雨の向こうへ

朝
外を確認する前に
雨音が聴こえ
此の朝が
雨だという事を知った
静かなシトシト音を醸し
降っている
それでも
外で感じたくなり
雨の降る外に
出てみた
三寒四温という言葉が
ふと浮かんだ
寒くても
雨でも
身体は
春の兆しを
感じ始めてる
雨が降ってる
此の朝が
何処かしら
春を思わせる
雨の向こうへ
感じる
光りがある事を
心は既に
知っている
身体も感じている
雨が降ろうと
はたまた場合に寄り
雪が降っても
三寒四温は
確かなこと
今朝の雨は
そういうこと