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2000年、当時ではめずらしい生理日管理ツールとして、サービスの提供を始めた「ルナルナ」。フィーチャー・フォン(ガラケー)の公式キャリアメニューとして登場した当初、多くの人の間では「女性の生理は隠すべきもの」といったネガティブイメージが強く、ルナルナ自体が社会的認知を獲得するのも容易ではありませんでした。
しかし2021年現在、ルナルナのアプリダウンロード数は約1700万人(2021年6月時点)。最近では性別を問わず、「パートナーと円滑なコミュニケーションを築くためのツール」として、サービスを活用する人が増えてきているといいます。
ローンチ20周年を迎えた2020年には、社会に向けて「女性が自分らしく生きることをエンパワメントしていく」というアプローチへ舵を切りました。これまでのルナルナのあゆみや新プロジェクトの背景について、運営会社であるエムティーアイの那須理紗さんに伺いました。
——改めて「ルナルナ」とは、どんなサービスなのでしょうか。
生理開始日を入力することで、次の生理日や排卵日、妊娠しやすい時期・妊娠しづらい時期を予測してくれるアプリです。メイン機能のカレンダーにはその日の体調やイベントなどを記録することもでき、長いスパンで女性の健康管理をサポートします。また「今日の指数」として、ダイエットに適した時期や体と心の状態など、女性が気になる情報をお知らせしたり、女性の体にまつわるコラムを随時更新しています。
——ルナルナがガラケーのキャリアメニューとしてサービスを開始したのが2000年。当初はどんなコンテンツを提供していたのでしょうか。
——当時、携帯電話で使える生理日管理ツールは他にはなかったんですよね。
——なかなか理解が得られない状況下でも、サービスの開発や導入を諦めなかったのはなぜですか?
——そもそも当時は、生理についてオープンに話す雰囲気がなかったですよね。
——そんな時代に、女性が自分の不調と向き合えるツールがルナルナだった、と。2010年代からはガラケーに代わってスマートフォンが台頭し、ルナルナも無料アプリとして配信されましたが、何か変化はありましたか。
——2000年代には、サービスに対して社会的な理解がなかなか得られなかったとおっしゃいましたが、その点ではいかがでしたか。
私は2013年入社なのですが、2010年代を迎えてすぐの時点では、正直社会の目線が大きく変化したという感じはなかったようですね。多くの女性がルナルナというアプリを使い始めたけれど、まだ公に言及すべきではない、と言いますか……。ただ、この時代に「妊活」というワードが登場したことは、ルナルナの機能拡充に大きく影響を及ぼしたと思います。
——なるほど、「妊活」はこの頃から話題になり始めたんですね。
——男性がルナルナをダウンロードするのは、センセーショナルだったのではないでしょうか。
——それが、妊活というムーブをきっかけに少しずつ普及するようになっていった、と。
——そう考えると、2010年代は男女ともに「相互理解を深めるためには、女性の体について情報共有が必要」という感覚が芽生え始めた年代とも言えそうですね。ルナルナ20周年にあたり、2020年に大きくブランドアップデートをされましたが、そういった潮目を意識されてのことだったのでしょうか。
——守りから攻めに転じていく、ということでしょうか。
——新しく「FEMCATION(フェムケーション)」という取り組みも始められたそうですが、詳しくお聞かせいただけますか。
——手応えはいかがですか?
——女性の体の仕組みや生きづらさについて伝えようとすると、どうしても「女性ばかりずるい」といった声が上がりますよね。SNSでもそういった論争や炎上をよく目にします。
——女性によっては、生理が原因となる避けられない不調によって、心身に余裕がなくなるケースも多々ありますよね。
——最後に、これからルナルナが目指す展望について教えてください。
>> ぐりーんぐりーんぐりーん さん
私もです!体調管理のため数年に渡り活用していたのですが、どこかのタイミングで大幅なアップデートがされた時に、突然今までのデータが全て消えてしまいまして、私のデータ返して!とその当時とても残念に思った記憶があります。自身の体調のバロメーターとされておられる方々が使用されておられる様ですね。
今後は、時代と共に更に使用し易く一目で確認OKとなるアプリになって行きそうですね。
需要があるかなぁと見込んでいましたが....
あのときはスマホが増えてきたなぁって言う時なので今と違うのかな?
えっテストで自分のを計りましたよ(;^_^A
こういう話題を取り上げられたのはちょっと意外でしたが、なかなか良かったです。
>> 伊勢爺い さん
以前にマイネ王掲示板で災害時の生理用品のコメントをしたら、メッセージで老男性から苦情が来た。男性も真剣に月経に関与すべきです。
結婚した男性が女性の生理を知らないって考えられない。
ある時有料サイトを全部解約たのでルナルナも退会したのですが、
よく考えたら今、あまり自分のカラダを管理してないなぁと思います。
またルナルナ使おうかな
もっともっと広まってほしいです!
自分の体調管理、大事です🎵
>> 伊勢爺い さん
苦情ってどんな苦情なんだろう。生理を知らない方だったんでしょうかね。テレビでもCMやってると思うんですけどね。ふしぎ。なかなか赤ちゃんを授からなかったのですが、これをつけ始めてしばらくしてから授かりました!
妻の体調を知るためにも役立ちますので、男性も利用してもいいかもしれません。
自分だけじゃなく娘にもありがたいです。
女性への理解がもっともっと広がって欲しいです。恥ずかしいものじゃない!!
そんなに前からあったのですね。
「キラキラ期」とか見るのが楽しくなります☆彡
個人差があるため、かなりな年になっても知らずに恥ずかしい思いをしたこともありました…。やはりいきなり口には出しにくいので、アプリをゆっくり見てみます(*^_^*)
課金までの継続使用期間は2カ月位だと、便利ならお金払っても良いかもしれません。
コメントされてる方がいましたが、ピンクやパステルカラーといった「女性性のステレオタイプカラー」から離れてくれると、更に有り難いです。そういう色のアイコンやデザインだと、使いづらい方も多いでしょうね。
正確に言えば、不安定で周期では無いと思っていたようです。
一緒に生活していて、周期があるのは一目瞭然でした。機嫌が少し悪くなるので…黙って話しを聞いている風に聞き流す…良く言えばひたすら受け入れる…。
生理には周期があること、人によって違うこと、失神するほど痛い人もいればそうでない人もいること、ホルモンバランスが乱れやすいこと、ストレスが周期に影響すること、不妊の原因は男女50%50%だと言うこと…
男性の私が伝えましたが、本人は納得しないので、レディースクリニックに行って、基礎体温を計ることに。
結果、周期はちゃんとありました。片方の卵巣からの排卵が上手くいっていないため、不安定だと思い込んでいたようです。そして、仕事のストレスで生理が乱れることもわかりました。
長年、不安だった部分が解消されて、ホッとしたようでした。
その後、妻の母親から女性の体について書かれた本が郵送で届きました… ちょっと、遅かった…
まだ恥ずかしい方もいると思います。
でも、自分の身体のことを知っておくことは大切だと思います。
基礎体温計は、もし可能なら値段ではなく、自分が測りやすいと思えるものを選ぶと良いと思います。
まだiPhoneの初期モデルが出たばかりくらいで2人ともガラケーの頃の話し。
もしその時にルナルナがあったら、便利だったかもしれません。
男性も女性もその他の方も、世の中、色々な人や色々なパターンがあって、相互理解が深まると良いなと思っています。
独身ダンシの私ですが、パートナーができたときは気遣いできる人間になりたいです。
親子でもしにくい。
まして、パートナーとなんて。って、20代は思ってたけど。
話してみると。みんな案外受け入れてくれる。
ちょっとだけ勇気を出すだけで、生きやすくなる。
相手に少しわかってもらえるだけで、本当にすごやすくなった。
一人一人、生理の時、どうして欲しいかは、違うから、わたしは、こうして欲しいって伝えるのが一番。
昔は生理の話はしにくい傾向でしたが、
時代が進むにつれて色々と話してみると、
周りの人も話を聞いてくれて理解してくれる様になりましたね。