたぁ😆
このタイトルで「ああ、たかやさんの記事か・・・」と分かってしまうのが良いことなのか、そうでもないことなのか・・・
肝心の餅が膨らみ過ぎてヤバそうな気がしますが、楽しく拝見させて頂きました。
>来年のお正月、みなさんにもぜひ作ってほしいので
>参考にしてくださいね
>(この記事、3月公開なので、正月まであと10カ月あります)。
次の正月までには忘れているYO!
実家の台所感が半端ないですwww
杵と臼は一度使うとちゃんと洗って乾燥しないといけないから、だいぶ手間がかかります。
ご両親に感謝ですね。
お疲れさまでした。
つきたてってなんであんな美味しいんやろか
長いこと食べてないなぁ〰︎
次の実家ネタにも期待
そして ノリノリの親父さん最高!
なんともクール(ポコ。) な オチでした
>> _カブ さん
p〇v〇を連想させてしまうのは御愛嬌つか 「iOS動作確認結果」のタグは不要
じゃね🤔
うちの親戚の家には立派な石臼があって、昔はそれでついた餅を美味しくいただいていたのを思い出しました。