AuBee elm. (CP-B43-Ab)SIMフリーのレビュー

コンパクトに運用するなら…でもちょっと不安定、あとセキュリティが

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AuBee elm. (CP-B43-Ab)SIMフリー
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AuBee elm. (CP-B43-Ab)SIMフリー

通信キャリア

OCN モバイル ONE

総合評価

3.0

最近では貴重な4"画面と、発売当時で既に\6800という超低価格が話題となったスマホです、3G専用なので現在では用途が限られるのですが、ある事情でテストしてみました。

まず、いきなりここから書くのもどうかと思いますが重要な事なので…
・この機種は3GのW-CDMA専用です、よってLTE専用のSIM(最近の楽天モバイルとか)は使用できません
・adupsのOTAアプリを使用しており、定期的にadupsサーバと通信しています、これを防ぐためには現状保証を捨ててrootを取って通信している箇所を完全に止めるか、処理速度の大幅低下を覚悟の上でNoRootF/W等のアプリで規制をかける必要があります
・画面サイズは4"ですが枠が大きいので外形はそれほど小さくありません
・一般にタッチ制度は悪く、当たり外れが激しい機種です
以上の項目でこりゃダメだと思う箇所が一か所でもあるようであれば他をあたった方が宜しいかと思います。
新品の時は割安感もありましたが中古でもそんなに値が落ちていないので…

さて、端末概要ですが、CoviaのFleaz NEOのF/W違いというか色違いです(苦笑)
CPUは多分Mediatek MT6580系(多分6580M)、A7コア1.3GHzx4+Mail-400MP GPUの構成で
RAMは1GB(空きは大体三割から半分くらい),内蔵ストレージは8GB(空きは4.5GBくらい)で、microSDは公称32GBのSDHCまで、実際にはFAT32の単一パーティションなら64GB以上も認識という単にexFAT対応が不完全というパターンです。
なお、MediatekのS4.4-5系の機種ではよくある事ですが、この機種も設定-ストレージで優先領域をSDカードにするか内蔵ストレージにするか選択でき、有線に設定された方に/sdcard/及び/sdcard0/でアクセスできます。つまり64GBのSDを用意すればアプリをインストールする領域は4.5GBのままですが、データ領域については実質内蔵ストレージ64GB機と同等となるため非常に使い勝手がよくなります(但しアクセス速度は遅いですが)
そしてこの機種はバッテリが取り外し可能でしかも標準価格が千円台と非常にお安く設定されています(Yahooショッピングからクロスリンクのショップで注文可能)
防水やオサイフ対応は残念ながらありませんが、一応AFのLED付アウトカメラ、一応映るインカメラ、2.4GHzのみながらWiFiとBluetooth4.0(A2DPは多分SBCだけ)、2点タッチながらIPSの液晶と3Gスマホとしての機能は一通り揃っており、最低限のスマホ機能は一応入れて限界までお安くというコンセプトになっています。
センサ類はGPS(A-GPS対応)、傾き、光、近接だけなのでジャイロが必要なアプリは使用できず、コンパスが無いため地図上では移動中以外向きの表示ができません。



※作成中、以下追記予定

価格

4.0

新品でも\6800の爆安価格だった訳ですが、発売から結構経ってはいるものの2017年夏段階でまだ中古相場は五千円くらいだったりします。
新品販売時は結構ポイントバックとかもやっていたのでほぼ値段変動が生じていないという…
出荷数(というか残存数)と用途の特殊性の問題からか、当たり個体については未だに需要は結構ある模様です。

デザイン・大きさ

3.0

4"画面なのですが、画面周囲のスペースは結構あり、4.5"クラスの画面を持つ機器とそれほど外形が変わりません。確かに5"機種よりは小さいですが幅63mm強ですのでXperia SX/Ray等の超小型機と比べるとかなり大きく感じてしまいます。4.5"機でも最近は65mm幅が珍しくない事を考えると4.5"機の筐体に4"液晶を入れる代わりにお安くという事でしょう。
前面はパネル周囲はプラスチック枠なので2.5Dガラスの機種のように側面をダイレクトに打ってガラスが砕けるリスクは低そうですが、多分ガラス自体は普通のガラスパネルだと思うので過信は禁物です。汎用の4"~4.3"用の強化ガラスパネルを張ることで強度は改善できますが只でさえ悪いタッチパネル感度がさらに悪化するのが一寸問題かもしれません。
通知LEDはあるのですが、どうも赤と青しか表示できない仕様のような気がします、バラしていないので確証はありませんがアプリから緑をリクエストしても赤になってしまうような動きです、閾値がどうなっているかは不明。
側面は背面にかけてややアールがあり、持った感じは悪くありません、メインカメラとLEDは縦配列で背面中央部上側、周囲は金属っぽい質感の部品で1mm無いくらいですが出っ張っています。悪いデザインではありませんが、もう少し工夫してもいいの二とは思わなくも無かったり…

操作性・使いやすさ

3.0

充電端子はmicroUSBが下部に、ヘッドセットは3.5mmが上部にあり、電源は右側面上部、音量は左側面上部という小型スマホの定番位置(反応はあまりよくないですが指は普通に届くと思います)、ストラップホールはありません。
電池蓋が硬いとよく言われますが、少なくとも黒色のリアカバーについては右側面下部の凹みに爪をひっかけて剥し、そこから爪固定の部材を剥す要領で取り外せばそれほど難しくは無いと思います。
タッチパネルの反応が悪いのは前述の通りで、しかも個体差が相当あるという話ですが、大凡画面周囲数ミリの範囲を使わないようにすれば随分まともに使えます。ハードキーもすべてタッチセンサで画面外にタッチ領域の方式で、タッチキー部分を操作するとランプが光ります。右キーがタスクキーに見えますがメニューキーでタスク切替は右キー長押しなのはCovia機の伝統のようです。

バッテリー

3.0

OS5の32bit機、1700mAhのバッテリと画面サイズを考えると可もなく不可もなくです。但し、バッテリは交換可能で交換用バッテリも安価なので予備バッテリをうまく使う事でかなりバッテリ問題は緩和可能です。
寧ろ問題なのは場照り残量表示がかなり宛にならない事の方で、半分くらいから一気に崖とか残り数パーセントで異常に粘るケースが同一のバッテリを継続使用していても時折見られるのが困りものです
※追記予定


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