【アンバサダーレビュー】Xiaomi 13T Pro
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通信キャリア
mineo(全般)
総合評価
マイネ王運営さんからの依頼によりXiaomi 13T Pro を1か月ほどお借りしてのレビューを書かせていだきました。
レビュー内容について運営からの指示などは一切ございません。
あくまで私が使ってどうだったかという目線でのレビューになります。
価格
一括購入で101,376円となります。
マイネオ契約者の方はキャンペーン価格が適用され
84,876 円で購入可能です。
詳細スペック(すべて公称値)
SoC MediaTek Dimensity 9200+
RAM 12GB
ROM 256GB
OS MIUI 14 (Android13ベース)
重さ ブルー:200g グリーン,ブラック:206g
解像度 2712×1220 (144Hz)
カメラ (メイン)5000万画素, (望遠)5000万画素, (広角)1200万画素
防水 IP68
付属品 120w対応ACアダプタ, 充電ケーブル, ソフトケース
その他 おサイフケータイ対応
バッテリー持ちと充電速度
このスマホの最大の特徴とも言っていい充電速度についててです。
最近では珍しくなった付属充電器ですが、この充電器を使って充電することで120wで充電することができます。一般的なスマホは30wで急速充電といわれる中でこのスマホは4倍の速度で充電することができるのです。
手元の計測値で2%から100%まで14分で充電することができました。14分充電すればほぼ空の状態から満充電にできるとなると、今までの充電の概念が覆されます。朝起きてから歯を磨いている間に充電器にさしておけば充電が終わっているというイメージです。
今までは寝る前や出かける前に前もって充電をするのが習慣になっていましたが、このスマホを試用し始めてから出かける前の数十分前に充電器につないでおくというルーティンに変わりました。
一度味わうと戻れない病みつきになる充電速度です。
続いてバッテリーの持ちについてです。
画面を付けずに静止状態で置いておくと一時間に0.8%~1%程バッテリーを消費します。画面オフ時に電車で移動すると一時間当たり2.5%~4%バッテリーを消費します。移動時の基地局のバンドオーバーにおけるバッテリー消費が若干気になりますが、5000mAhのバッテリーを搭載しているので一日半程度は問題なく使えるような感覚です。
性能
SoCにMediaTek Dimensity 9200+を採用しています。SoCといえばSnapdragonが有名ですが、スコアで比較すると、Snapdragon8 Gen 2に匹敵するスペックを持っており、Antutuスコアは実測値で1507811点です。
Antutuスコアは30万点を切るとブラウジングでももたつきが見られ、若干ストレスを感じると言われています。
重量級のゲームをストレスなく遊ぶことができる目安が100万点程度なので、このスマホは十分なスペックを備えているといえます。
ディスプレイ
ディスプレイには有機ELが採用されており、液晶ディスプレイと比べて色味は非常に鮮やかで、暗い部屋でアニメを見る際も黒が消灯で表現されるので没入感が高いです。また、十分な輝度があるので屋外でも高い視認性があります。
リフレッシュレートは、最大144Hzまで対応しており、ブラウザの画面をスクロールした際などに文字をはっきり視認できるメリットがあります。また、対応ゲームでは高FPSでプレイすることでより滑らかな映像体験が可能となります。
唯一不満点があるとすれば輝度調整の不安定さです。
電車で窓から西日が一瞬だけ差し込むような場面で、ディスプレイが最大輝度になりその後暗くなっても明るさが戻らなかったり、暗い部屋から明るい部屋に移動しても一向に明るくならなかったりする場面が多々ありました。
今後のOSアップデートで改善されることを期待します。
通信
DSDV対応となっていますが物理sim+esimの組み合わせでのみ利用可能な点は注意が必要です。5Gに対応していますが、現状のmineoの通信速度で恩恵を感じることはあまりないと思います。
モバイル通信は特段目立った特徴はありませんが、WiFiは6Eに対応しており、従来の2.4GHzと5GHzに加え混雑の少ない6GHzでの通信が可能となっています。
カメラ
最初に海外モデルとの差についてです。
海外モデルはカメラ部分にライカのロゴが入っているそうですが、日本はSHARPがライカ社とパートナーになっている関係から、ロゴがカメラから削除されています。アスキーの記事によれば、海外仕様ではライカ社のチューニングによる色彩補正機能がついているそうです。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2310/25/news130.html
ただ、レンズなどは全く同じ仕様なので色彩補正モードをオンにしなければ全く同じ画が撮れると考えて問題なさそうです。
次に、カメラの画質面についてです。
広角カメラの画質はひどいもので数十年前のガラケーで撮ったような画質です。足りない画素と明るさを無理やり端末側で補正をかけるのでひどい見た目になります(Photographyに作例あり)
よっぽど被写体から離れられないといった事情がない限りは広角カメラは使用しないのが無難です。
通常カメラと望遠カメラは解像感が高く高品質な写真撮影が可能です。
色味については若干強調気味ですが、Galaxyのようなどぎつい色ではなく、今風のスマホの範疇に収まる補正の範囲内であると感じます。
ただ、Xperiaシリーズのような落ち着いた色調が好みの方は少し派手目に見えるかもしれません。
また、夜景モードはHDR風の色付け傾向が強く、昼間に撮影するよりも色がさらに強調されるのが特徴といえます。
AIモードと呼ばれる機能を有効にすると、少し画像の明るさを持ち上げる傾向が見られますが、そこまで顕著な差はみられないのでオンとオフの差はあまり体感できませんでした。
インカメラは自撮り写真を意識してかかなり明るめに撮影されます。
画質面をまとめると、写実的というよりは見栄え重視の傾向が強いと言えます。
続いて、オートフォーカスについてです。
AF性能については不満が残る結果となりました。
撮影時に狙った場所にピントを合わせるのが非常に困難です。
現在の私のメイン機であるASUSのZenfone9は中心に被写体を持ってきたらスムーズにピントを合わせてくれるのですが、この機種はピントを合わせるべき被写体が明らかな場合でもピント合わせに時間がかかります。
また、被写体をタップしてピントを指定しても後から確認すると別の場所にピントが合っていることも多く、Photographyに上げた桜の写真を撮影する際にも、ピント合わせに非常に苦労しました。
ポケットからさっと取り出し、写真を撮影してすぐにしまうという場面を想定すると、後から確認したときにピンボケした写真が撮れる可能性があるという点は頭に入れておかなければなりません。
最後にシャッター音についてです。
シャッター音がiPhoneなどの機種に比べて非常に耳障りです。
また他機種のシャッター音に比べスマートさに欠けるシャッター音です。
ほかの機種と比較されているYouTuberの方がいらっしゃいましたので動画を張っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=aE8H2vwP0SU
美術館などの静かな場所で撮影するのは不可能なくらいうるさいです。
画質がいいだけに非常に残念なポイントです。
このスマホによる写真の作例はPhotographyにアップロードしておりますので、詳しく見られたい方は下記のURLをご覧ください。
https://king.mineo.jp/photographies/2278
指紋認証
この機種の指紋認証は画面内埋め込み式の指紋認証になります。
5年ほど前に購入した画面内指紋認証の機種と比べるとはるかに高速です。ホームボタン搭載のiPhoneと同等かそれよりも早いくらいの感覚で認証できるのでストレスフリーです。
質感
端末の背面にはフェイクレザーが使用されており、滑りづらく、指紋が付着しにくいので非常に満足感が高いです。
ケースをつけても巨大なカメラ部分は保護できないことを考えるとバンパーケースなどレザーを生かすケースの使用がおすすめです。
総評
Xiaomi 13T Proは、圧倒的な充電速度と高品質なカメラを備え、防水やおサイフケータイなどの細かな点にまで配慮されたまとまりのある端末と言えます。
シャッター音や移動時のバッテリー現象の速さについては改善の余地があるとは言えますが、全体の性能と機能を考えると、これらは小さなデメリットと言えます。特に、120wの高速充電は他のスマートフォンでは体験できない利点で、これを一度体験すると手放せなくなるほどの便利さがあります。
以上を踏まえて、★4評価とさせていただきます。
レビューは以上になります。
購入をご検討の方は、下記からどうぞ
https://mineo.jp/device/smartphone/xiaomi-13t-pro/
価格
デザイン・大きさ
操作性・使いやすさ
バッテリー
auの13T持ってますが、たしかにシャッター音が大きくて、静かなカフェでは、撮影は恥ずかしいですね。
>価格
>一括購入で101,376円となります。
>マイネオ契約者の方はキャンペーン価格が適用され
>84,876 円で購入可能です。
キャンペーン情報が古くないですか?
>> 金太郎25@睦月🐾 さん
私の方が間違ってました。訂正致します。
>2%から100%まで14分で充電
怖いぐらい早いですね。
充電時の発熱(本体)はいかがでしょうか?