9月のネットワーク状況について
こんにちは、がらむまさら@運営事務局です。
先日、人生初のボルダリングに行ってきました。
登るだけのシンプルなスポーツだと思ってましたが、やってみると案外頭を使うなぁと感じました。足や手をどのホールド(足場)に置くかを考えながら登らないと、重心が保てなくなって体制を崩しちゃうのでちゃんと考えないとすぐ詰んじゃいます。
すごく楽しかったので皆さんも機会あればぜひやってみてください!
さて、定例のネットワーク状況報告(2023年9月分)です。定例報告は、「Webページ表示完了時間」を測定し、箱ひげ図を用いて通信品質をお伝えします。
〜 本文は省略されました 〜
_カブさんのコメント
>> _カブ さん
ゆずるね。の 効果は(少)ないという意見を散見しますが、ゆずるね。で 節約された帯域は僅かであっても、特定の条件下(図の赤点線)では有効 という立場です
図(画像)は道路交通における渋滞発生を表したグラフですが、交通量をデータ通信量と読みかえて考えています
要求される帯域が 準備した帯域を上回る(赤点線の右側)と パケット破棄や破棄に伴う再送 などで スループットが悪化します
輻輳が発生し始める状況下では、僅かな通信量の減少でも 輻輳発生を抑制できるかもしれませんし、輻輳発生後も スループット悪化の抑制くらいは期待できるかもしれません
帯域が十分に確保されていて 輻輳発生がない場合(図の左端)は、ゆずるね。は 完全に「無駄金」です
逆に 帯域確保が(全く)不十分な場合(図の右端)は、効果はあったとしても「焼け石に水」です
MVNO各社は 価格と価値(サービス レベル)のバランスを狙って、輻輳が発生する 少し手前の帯域を確保しているはずなので、ゆずるね。で節約される帯域も有効 という考えです
(実際には 需要予測の難易度は高いので、予想以上の需要があると 輻輳も発生しますが、その場合でも スループット悪化の抑制は期待できます)
渋滞学・無駄学から見るダイバーシティ〈前編〉(2020年)
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/mana-biz/2020/06/post-447.phpindex.html