フリマアプリの商品写真を上手に撮るポイントは? プロカメラマンに聞いた
元営業マンのWebライター。将棋、サッカー、ランニングが好き。
こんにちは。ライターのらむ屋敷です。
最近、メルカリなどのフリマアプリで物を売る人が増えているようですね。
私も利用したことがありますが、商品写真は特に何も考えずスマホでパシャパシャと撮っていました。何かコツや注意点はあるのでしょうか?
そこで今回は、プロカメラマンの栃久保さんにアドバイスをいただきたいと思います。
栃久保 誠(とちくぼ・まこと) 某アパレルメーカー店長を経て退職し、世界一周した後フリーランスの写真家として活動開始。さまざまなジャンルの写真撮影、映像制作に携わる。ホームページ→http://tochikubomakoto.com/ |
栃久保さんに撮影のコツや注意点などを教えてもらい、最終的に、
フリマで商品を閲覧された際に「いいじゃん!」と思ってもらえるような写真
を撮影できるようになりたいと思います。
ただ、フリマの写真は現実よりも美しく仕上げすぎると、実際に届いたものが劣って見え、結果、低評価を下されるような気がします。場合によってはコメント欄で「令和の大詐欺師」と書かれてしまうかもしれません。
商品のシワや汚れといった「見せたくない部分」を隠すような撮り方ではなく、あるがままの姿をできるだけ綺麗に引き出す、そんな撮影ができるようになるのが目標です。
今回の撮影場所は、私が住んでいるシェアハウスの居間。1面採光の部屋で、家具や物にあふれています。
天気は、おおむね晴れ。
窓から太陽光が差し込んでいます。
使用する機種は、こちらのiPhone 6。
被写体は、こちらの6つのアイテム。
素人とプロカメラマンとで、どのくらい写真の出来栄えが変わるか比較したかったので、6つのアイテムはすべて事前に撮影しておきました。
それでは、栃久保さんにダメ出ししてもらいつつ、プロカメラマンならどのように撮影するのか教えていただきましょう!
まずは、服からいきましょう。
撮影済みの写真を、栃久保さんに見てもらいます。
中央の太陽マークを上にスライドしたところ。簡単に明るくなった
並べて見てみましょう。栃久保さんの撮影した写真のほうが断然カッコいい。
続いても、服です。パーカーは長袖でしたが、今回は半袖のシャツで。
その差は歴然。栃久保さんの写真は、おしゃれな古着屋って感じがします。
同じスマホで撮ったとは思えない、衝撃的な変わりようです。
続いて、イルカのおもちゃです。
事前に撮った左の写真は、シャチにつかまってジタバタしていますが、栃久保さんのアドバイスを踏まえて撮った右の写真は、シャチから逃げ切って優雅にジャンプしているように見えます。
続いては、スマートフォン。
画面が黒くて反射が強いので、写真を撮る際の写り込みをどうやって防ぐかがポイントです。
画面の写り込みの有無に注目してください。綺麗な写真の裏側には、見えない努力があるんですね。
いよいよ最後のアイテムです。
栃久保さんの写真は、ドクロのまがまがしい雰囲気が見事にあらわれています。まさか黒に黒を合わすとは、想像すらできませんでした。
勉強になります!
面白いし、とても参考になります。
今はスマホを持っている人がどんどん増えているし、誰でもこんな風に撮影できる可能性が広がっていくとしたら、写真家や写真屋さんは困るだろうなぁ、10年後は別の仕事考えた方がいいかも、と心配になっちゃいました‧⁺◟︎( ᵒ̴̶̷̥́ ·̫ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
ともかく私の写真技術は数段アップしそうです୧⃛(๑⃙⃘◡̈︎๑⃙⃘)୨⃛
貴重な情報ぁㇼゕ̎と੭່ごㄜ¨ぃまਭෆ❛ั︎◡︎❛ั︎ෆ✩⃛︎*⁎
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ためしてみます!!
買いたいとは思いませんですがw
今までは、室内撮影で照明は点灯したままでしたが、光源を一つにすると良いのですね。
グリッドなんて、iPhone6限定の話は、凄く嫌!!
レフ板は、銀紙で無くで単に白紙でもいいのは、知りませんでした。
こういう企画をまた待ってます。
今後試してみたいと思います。