The 鈍器
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通信キャリア
povo
総合評価
NECのAterm MR05LNを使い続けてきましたが、そろそろ5Gのモバイルルーターが欲しいなーと思っていたところ、イオシスに未使用品がいたので捕獲。
povoの1日フリー、4Gエリアで280M(bps)ほど出ました。これだけ出れば困ることはなさそうです。
MR05LNはクレードルを使って有線LANを利用していましたが、SHR01は2.5Gの有線ポートを内蔵しています。
下りの理論値は4.1G、Wi-Fi 6の理論値が1.2G、有線の理論値が2.5Gなので、条件がよければ実測2G近くは出るかもしれません。
SIMカード・MR05LN、SHR01の比較画像。ひたすらにでかくて重い、もはや鈍器といっても過言ではない大きさです。
重量は268gです。
参考までに、cheeroの10000mAhのモバイルバッテリは251gです。なかなかに重いですね。
サイズとバッテリ持ちは難ありですが、運用次第な部分でもあり、なんだかんだ気に入っています。
SIMロック解除対象外の機種ですが、mineo DプランのSIMを差したら使えました。もともとSIMロックは掛かっていないようです。
ドコモ版のWi-Fi STATION SH-52Aと共通仕様で、バンドも削られていないようですので、もし欲しい方は見つけた方を買いましょう(ドコモ版はSIMロック解除が必要らしい)。
以下、項目の評価。
価格
元々法人向けに発売されたモデルですが、後に個人でも買えるようになりました。全国に僅かのau直営店で予約をすると手に入るようです。お値段は7万円ほどとなかなかに張ります。
値段相応のハイスペックですが、4万ぐらいまで下がると買いやすいですね(ちなみにイオシスの未使用品で3万9000円でした)。
デザイン・大きさ
cheeroのモバイルバッテリを重ねたところです。でかさがおわかりいただけるでしょうか。
とはいえ、旅行で使うならキャリーカートに投げ込んでしまえばたいしたことはありません。
操作性・使いやすさ
タッチスクリーンの反応がよく、WebUIも洗練されていて使いやすいです。MR05LNとの違いで言うと、ポートマッピング機能はないようです。
バッテリー
このサイズですが、5G通信で4時間、4G通信で7時間しか持ちません。
重量は先ほどのcheeroの10000mAhよりも重いのですが、バッテリは4000mAhです。5Gアンテナの配置や基板のサイズを考えるとこれが限界なのかもですが、もうちょっとバッテリを積んでいただきたかったところ。
1日使うならモバイルバッテリか電源は必須でしょう。なお、本機はPD25Wを要求するので、一般的な18Wの充電器では充電しながらの使用はできません。ご注意ください。