タクシー配車アプリは全人類が入れておくべき代物、足を骨折してまじで悟ったから説明させてくれ
本業はSEOやWebマーケの非常勤ライター。日本酒とワインとビールと美味しいご飯が全ての活力源。特技はカラオケ芸。好きな本は路線図、好きな音楽はヴィジュアル系
こんにちは、非常勤ライターのひにしあいと申します。
突然ですが、「一番使っているアプリ、TwitterとかLINEなどのSNSや連絡に使うものを除くとどれ?」と聞かれて、皆さんは何が思い浮かぶでしょうか。
世の中の方は、ゲームや乗り換えとかが多いんですかね。それが普通と思います。私もつい数カ月前まではそうでした。
ですが、私のiPhoneにおけるアプリ起動率No.1は今、もう完全に「mov」と「DiDi」の2強。
●mov
ダウンロードはこちらから→iOS /Android
名前だけ聞いてもピンと来てない方もいるかもしれませんが、要は「タクシーを配車するアプリ」です。
先に言っておくと、
「タクシー配車アプリ=急に体の自由が効かなくなった時、怪我した時に最も使えるアプリ」
です。これはもう標語にして貼りたいくらい。
今は元気でも、突然なにか不測のケガなどに見舞われてもおかしくないと思うので、今日はその良さについて全力で話させてください!!!!
筆者、数カ月前に足首を骨折する
駅の階段で急いで駆け下り、その勢いで転んで右足首の骨を折りました。併せて脱臼もしました。
複雑に折れてしまった結果、手術を経て1カ月の入院というなかなかな事態になりました。
病院内では車椅子生活を送っていましたが、退院して1カ月半以上、
「足に装具をはめ、松葉杖で移動」
という日々が始まることに。
筆者にとって、もともとタクシーは「飲み過ぎて終電を逃したときに乗るもの」。
そんな認識だったので、松葉杖生活が決まった瞬間も
「家から最寄り駅までは3分だしどうにかなるかなー」
余裕をぶっこきまくっていました。
そう、人とは「自分だけはできると思うもの」。
でも……
思っていたレベルの10倍以上まともに動けない
松葉杖……。恐ろしいほどに疲れることを、私は初めて知りました。
装具をはめ、練習も兼ねて家から駅まで行ってみると……
普段3分の道が、15分。
軽く見積もって、5倍かかる。
しかも汗だく。もう1日がむしゃらに働いた以上の体力が使われている……。
「駅まで行くのにこれじゃ、もう無理すぎる……」
でも、仕事のためにさまざまな所に行かねばなりません。
当時私はただでさえフリーランスになりたての状態であるにも関わらず、1カ月入院でほぼ働けていないわけです。
やるしかない。
前置きが長くなりましたが、そこで「タクシー配車アプリ」の出番になりました。
配車アプリ、あんまり知らない場所でも呼ぶの簡単
実は、足を折る前に数回タクシー配車アプリのお世話になったことはあったんです。
それは、どしゃ降りの夜。
友人の会社で仕事を終えた深夜0時、帰ろうとしたら外はどしゃ降り。しかも傘もない。会社の位置は奥まっていて、大通りに出てタクシーを拾うまでにずぶ濡れになることは確実。
友人は驚くべき早さで「配車アプリ」を起動してこう言いました。
「あ、5分後にはタクシー来るから」
耳を疑いました。
知らないうちに世の中はどんどん便利になっている。
私もその場で配車アプリを急いでインストールして、車を呼び、今いる場所にピンを立てたところ、スムーズに車が目の前に到着。
雨に濡れることなく家に帰ることができました。
「あれだ、あれに頼ろう」
退院2日目。
「タクシー配車アプリ」の存在を思い出した私は、この日から毎日のように使うようになりました。
当たり前だけど、家の前に横付けされる。最強に便利
まず何がすごいって、マンションの目の前に呼んだ車がいる。
何なら、予約時に行き先も入れてあるので、乗れば基本的にはなにも言わなくても目的地に連れて行ってくれる。
冒頭にお伝えしたとおり、筆者は「DiDi」と「mov」を利用していたのですが、他にも似たようなところで「JapanTaxi」や「S.RIDE」などのサービスがあり、簡単に比較するとこんな感じの違いがあります。
タクシーがサッとつかまる率がめちゃくちゃ高い! 即呼ぶなら「mov」
タクシーアプリで一番大事なのは「つかまりやすいこと」。そう考えると、今すぐ呼びたい!時間やばい!なんて時には「mov」が役に立ってくれた率が筆者個人としては多かった! あと、車を呼ぶ前に表示される「◯分で到着」って表示がかなり正確。
「タクシー呼ぼうかな、どうしようかな」って時に到着時間から判断できるから、「タクシー配車しちゃったけど、思ったより時間かかって来ないなぁー」というミスマッチが起きづらいのが良いポイント。行き先を入れなくてもサッと呼べるのも、急いでいる時にとても良い。
もう本当にとにかく安くなる率が高い! 安くタクシー配車するなら「DiDi」
「東京都内迎車無料キャンペーン」とか「PayPay決済で半額キャッシュバック(最大2,000円)」とか「金曜日1メーター無料」とか、安くなるキャンペーンを何かしらやっている。しかも迎車料金もほかのアプリと比べてデフォルトで100円安い。
なんというか、同じ距離を乗るなら、DiDiで乗っておけば何かしらの「安くなるキャンペーン」の恩恵を受けられる安心感がすごい。そのため、そんなに急いでいないときは「DiDi」を選択することが多くなった。
特に10月にやっていた半額キャッシュバックはやばかった。4,000円までの距離なら半額キャッシュバックされる無茶苦茶なキャンペーンだったので、軽率にタクシーに乗りまくってしまった。
知っておきたい、細かいけど重要な違い
タクシーアプリを入れておくと想定以上に便利になるのはわかってもらえたと思うんですが、細かくいろいろな点が違います。
●配車をしてからつかまる車が近くにいない場合の表示の違い
「mov」は近くに呼べる車がいない場合、配車の依頼をして1分以内くらいで「ここでは車がつかまらないからしばらく経ってからもう一度探してね」という案内が出る。無駄に待ち続けなくていいので、諦めがつくという意味ではいい仕組みだなと思う。少し待つか、別の方策を探すことができるからだ。
一方、「DiDi」は1分経過しようが3分経過しようがひたすらに探し続ける。ずっと探しているので「本当にタクシー見つかるの?」という不安な気持ちを抱え続けたままになるのは精神的によくない。
それに、キャンセルしようかなと思うと「もう少しで見つかるし、1回キャンセルしてまた探す場合もっと時間かかるぞ」といった主旨のメッセージが表示されるので、ずっと不安なままでアプリに拘束され続けてしまう。あまりユーザーの立場からするとよくないなーと思う。
なので、「mov」は呼べるか呼べないかがすぐわかるけど、「DiDi」はそれがよくわからないってのが大きな違い。
「mov」は呼ぶ位置を中心にして直線距離で近い順に車が決まるらしいので、一定の距離に呼べる車がいない場合に「ここではつかまらないよ」と案内してくれるんだろうなーと思う。
●「行き先」を入力しても、運転手さんが「行き先」を知るのは人を乗せてから
DiDiの運転手さんに聞いたところ、アプリで配車をお願いした時に行き先を入れても、その行き先表示は配車を受け取る運転手さんにはわからない仕様になっているとのことだった。
元々は行き先もわかった上で配車の情報が来たらしいのだけど、それだと近い距離で移動しつつお客さんを拾いたいから配車を取らない運転手さんが続出してしまい、運転手さんに「行き先情報」が開示されない仕組みなってしまったのだそう。乗る側としては、長い距離、短い距離で差別されない良い仕組みだなと思う。
※DiDiでは「40分後に六本木駅前」のように、時間指定の配車予約もできる。その場合は行き先も見えるのだそう。運転手さんを拘束する時間があるからなんだろうな。
配車アプリで呼んだタクシーの運転手さんに聞いた耳寄り情報
毎日のように「DiDi」か「mov」でタクシーを呼んでいたので、運転手さんと話した結果、どの運転手さんも言っていたのは下記の2つだった。
●2、3割収益が増えた
配車アプリを導入してから、ざっくり2〜3割くらい売り上げが増えているそう。
大通り以外の道を指定する人や、けが人、家でお化粧して少しも歩かずに目的地へ到着したい人など、これまでだと拾いきれなかったお客さんのニーズを取り込めている感覚があるのだそう。あと、自分のあまり知らない地域を走っている時も、アプリがお客さんの呼んだ位置まで詳細に誘導してくれるから、そこがめっちゃ便利って言ってました。
●朝の通勤や夜の退勤の時間帯は、配車アプリの通知を切っていることが多い
たしかにそうだよなと思うのだけど、朝の7時から9時くらいまでは通勤でタクシーを止める人や移動で止める人がかなりいるので、配車アプリの通知を切っている運転手さんが多いことが判明しました。
運転手さんいわく「道を普通に流していた方がお客さんいるからね」とのこと。通勤ラッシュや夕方の人が動く時間帯は配車アプリだと難しかったり、マッチングされるまでに時間がかかったりすること、覚えておいた方がいいです。
まとめ
筆者は、松葉杖に移行する前の、車椅子状態の時にも旅行先の札幌でタクシー配車アプリを使ったのですが、あと何分で来るかが前もってわかって、準備できるのはやっぱりものすごく便利でした。
怪我して体がうまく動かせないからこそ、余裕をもって動けるのはとても助かったんですよね。
大概の配車アプリで運転手さんと事前のコミュニケーションもとれるので、「松葉杖をついています」と一言入れておくだけで、すぐに自分を見つけてもらえるし、手助けしてもらえたりするのもスムーズ。
体がうまく動かせない人の対応を面倒がる運転手さんの場合、向こうから配車をキャンセルしてきてくれるので、そういう意味でのミスマッチも起きなくて、逆に良かった。
体が思うように動かない時に、毎日の移動のストレスがかなり軽減できたことはマジで文明に感謝。
ちょっと面倒だな……と思っている皆さんも、1つか2つタクシー配車アプリ入れて設定しておくとめちゃくちゃ役に立つ場面が来ると思うので、私からは全力でオススメしておきます!
(編集:ノオト )
タクシー配車アプリの情報、有難うございます😊
普段タクシーに乗る機会がありませんが、怪我などの時に強い味方になってくれそうですねっ👍
早く骨折が治ります様に、お祈り致します🙏どうかお大事になさって下さい。
ありがとうございます。
タイ🇹🇭へ旅行に行った時にグラブというタクシーアプリ🚕をフル活用してすごく助かりました。日本にもあればいいのになぁ〜と思ってました。
どうぞ、お大事になさって下さいね。
ライター根性がヒシヒシと伝わってきました!
こう言う時に活用できるのですね。
気になっていたサービスなので使ってみようと思います。
年寄りにも役立ちそう。
一度チェックして見たい。
寝違えで動けなくなりました。
些細な動きが痛みに変わり、
二・三日寝れば治るだろうと思ったのが間違い。
意識はしっかりしているのに、
PCは触れません。スマホもだめ。
寝るしかない。
寝違えた状態で寝るからさらに悪化します。しかし、動けません。
一人で暮らしていたため、
最終的には家族の車で整骨院に行き、
完治まで3日かかりました。
タクシー配車アプリは便利でも、
私の住んでいる地域はまだまだです。
アプリを作る会社も利益率を上げたいならさっさと全国展開していただかないとね...
逆に乗車時の確認が不十分で他の人に乗られた上クレジットがアプリに紐付けだったので乗ってもいないタクシー代を引き落とされた人もいるようです。(返金されたそうですが、実際に乗った人はタダ乗り?)
この当たりが改善されると双方にとって、もっと便利になりますね。
便利なのは都会だけでしょうね。。。
田舎はどないもならんよ(^◇^;)
自分の住んでいるところ、数年前に地元タクシーが撤退・・。
田舎は動けなくなったら入院しかない。
ただ、便利だけど配車されるまでのタクシー代もかかったりしました。
アプリで配車の場合は、流しの車も対象となり、また配車されるまで費用発生しなかったりします。
田舎や地方では、当然使えないのも確かにあります。
それはフリーwifiなどもそうですが、残念ながら物理的に無いので利用できなかったりします。
使えればラッキーなアプリなんです。
電話で呼んでも1時間は来ません。
(´-`).。oO (タクシーいつ来るかな?)って感じです。
車移動が基本なので。
なってしまわないか心配です。
当然配車アプリ側にタクシー会社からお金が入るようになっているでしょうから、
色んな思惑がタクシー会社によって異なるでしょうし・・・
幸いタクシー会社は電話で呼べば来る所を何箇所かあるので、まだここまでの
緊急事態になったことないのが私の場合は幸いです。
ちょいとツッコミですが、札幌だと郊外に行かない限り流してるタクシーは山ほど
居ます。写真は札幌中心部にお見受けしますが(小声
自分の為にタクシーを利用したことは、まだ殆ど無いです。
なので、アプリ利用したことも無いですが、参考のために
後で
じっくり読ませて頂こうと思います。
早く治ると良いですね!
説明させて下さい ⭕️
こんな簡単な事も分からないとは、世も末だね
普段都会にお住まいの方には便利なんでしょうね。
ライターさんお大事に。。
どれが良いのか判断出来ず、僕は今までタクシーを呼ぶアプリを入れていませんでした。
こちらは対比されている事もあり、非常に参考になる情報と思います。
ありがとうございます。
それにしても、足は使う場所なのでお困りですよね。
少しでも早く快方へ向かいますように。
お大事になさってください。
折れた骨がくっついた後にリハビリが待っていると思いますので頑張ってください。
世界で考えたならば、サービス提供エリアなんて
無いに等しいレベルでしょうに。
そして私が住むところもサービスエリア外ですわ。
大阪府内ですがね。
単にアプリの紹介記事としてなら
良い点悪い点指摘して良い記事だと思いますが
全人類とかさせてくれとか
タイトルのせいで不快に感じてしまいましたわ。
しかし、また厄介なところを脱臼してしまいましたね。
仕事をしないといけないのは如何しようもありませんが、後遺症を残さないようにリハビリ頑張ってくださいませ。
私の住む彦根もクルマ社会ですから、アプリでタクシーを呼ぼうとしても拾えるかどうかビミョーですね...σ(^_^;)
語彙が貧弱なお綴りを、わざわざ賛美している人って、
仲間内か何かなのでしょうか?
「タクシー配車アプリは全人類が入れておくべき代物、足を骨折してまじで悟ったから説明させてくれ」
↑↑↑
タイトル自体、憐れみを誘う悲しい咆哮。。。
いまどき「まじ」なんて使う生き物が、
大阪界隈にはいるんですねえ。。。
「全人類」とやらに向かって、猿山の大将気取りで
誰に何を叫んでいるんですか?
マイネ王から迷惑メールを受け取る利用者感情への
想像力が1ミリグラムも無いの?
以前某アプリを起動して、なんとなく「タクシーがこんなハイテク使わないのでは=変わった会社 or 運転手だけ来るんでは?」と不安になって、結局歩くことにしたことがあり。
運転手さんの「3割アップ」とか「通勤時間帯は通知をうけない」など、地味にいい情報。
欲を言えば残り2本のアプリも感想を知りたい。
今日、職場でちょうどタクシー配車アプリの話題が出たところでした。
出張が多い上司も便利だって言ってたし、わたしも入れておこうかなー。
タクシー配車アプリ、個人的にはPWAにして欲しい。年に1回程度しか使わないのにそのときのためにタクシー配車アプリを入れるのは、ストレージ的にもデータ通信的にもあまり好きじゃないので。
どうせタクシー配車アプリが使う端末機能なんてGPSくらいなものだと思うので、技術的には可能だと思うのですが、やはりストアにおけなくなるというディスアドバンテージの方がデカいんでしょうね。
前から気になるんやけど?
どうして、こう言う企画、スタッフ、社員自らしないの?
マイネ王の仲間に報酬として、スマホプレゼントして書かしてもイイやん?
何か、公務員や、公的機関やないんやし?まだ、成長途中の企業が?
企画を外にふって?何の意味あるん?
経費は?
その分、契約者になるべく還元したら?
よく分から無い。
関電の真似してるのか?
意見が割れることです
東京都心部や京都市街ならタクシー配車アプリは大変便利です
田舎だとアプリを使って配車してもクレジットカード決済に対応しても電子決済に対応できないタクシー事業者もいますよ
健康で身体が自由に動くことが贅沢だなと痛感しました
お大事に
て言うかそもそも某の住んでるエリアでこんなサービスあるんだろうか???
今だと相乗りできるアプリもあるみたい(外国でいうリフトとかそんな感じの) なので抵抗がない方、安く済ませたい方はそちらをおすすめしますm(__)m
日本も大きい車両限定で相乗り制度
大々的に許可してくれたらいいのに!!
いいのん教えてくれてありがと!おおきにやで!
足、大事にしてや!
いろいろ勉強になりました。
ひにしあいさんが別のウェブ媒体に載せた骨折(の功名?)の記事も拝見しました。普段は気付かない事って、実はいっぱいあるんだろうなーと。社会福祉が充実してくると、行動の制限が取り払われていくんだって感心しました。
脱線しましたが、みんなが豊かになる、こういったアプリがもっともっと増えていってほしいと思います。