【総務省】スイッチング円滑化タスクフォース(第2回)_eSIMの促進
本日、標記の会議が開催されています。[17:10現在、まだ会議進行中]
以下に、資料も公開されています。
議題は、
「eSIMの促進」に係る事業者ヒアリング(MNO4社)
で、非常に興味深いものでした。
eSIMの展開・MVNO開放に関して、docomo,SBが非積極的である一方、KDDIが以外に積極的に取り組んでおり、ちょっと驚きました。(KDDIの資料p.4参照)
楽天は他のMNOが課題としている事項もクリアして、いけいけ状態で、資料のp.9では他のMNOへの不満を述べています。
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スイッチング円滑化タスクフォース(第2回)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/denkitsushin_shijo/02kiban03_04000624.html
16 件のコメント
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『他のMVNOに対しても、eSIMサーバーのRSP機能を来年春以降に提供可能
とする予定』
SIM抜き差しなんてアナログすぎますね。
ご指摘の通りですね。
KDDIに期待です。ただ、MVNO側は5G対応も控えており、eSIM対応の投資に見合うメリット(収益増)が見出せるかですね....
無理があります。
|5Gは導入しない方向が望ましいでしょうね。
NSAでは、現状の延長上での対応で良いようなので、大きなメリットはないけど「営業的」には必要なような気がしますね。
ただ、SAでの本格対応に関しては、MNOとのI/Fも大きく変化するようなので、投資回収を含めた慎重な検討が必要なのでしょうね。
I/Fだとかわざわざ頭文字使わなくても、わかり易くインターフェースって言えばいいじゃないですか。
オレはこんな専門用語知ってるぜ!ってひけらかしたところで誰かから尊敬される訳でもなし。
|わかり易くインターフェースって言えばいいじゃないですか。
単に、仮名だと長くなるので、略しただけです。
|専門用語知ってるぜ!
と言うほどの専門用語でもないですよね。
私も5GのSAの中身についてはド素人です。
全部見るのが億劫で(汗)
でも時代の方向は気になる^^
今回のMNOの提示した資料では、
『KDDIの「RSP機能を来年春以降に提供可能」』
が驚きでした。
MVNOにとっては朗報と思います。MVNOでのeSIM提供が一方進んだ気がします。
|やりたくない時の常套句
ご指摘の通りで、
まさに、docomoとSBはそうでしたね。
いかにも日本らしいダブルスタンダードだと感じました。
「日本で初めてのeSIM~海外データSIM powered by GigSky」という謳い文句で UIと料金プランだけを貼り替えた丸ごと OEM eSIMを出してみたり…、
今度はシンガポールのMVNO, Circle Life(*1)と組んで eSIMを準備しているように見えるけど、これまた丸ごと OEM eSIMの匂いぷんぷん…(笑)
来春(?)のeSIM発表があるとすれば またぞろ海外渡航用 eSIMサービスでお茶を濁して、ハナっからキッチリ腰を据えて自前で eSIMなんてやる気なんてサラサラないんじゃないかな(笑)
そもそも KDDIも Softbankも 機種ごとのSIM構成が多岐に分かれ過ぎているので キャリア本体のサービス(海外渡航用サービスではない)を 既存の機種ごとにeSIM化するのはあまり現実的ではないような気もします。 KDDIも SBも口ばっかり、総務省のお役人を煙に巻く 言葉巧みな プレゼンテーションパッケージなんかお手の物でしょ(笑)
楽天を除く 3キャリアの中でキャリア本体のサービスをeSIM化してくるところがあるとすれば、何やかんや言ってもやはり最初は Docomoじゃないですかね。英国スタートは EE, 米国スタートは Verizon…日本スタートは Docomo… そんなもんです。
(*1) Circle Life はシンガポールを拠点とする格安MVNOサービス会社で、回線利用キャリアは M1(*2)
(*2) M1 はシンガポールを拠点とする国内第三位キャリア(第一位: Singtel, 第二位: Starhub)で、MVNOとして Circle Lifeに回線接続リースをしているとともに、海外渡航用 eSIMサービスも提供している。
|ダブルスタンダード
なるほど、ご指摘の通りですね。
|これまた丸ごと OEM eSIMの匂いぷんぷん
KDDI本体も KDDI Deigital Life と言う子会社(MVNO,サブブランド?)での対応なので、ご指摘のように感じますね。
ただ、対応のための投資やスピードを考えると、一つの形態でもあると思いますね。
主要キャリアが音声回線を含む本体サービスを eSIM化するには 自前の eSIMプロビジョニング・システムや管理サーバーを構築するのが一般的と思われます。。。ところが、
楽天Un-Limit eSIMの場合にはMNOキャリアでありながらも自前のeSIMプロビジョニング・システムと管理サーバーを持たず、GSMA認証済みの海外ベンダー大手(Thales社)を利用しているようです。
Rakuten-eSIMのQRコードに書かれている LPAアドレスが=1$rakuten.prod.ondemandconnectivity.comとなっていて、Thales社のeSIMソリューション・サービス名 "On-Demand Connectivity" になっていることから推察されます。
<参考>https://www.thalesgroup.com/en/markets/digital-identity-and-security/mobile/connectivity/esim/consumer-esim-device-activation-modes
これは Un-Limitが、Rakuten-Linkを使った音声通話部分をSIM管理から切り離すことが出来たがゆえに、データ通信部分だけについてのRSPマネジメントに関してGSMA認証済みの海外ベンダーを利用することで短期間スタートしたものと想像しています。EE(英国)や Verizon(米国)等の主要キャリアの音声通話も含めたeSIM RSPマネジメントとは基本的に異なっていると考えられます。
IIJmio eSIMも自前のRSPマネジメントシステムの構築をすることなく、それらをGSMA認証済みの海外ベンダーを利用することでスタートしていますね。
(以上の記述には当方の推察個所も含まれますこと、ご承知ください)