そもそも5G自体が「なんちゃって」なんですよ、ドコモさん！

「なんちゃって5Gは優良誤認につながりかねない」
「（DSSは）5Gエリアと表示されていても、周波数帯は変わらないので、4Gと同等もしくはそれ以下の速度しか出ないのはユーザーに対して不誠実だ」
というのが、ドコモの考えのようです。
auとSoftBankは、DSS（ダイナミックスペクトラムシェアリング）を用いて4Gで使われてきた既存の周波数帯を5Gに転用するなどして積極的に5Gエリア拡大するものと思われます。
それに対してドコモは他社の動きを牽制する発言をしていますね。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2009/04/news040.html

しかしですね、ドコモさん、、、
5Gエリアと表示されていても4Gと同程度の速度しか出なければ「優良誤認」でしょうか？

それが優良誤認というよりは、むしろ、「5Gは速いものだ」という認識のほうがむしろ誤認なのではないでしょうか？

5Gが速いと言われるのは、それまで4Gでは使っていなかった高い周波数帯で、広い帯域幅を使うから高速にできるわけなのであって、5Gそのものが速いわけではないのです。

どのみちいずれは5GSAの時代になるわけだし、「5Gは速いものだ」という大凡のユーザーの認識もいずれは、かならずしも4Gより速いとは限らないものだと判ってくることでしょう。方針としてはau、SoftBankのほうが理に適っている気がします。

「ドコモは5G化が遅れている」という評判が立ってしまわないうちに方針を改めたほうがいいような気がします。、