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スマホの充電ケーブルが、差込口にカチッとささる。
あの瞬間って気持ちいい。
そんな快楽に魅せられた一人の男が存在する。
彼こそが充電ケーブラーだ!
まずは彼のチャレンジについて説明したい。
これは自作した巨大iPhone。
底面には端子を接続するための「穴」がある。
充電ケーブラーは台車に仰向けで乗り、巨大iPhoneの穴をめがけて……
進む!!!
頭の端子がスマホの穴にささったとき、挑戦は成功となる。
繊細な発射角度の調整と適切なスピード加減が要求される、非常に難解なチャレンジであることは明らかだ。
また、仰向けで転がり出す以上、前方は一切見えていない。つまり、視覚以外の感覚を頼りに、巨大iPhoneにささる必要がある。
当然、ケガや事故のリスクが伴うはずだ。恐怖心はないのだろうか?
「恐怖心はありましたね。発射の位置がズレて、巨大iPhoneにぶつかってしまうんじゃないかという恐怖。台車から滑り落ちて全身を打撲してしまうんじゃないかという恐怖。いつご近所に通報されるか分からない恐怖…。挙げ出したら、キリがないですよ」
「惜しければ惜しいほど恐怖は増大するんです。たった数cmズレただけで、巨大iPhoneの底面に衝突してしまうわけですからね」
「ですが、その恐怖心こそ必要不可欠な要素だと考えています。なぜなら、恐怖心が大きいほど、端子がささったときに感じる快感(エクスタシー)も大きくなるからです」
そんな充電ケーブラーは、この挑戦を始めてみて、自分でも思いもよらぬ心境の変化に驚いたという。
「元々ね、人間が好きじゃなかったんです。って言うと、どこか中二病をこじらせたみたいですけどね。でも、本当に。この身体になる前の自分は、人間にうんざりしてたっていうか…」
「人間関係のトラブル。それによる疲弊。そしてネットを見れば、目や耳をふさぎたくなるような話題ばかり。もうね、人間から発生する全ての行為に嫌気がさしていました。『スマホにささりたい』という目的だけでなく、『こんな生活から離れたい』という願望もどこかにあったんでしょうね」
「でも、この挑戦を続けていくうちに、やっぱりどこかで人とのつながりが恋しくなった。結局、僕もその程度の人間なんですよね」
「充電ケーブルになったからこそ、人と人とのつながりの大切さがわかってきた。スマホが充電ケーブルとつながって生きられるように、人間も“つながり”があってこそ生きられるんです」
失敗を重ねていくうちに、台車がまっすぐ転がるようになり、惜しい場面が増えてきた。
「そろそろイケるんじゃないか?」
そう思い始めた時だった。
「行きまーす!」
キックオフ!!!
ささった!!!
う……
こうして、充電ケーブラーの挑戦は幕を閉じた。
見事、有終の美を飾ったのだ。
改めて充電ケーブラーに聞いてみたい。
ささってみて、どうだったか?
「気持ちよかったです」
編集:ノオト
相変わらずアホやな。゚(゚ノ∀`゚)゚。←褒めてる
ちゃんと刺されて良かったですねꉂ🤣𐤔
学校の語源だって、もともとは「暇」・・・。
何もかも実用的でなければならない、ということではないと思います。
こういうくだらなさを実践できるmineoは大好きです。
首をヤルことなく成功おめでとうございます。欲を言うと、数多の失敗集の画が一枚あればさらに唸ったです🐖♪これからも楽しみにしてます。
ご安全に😧
スタッフの方、ありがとうございます!
どうやら、私の笑いのツボには
刺さらなかったようです。
❌🔌😔😔
充電ケーブルになろうとは思いませぬが、人間不信になる時はあります
ありがとう💚
でも嫌いじゃない笑
途中、あの有名な開脚があるかと期待して
見てしまった。
いい天気で良かったですね
気の毒。
喜んでやってるなら変態だ。
私もカチッ!の瞬間すきです♪
次回のチャレンジも楽しみにしています!
次回も期待してまーす