Google謹製端末で最新のAndroidが利用できる!
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通信キャリア
mineo(docomo)
総合評価
2016年2月にexpansysのセールで香港版16GBモデルを購入。
まだ一定の評価があると言う事で、今更レビューします。
スペック・仕様
■ディスプレイ
5.23inch 1,080×1,920 424ppi
■SoC
Qualcomm Snapdragon 808
■RAM
2GB LPDDR3
■ストレージ
16GB/32GB
■バッテリー容量
2,700mAh
■カメラ
リアカメラ:12.3MP f2.0 IRレーザーオートフォーカス
フロントカメラ:5MP f2.2
■サイズ・重さ
高さ x 幅 x 厚さ:147.0 x 72.6 x 7.9 mm
重さ:136g
■SIMサイズ
nano SIM
■対応周波数帯(バンド)
[UMTS(W-CDMA)]
B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 9 / 19
[GSM / EDGE]
850 / 900 / 1,800 / 1,900 MHz
[FDD-LTE]
B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 9 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
[TDD-LTE]
B38 / 40 / 41
[LTE CA DL]
B1-B3、B1-B5、B1-B7、B1-B8、B1-B18、B1-B19、B1-B26、B3-B3、B3-B5、B3-B7、B3-B8、B3-B19、B3-B20、B3-B28、B5-B7、B7-B7、B7-B20、B7-B28、B40-B40、B41-B41
■カラー
カーボン/クオーツ/アイス
■その他
・Micro USB Type-C
・3.5mm オーディオジャック
・指紋センサー
・センサーハブ
・加速度計
・ジャイロスコープ
・気圧計
・近接センサー
・環境光センサー
・磁気センサー
・Android Context Hub
・Bluetooth
・通知LED
2015年モデルの比較的標準的なスペックです。
SoCは爆熱で大不評だったSnapdragon 810ではなく、下位モデルの808を採用されたことで
発熱に関してはある程度緩和されています。
ただし、同じ世代のSoCという事でやはりしばらく使っていますとかなり発熱します。
※上位モデルのNexus 6Pは810
RAMは当時としても少なく感じた2GB。
せめて3GBにすべきだと、当時の価格も相まってかなり物議を醸しだしていたことも記憶に新しいです。
ブラウザとちょっとしたアプリを起動してるだけでも、気が付いたらタスクキルが度々発生。
Android 6.0から8.0まで使っていますが、この挙動は当初から変わりません。
今となってはエントリーモデルでも3GB端末が出てきましたから、もはや「評価するにも値しません」。
ストレージは16GB/32GBの2モデル展開。
特に理由がなければ32GBを選択しましょう。
SDカードが使えませんから、16GBもすぐ使い切ってしまいます。
写真はGoogleフォトがあるから、そっちでバックアップを取ってね!
というGoogleの自社サービスのアピールが垣間見えます(笑)
カメラは実用範囲内の画質、そつなくこなす感じです。
ただ当初から指摘のあったとおり、カメラのシャッターを押しても撮影されるまでのレスポンスが悪く
シャッターチャンスを逃すことがしばしば……。
色味も今使っているXperia X Compactと比べるとコントラストが薄くのっぺりした色味。
気になる方は気になるでしょうね、フィルターでの補正は必須かと。
これは過去何度と無くアップデートされる中でも、依然として改善されることのない弱点の一つです。
突出すべきは当時珍しかったUSB Type-Cの採用されたくらいでしょうか。
付属のACアダプタは充電が速いし、それなりに便利ですよ。
上にも書きましたが、どうしても最新のAndroidを利用したいなどの理由がなければおすすめできません。
素直に同じ価格帯の最新スマホを買いましょう。
ちなみに後継のPixel2シリーズが発表されましたね。
前回のPixelと同様、国内の取り扱いアナウンスはGoogleから一切ありません。
完全にターゲットとされる市場から切り離されてしまっています。
ちなみにNexus 6P/5Xが国内流通された最後のGoogle謹製端末なので、
OSアップデート保証期間も終了し、セキュリティーアップデートもそろそろ終わりを近づいています。
https://support.google.com/nexus/answer/4457705#nexus_devices
日本のAndroidの期待はもう絶望的とも感じさせられますね……。
価格
当時のexpansys価格で¥37,925でした。
発売当初のGoogle Play価格は¥59,800。その後、価格改定されて¥52,300。
為替レート的にも国内版は割高でしたので、当初は購入する気も起きませんでした。
Google Playからの購入よりも約¥14,000程度お安く購入できました。
現在の中古市場ですと、¥30,000程度から購入できます。
ちょうど2年前の端末ですから、価格的に競合してもスペックは現在のミドルレンジモデルよりも見劣りします。
「純正で最新のAndroidが使いたい!」などという理由がなければ、特に選択する理由は無いと思います。
デザイン・大きさ
Nexus 5からの乗り換えでしたので、同じLG製で別段抵抗はありませんでした。
以前と同様に若干チープなプラスチック筐体。
ただ4.95inchから5.2inchへのサイズアップという事で、片手操作がある程度出来ていたNexus 5と比べコンパクト感はなくなりました。
個人的に片手操作はちょっと危ないです。
片手で持つシーンは開いている情報を指紋ロック解除で見るときくらいでしょうか。
1年半利用していますが、やはりこのクラスのサイズ感は慣れません。
操作性・使いやすさ
Google謹製の素のAndroidを搭載していますので、無駄なアプリがなくサクサク。
最新バージョンのAndroid 8.0 Oreoも他メーカーよりもずっと早く利用できます。
バッテリー
一般的な容量なのであまり期待は出来ません。
他メーカーはバッテリー消費を懸念していろいろアプリ側で対策されてますが、
こちらはOS標準のバッテリーセーバ機能のみ、意外と減りが早いのでご注意ください。
今はKYOCERAの軍用モデル等ゴテゴテしたのに引かれます。
スマートなスペック高めな機種の代表にiPhoneありますが私は苦手でして。
昔はダイハード4みてはノキアに憧れたり
24みてはモトローラに憧れたり。
今私が使ってる機種はマニアックなイオンで一万円で買えるKYOCERA KC-S301AE スペック低くても消毒出来るので普段使いには最適です。
なにより安いしね。
京セラって、以前から海外じゃその耐久性から一定のニーズがあるんですよね。
デザインや表向きのスペックじゃ戦えないからということを逆手に取った上手い戦略だと感心しました。
海外じゃ何とか戦えている国内メーカーって昔からソニーと京セラだけですし……^^;
私もiPhoneは好きになれません。
iPodやそれ以前のMac、というよりそもそもAppleが……(笑)
私はゴテゴテは苦手で、良いカバー見つけて使いたい派ですね!
これはもう好みの問題ですが(笑)