ノン技術系メンバーが解説する格安SIMの仕組み

こんにちは、ひつじだろう@運営事務局です。
みなさんコメントありがとうございます。

■格安SIMの原価
「昼間100MB分の通信を1カ月すると約6000円をキャリア支払う必要があるなんて信じられない」というコメントをいただきましたが、まさしくその通りで信じられないかと思いますがホントなのです…。
6000円だとまだカワイイ方で、毎日お昼間にぶっ通しで動画やinstagramを利用されるとお1人で数万円のコストが発生したりもします。
混雑時間帯は使っちゃダメという訳ではなく、みんなでゆずり合いながら使っていただけるとありがたく思います。

繰り返しになりますが、お昼のデータ利用量は契約データ容量とキレイに関係するわけではありません。お昼の時間帯はみんながスマホを使うため、1GBの方は20GBの方の1/20という訳ではなく、おおよそ今の料金プランのような配分になっています。全体で見れば1GBのお客さまは通信量が少ないのですが、混雑時間帯に限ればそうとはいえないのです。

また、低速の200kbpsでの通信についても、皆さんはmineoにお金を払わずにご利用いただけますが、mineoはキャリアさんに費用をお支払いする必要があります(お昼の時間帯に毎日200kbpsで常時通信され続けると一月で5000円ほどの費用になります…)

アイデアファームでも0GBいいから安い料金のSIMが欲しいといったご要望いただくことがありますが、なかなか実現できない(みなさんのご期待ほど安くできない)のはこのようなところが要因となっています。
今回の記事をご理解いただければその背景が少し見えてくるのかと思います。