(応募終了)テレホンカードって、今も作られているの? 印刷会社に聞く最盛期と、最近の製造事情
1993年生まれ。ライター。記事の撮影はスマホのカメラを使うことが多いので、スマホがないと生きていけない。
こんにちは。ライターのたかやです。
「平成」から「令和」へと時代が移り、あっという間に4カ月が経ちました 。
元号が変わる前後、SNSを中心に「平成に流行った物を懐かしむブーム」が起きていましたね。平成5年生まれの僕も「こんなのあったな~!」と懐かしい気持ちになりました。
「懐かしい」といえば、みなさん“あのアイテム”のことも覚えていますか?
公衆電話専用のプリペイドカード「テレホンカード」です。
僕は小学生の頃、「迎えが必要なときはコレ使って!」と親からテレホンカードを持たされていました。携帯電話が普及する前は、かなりの人がテレホンカードを使っていたのではないでしょうか。
ちなみに僕は、他の同級生が10円玉を使って電話をかけてるのを尻目に、「へ~、君たち小銭使ってるんだ? 自分、(テレホン)カード持ってますけど?」とイキる嫌な小学生でした。
いやー、懐かしいですよね。テレホンカード。それと同時にこんなことも思います。
携帯電話やスマホの普及により、公衆電話を使う機会がほぼなくなり、テレホンカードの製造数もかなり減少しているのでは……? テレホンカードは今後、どうなっていくのでしょうか。
思いをはせているうちに、無性に気になってきました。
というわけで今回は、現在もテレホンカードの製造を行う印刷会社「アンリ」さんを取材させていただくことに!
大阪に本社を構えるアンリさんは 、テレホンカードのほか、QUOカードや図書カードなどのプリペイドカードの製造・加工事業を行う印刷会社。最近はマスキングテープやロールふせんの印刷がメインの事業になっているんだとか。
1985年の設立当初からテレホンカードを印刷しているとのことで、最盛期や最近の製造事情など、いろいろと聞いてみましょう!
はい。テレホンカードの注文数は少なくなりましたけど、だからといって印刷をやめる理由にはならないな、と。カードの本体があれば印刷できるので。他社さまで継続しているところもありますが、もしかしたら同じ理由かもしれませんね。
そう、そこなんですよ。QUOカードや図書カードはさまざまな加盟店で使えるので、もらったらすぐ使い切って、その後は捨てられてしまいますよね。でも、テレホンカードだと使う機会が少ないので、ずっと財布の中に入っている。つまり「自社の情報を常に持っていてくれる」ことが本当の狙いらしいです。
昨年、ソフトバンクで大規模な通信障害があった時、多くの人が公衆電話を使うための小銭を作るために、コンビニでおつりが出るように買い物をしたらしいんです。 レジに並ぶ行列もすごかったみたいで。そういう、もしもの時にテレホンカードがあると安心ではありますよね。
ポケベルの契約者数が一番多かったのが1996年あたり、いわゆる「ポケベルブーム」の年。学生たちが昼休みに公衆電話まで走って、友だちや恋人のポケベルにメッセージを送る……よくある風景でしたね。その頃はテレホンカードの製造数も多かったです。
▲動かすとキラキラ光る。子どもの憧れ、キラカード
当社は「金箔・銀箔加工」のカード印刷が得意なんですけど、そこに目をつけていただいた企業さんから、双子のご長寿タレント「きんさんぎんさん」のテレホンカードの注文をいただきました。お二人が出演するCMのキャンペーンのために作ってほしいというご依頼でしたね。
テレホンカードって、もしかしてそろそろ作られなくなっちゃうんじゃないの?
取材前はそんなことを思っていましたが、心配は無用のようです。QUOカードや図書カードと同じ印刷機でプリントできるからという理由に加え、公衆電話は国から設置が義務付けられているので、減ることはあってもなくなることはなさそう(公衆電話についてNTTさんに取材した記事はこちら )。
これからも「懐かしのアイテム」として、そして「もしものときの頼れるアイテム」として活躍してくれるのではないでしょうか。
頼る状況にならないのが一番ですが、みなさんも財布に一枚、テレホンカードを忍ばせておくといいかもしれません!
たかやさんがフリー素材を駆使してデザインした「照れ本カード」を、5名さまに1枚ずつプレゼントいたします!!
●応募方法
マイネ王にメンバー登録のうえ、こちらの記事のコメント欄のアンケートフォームにて「応募する」にチェックを付け、「ほしい理由」をコメントしてください。
●応募期間
2019年9月9日(月)~2019年9月23日(月)23:59
※応募は終了しました。
●当選連絡について
当選者にはマイネ王にご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
※メールアドレスのご登録がまだの方はログイン後にサイト右上のボタンからマイページに入り、設定でメールアドレスのご登録をお願いします。
●免責事項
・eoID連携済みの方が当選された場合、eoID連携しているお名前、ご住所宛に賞品を送付させていただきます。
・ご応募は賞品発送時点で日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・当選に関するお問い合わせはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
・当選者の権利を他者へ譲渡、換金はできません。
・当選者の住所が不明確な場合、また転居による住所変更などの理由により、賞品をお届けできない場合は、当選資格を無効とさせていただく場合があります。
・賞品の発送は10月上旬 を予定しておりますが、諸事情により多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
取材協力:株式会社アンリ
(編集:ノオト )
応募する場合は応募条件を確認した上、下記にチェックを入れてコメントを投稿してください。
確かに最近は記念クオカの方に移行しつつありますね。
でも、新たにテレカのプレゼントなんてなかなかやりますねー。
希望者少ないかな?
もしもの時の御守りに、「照れ本カード」欲しいです😊
公衆電話が減って、なかなか使う機会がない現在ですが、いつも免許証入れにテレカも入れてます。
非常時は携帯使えない時があるので、プチ御守りとして🙏
>マイネ王にメンバー登録のうえ、こちらの記事のコメント欄のアンケートフォームにて「応募する」にチェックを付け、「ほしい理由」をコメントしてください
応募したいのですが、「応募する」のチェックが入れられません。
昔、日本生命からもらった〇MAPのN君のテレカが今でも宝物です。
そのコレクションと一緒に「照れ本カード」を宝物にしたいです。