楽天Handを使ってみる
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楽天Handを使ってみましたので、その報告をしたいと思います。
画像の左から楽天mini、楽天Hand、iPhone 12 miniとなります。
広告の画像を見ても大きさがあまりぴんときませんが、こうやって並べてみると一目瞭然です。楽天Handは、iPhone 12 miniよりもちょっとだけ縦に長く、横幅はもっと細身な機種となっています。
附属で透明カバーが付いてきましたが、表面がツルツルして滑りやすく、よくスマホを落とす癖のある人は、別のカバーを購入されたほうがよいと思います。
メニュー画面を示します。(画像の左側と真ん中)
Q&Aのほうで楽天Handは電池が持つかどうかという質問がありましたが、何分にもバッテリー容量は2,750mAhしかありませんから、余計なアプリも入れず動画もあまり見なければそれなりに持つが、アプリを山ほど入れてYouTubeなんかいっぱい見ていたらたちまちバッテリーがなくなってしまうだろうという、ごく当たり前のことしか言いようがありませんね。
一応メニューの中の電池の項目をタップすると(画像左側)、バッテリーをセーブするような項目がありますので(画像右側)、そこを設定しておいたら、多少は長く持つのかもしれません。
楽天HandのようなeSIM専用機種のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
メリットは、1台のスマホの中に、楽天回線のほかにドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線が利用可能な他社のeSIMを格納できることです。物理SIMのように落としたり傷つけたりする心配がないので、余計な気を使う必要が全然ありません。
デメリットは、今現在日本で通話も可能なeSIMは楽天のeSIMしかないので、通話圏外の場所が発生する可能性があることです。auのローミングが可能な地方はいいのですが、東京や大阪のように楽天回線しか利用できないところでは、必ず通話圏外になる場所が発生すると思われます。楽天のLTE回線はBand3しかないので、周波数が高いことから屋内にはあまり電波が飛んでいかないということがあります。
したがって、au回線も使える地方で使うならよいのですが、東京や大阪のようなところではメインの機種としては使いにくいと思われます。
楽天回線のほかに追加するeSIMとして、Ubigi、DENT、GigSkyの3社のものを導入してみました。
○Ubigi ドコモ回線
最初Ubigiはau回線のみ利用可能でしたが、途中からドコモ回線も利用可能となり、最近になってドコモ回線のみとなってしまいました。これは恐らく、auが今度eSIMを発行する関連サービスを立ち上げること、Ubigiの運営会社はNTTコミュニケーションズであることが関係しているものと思われます。
ドコモ回線のeSIMを出しているところとしてはIIJmioもあるわけですが、朝夕の通勤ラッシュ時やお昼は遅いということなので、そういうのを追加してもしょうがないので、今回は試していません。
○DENT 4Gはソフトバンク回線 3Gはドコモ回線
○GigSky au回線
以下、それぞれのeSIMを実際に導入した状況を示してみたいと思います。
最初はUbigiです。
1回限りのデータプランだと、
500MB 1日有効 3米ドル
3GB 30日有効 15米ドル
10GB 30日有効 39米ドル
と割高なのですが、画像にあるように自動更新付データプランだと、
2GB/月 有効期間12カ月 88米ドル
と割安です。
1ドル110円と仮定して88米ドルなら9,680円、12で割って月807円の計算となります。
これなら十分リーズナブルと言えると思います。
次は、DENTです。
1GB 4.99米ドル 365日間有効
3GB 12.99米ドル 365日間有効
10GB 39.99米ドル 365日間有効
1ドル110円と仮定すると10GBで4,399円となります。
Ubigiは月2GBしか使えないし、逆に全く使わなくても毎月2GB使ってしまったことになるので、使わなければ全く減っていかないDENTのほうが、追加回線として使うならいいと言えなくもないです。
通常は4Gでソフトバンク回線をつかみます。
DENTを使うとき、ネットワークの選択を自動から手動にしてドコモの3G回線を選択した状態を示します。
3G回線だから遅いと言えば遅いのですが、お昼の12:38でも下り3.93Mbps出ています。
費用的なことで言えば、楽天回線にこのDENT回線を追加して、その場所の電波状況に応じてソフトバンク4Gとドコモ3Gを切り替えて使うのが一番得かもしれません。
「LTE回線状況チェッカー」というアプリを使うと、eSIMでローミング回線を使っているときにどこの回線を使っているかすぐ分かるので、これは結構便利だなと思いました。
このアプリは本来、楽天回線をつかんでいるのか、パートナー回線のau回線をつかんでいるのかを判断するために開発されたのだと思いますが、他のeSIMの回線を把握するのにも役に立ちます。
次は、GigSkyです。
1GB 1日有効 549円
3GB 15日有効 1,429円
5GB 30日有効 2,089円
ということで少し割高なのですが、日本国内の利用者が少ないのか、お昼の12:46で下り32.2Mbpsも出ました。
東京とか大阪のような都会にお住いで、どうしてもau回線を使いたい人には有用かもしれません。
最後に、設定のモバイルネットワークの携帯通信会社の欄の画像を示します。
このように、楽天のほかに3社表示されていて、それぞれ使用するときに簡単に切替ができます。
今回、楽天のeSIMは、iPhone 12 miniに入っていたものを再発行して楽天Handに入れ直しました。無料でeSIMの移動が簡単にできるのも楽天eSIMのメリットですね。
バッテリー減少度のテストです。
午前10:00の段階でバッテリーは97%ありました。
それから12時間たった22:00の段階では86%でした。
減ったのは11%です。この間、Handで操作したのは、設定の変更、不要な楽天アプリを数個削除、スクリーンショットを数枚撮ったくらいですね。
動画の再生等の重いアプリは動作させていないので何とも言えませんが、バッテリーが持つほうだと言えば言えるかもしれませんね。
ボクもコンパクトなサイズのスマホが好きで欲しいなと思っているのですが、既に楽天アンリミット契約しているため回線とセットで購入できないのですが、どのように購入したのでしょうか?
是非参考にしたいので教えていただければ幸です
よろしくお願いします
楽天Hand欲しいのですがeSIMのみが痛いですね。
auがコチラで音声プラン出してくれるか!楽しみです。
https://www.businessinsider.jp/post-223312
スナドラ720Gが省エネなのと、同SoCを採用している他のスマホよりもディスプレイが若干小さく解像度も低めなのが功を奏して、バッテリー容量が小さめでもバランス的には良くまとまっているようです。
スマホの場合は全てが一体なのでわかりにくいのですが、パソコンのモバイルディスプレイを扱うと顕著にわかるのですが、画面サイズや解像度のスペックが高くなると飛躍的に消費電力が大きくなります。
逆にモバイルパソコンで安いHD画質のものは予想外に電池持ちがよくて、単純なスペックではわからない便利さもあります。
Rakuten Handのネットワーク関連のことも勉強になったけど、eSIMだけっていうのはデメリットであるけど、逆に言えば、メリットでもあるよね!
あんちゃんも楽天モバイルはW05で使ってるけど、もう1回線契約しようかにゃ…w
Handの感想なのかeSIMの話なのかということですが、私には楽天回線でしか使わないという発想は全くありません。eSIMを追加して複数の通信会社が使えるようにしないともったいないという考え方なので、当然他のeSIMのインストールも試してみます。
バッテリーの話は、Q&Aで質問された方の参考になればいいでしょうね。
朝に電源100%にして置いておいて、12時間たったらどの程度まで減っているか試してみますかね。私自身は自宅で仕事をしているので、普通のサラリーマンの方のような使い方は試すことができません。
情報ありがとうございますm(_ _;)m
>DENT…
早々のHAND レポート、ありがとうございます。
okitaomoteさんの HANDでは DENT="Orange-IL"と表示されていますが、当方の Rakuten-Miniの eSIM一覧リストでは DENT="DENT" ↑ のように表示されます。 Rakuten-Miniは Android-9, Rakuten-Handは Android-10 なので、その違いからでしょうか。まぁ、SIM infoの PLMN を見れば "Orange-IL"がイスラエルのオペレータということが理解出来ますが、不慣れなユーザーには紛らわしいかも。
Androidの eSIM機では eSIMプランの名称を書き換えられないのはチョット残念ですが、一方で、各種の SIMや Network解析アプリが利用できるのは有難いですね。
「Orange-IL」と出て正直びっくりしました。そうか、ILってイスラエルということですね。
改めて「【SIM道楽】楽天miniに6個目のeSIM追加 DENT_eSIM(1GB/年/$4.99)初体験」のほうを見直しました。
eSIMの話ばっかりしているんじゃないよと他の方々には言われそうですが、掲示板は10段落しか書けないので、それだったらやっぱりeSIMの話は絶対抜かせないんですよね。(^^;)
余談ですが…
Android eSIMプランの名称表示について、先日、困った問題を経験しました。
既にご存知の、Airalo, KnowRoaming, US Mobile の各eSIMをインストールすると、表時は全て"Telna"と同じで、eSIMリスト上には一つしか現れません。 これは、Airalo、Knowroaming,US Mobileの 各eSIMが共通して Telna(eSIMイネーブラー)のサービスを利用していることに起因します。<=これ重要
インストール直後は、最新インストールのeSIMが有効になっていて、何度かeSIMの切り換をすると、次に"Telna"を選択して、切り替えした時に、必ずしも最新インストールの"Telna"eSIMに切り替わるわけではなく、旧インストール済(expired)"Telna"に切り替わってしまうようで、データ接続できなくなったのです。
当方の体験 その一
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①最初 Airalo eSIM(日本プラン)"Telna"インストールし、
②期限終了まで利用後に Airalo eSIMを削除しないまま KnowRoaming eSIM(日本プラン)"Telna"をインストールしました
そこでまず以下の経験です。
インストール当初、表示はTelna一つのみで上書きされた様子、あまり気にせず問題なく利用していましたが、切換後、再度"Telna"をオンしたところ接続不能!(汗) 記録してあるICCIDで確認したところ何とAiralo eSIMのICCIDに戻っていました!? 単純に上書きされれば良いのですが、どうやらそうではなく、Airalo eSIMの情報を削除せずに残っていた(らしい?)のが混乱の原因の様です。 KnowRoaming社のテクニカルサポートとも情報交換した結果、「Telna関連はすべて削除してから次のeSIMをインストール…」しか手がないということで、"Telna"を削除後、再発行してもらった QRコードで無事復帰しました。
…続く…
当方の体験 その二 ;
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次に、US Mobile社が Global展開として eSIMをスタートしたと聞いたので、即購入、(この段階でUS Mobileが "Telna"を採用しているとは全く知らず、KnowRoaming(Telna)を残したまま) eSIMインストールしたところ…わわわ、何と またしても"Telna"が一個のみ有効プランとして表示されている。。。嫌な予感、やってしまいました!(泣)
一応、利用可能な状態で、①SIM Infoで ICCID記録、②eSIM切り替え、そして復帰
しかし、eSIM切換後、やはり "Telna"を選択してもデータ接続できなくなり、その時の ICCIDは使用済みの KnowRoamingのICCIDになっているのを確認しました。 US Mobile社のテクニカルサポートもKnowRoaming eSIMとの同様の体験をしているようで、「現状では Telna関連はすべて削除してから次のeSIMを…」ということで即、QRコードの再発行してくれました。
"Telna"は要注意です。
参考情報ありがとうございます
iPhoneのeSIMでは全く聞かない話ですね。Androidのほうではそういう仕組みになっているんだ。新しくeSIMを導入しようとするときに、十分気をつけたいと思います。