秋の旅、九州方面に出掛けます(帰郷編)

10/11 下関をあとにして瀬戸内海沿岸に自然にルートを取ってました
来るときは山陰を走ってきたので当然と言えば当然
むかし、「帰り馬は早い」と先輩から聞かされていましたが、最大の目的であった九州一周を終えると「どこを通って帰ろうか」、とか「どこからフェリーに乗ろうか」とか、「いつまで帰ろうか」など目的が家に帰ることになっています
帰らなかったら本当の車上生活者ですもんね

と思いながら走ってると、もうひとつの目的を思いだしました
「しまなみ海道を走る」がそれです
今日は尾道まで走ることにしました
気づくとガソリン価格が少し安くなって来た感じがします

10/12 相変わらず目覚まし不要なくらいに寒くて目覚めます
うっかりしてたら朝日が出そうな時間で、目的地を向島の因島大橋付近にセットし、サイクリングロードの入り口を探すことにします
ネットで事前に調べておいた駐車場はかなりの小高い位置にあり、帰りにこの坂道を登るのは無理と判断し、探し回った末に因島大橋の真下の海岸線を走る道路の駐車帯を発見、ここをベースキャンプを決定
たぶんここから今治まで片道60Km位なので、往復120Km
わたる橋は6橋、かなりの距離ではあるが暗くなるまでには戻れるだろう～
恐らくしばらく浮き世から離れていると楽観的思考に頭が支配されてしまうんだと思います
まあ、深く考えもせず最初の橋に挑戦
橋の高さはかなりあって地上の道路との高度差は7-80mはありますから最初にその高さまで登る事を考えて無かったのが誤算の始まり
だいたいどの橋もこのランプが1Kmくらいありますが、これがキツイ
普段は意地になってどんなにスローペースでも押し歩きや立ちこぎはしないので休むことはあっても自転車に乗ったままで進みます

当然ピチッと決めたロードの連中や、若い衆には追い越されますが気にせずマイペースを維持

サイクリングロードには今治までの残り距離が1Km毎に表示されており、励みになる一方でまだこんなにあるのか、と
因島大橋、生口大橋の二つの橋をクリアした頃、もしかしたら今治から帰る別の方法を考えて見ようと渡船のルートを確認することにしたが、うまいこと向島まで帰る手段が無いことを確認
体力的にはあと30Kmが限界と感じたので、次の橋である多々羅大橋を渡りきり愛媛県に入ったところで折り返すことにしました
しかし、すでにこころは折れており多々羅大橋のランプは押し歩きしないと上れない状況、帰り道の不安があたまを過りはじめます

やっとのことで多々羅大橋を渡りきるも、途端に長い下り坂
これを降りたら戻れないと判断し、坂の途中から引き返すことに成りました

帰り道はここから約30Km、橋は3つ、そして因島では高低差のあるヶ所を通過、ヤバイかもww
時間はいま12時前、ここまでのんびりと4時間かけて来たことになり、帰りはこれ以上になるはず
もう、クルマを止めた駐車帯にたどり着くのを最大の目的に、何度もつってきた脚をなだめ、二つのランプと因島の長い坂道は押し歩き
今度は道路に表示されている尾道までのキロ数を励みに寄り道もせずひたすら先をすすめ、車のある
駐車帯に着いたら16時を回ってました
正に、「行きはよいよい、帰りはこわい」
脚はパンパン、疲れはピーク、なのにまたしても楽観的気分は回復基調ww
最低限の安全安心が確保されると、こう言うものなのでしょうね

長文失礼しました、今回は速度計測無しですw

北海道に着くまで、不定期に更新しますのでよろしくお願いいたします

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10/13 今日の予定は夜のオフ会だけ
まだ時間はたっぷりあるけど、早めにチェックインして脚を伸ばそうとただひたすらクルマを走らせました
ついたお宿は人生初のカプセルホテル
でも、案内された場所はイメージしてたのとかなり違って、一応狭いながらも個室になっており、そこに例のカプセルがありました
カメラの電池を充電しなければならなかったので、ありがたい作りでした
予約してくれたみさきさんによると、「デラックス」ですからと

地元神戸ばかりか大阪からも駆け付けてくれたメンバー5人と、美味しい料理、楽しい会話で良い時間を過ごせました

この場を借りてお礼申し上げます

10/14 朝寝坊、朝風呂、予定なし
ふと、淡路に行くつもりでクルマを向けるも、家から来る雪の便りが少し気になり、方向転換して目的地を青森にセット
その日に着くわけのない1000Kmオーバーの行程は最短時間を指してますがそれでも翌日でした
とりま、そのまま進路を北にして発進～
暗くなりかかる頃、東尋坊の近くまできて、ここらで休むことに

10/15 珍しく寒さを感じずに夜明け前に目覚め
だんだん野生に近くなってきたのかも？
軽く顔を洗って寝癖に水をつけてセット
またしても青森に目的地をセット、残りは800Kmちょっとか～

途中の青看板で新潟市まで250Kmを発見し、なんとか明るいうちに到達できればラッキー
ひたすら8号線を中心に付かず離れずのコースで新潟市のはずれまで到着、温泉にはありつくも飯を食うところが見つからず、コンビニで調達
その合間に十三夜的なお月様、ついでに赤く染まった空とすすきをパチリ
なんと、せっかく充電したのにカメラの出番が有りません
明日は青森に到達予定です

10/16 今朝は早く寝たせいか、何度も目覚め、4時半に活動開始です
うまく行ったら青森まで着けそう、だってあと460Km位だしw
前回はここから山形に入ったから、今日は別のコースで青森行きになるはず
以外とバイパスが整備されており、うちのナビはちゃんと無料高速を選んでくれます
寄り道することもなく青森手前でふと40数年前に行った酸ヶ湯温泉を思いだし、ここに寄ることにしました
なんと千人風呂という広い混浴風呂が有名で、ここを目指します
今回二つ目の混浴だ～⁉
休日ということもあり、駐車場は満車
クルマを端っこに止めてタオルとお金だけもっていざいざ
ここのお風呂は女性は専用のムームーのようなものを着て入るようでした
それでも充分温泉を堪能し、懐かしのナメコそばを食おうとしたら山菜そばしかないと、仕方なくそれを汗だくで食べきり、少し色づいた景色をパチリ

フェリーの予約は２日後で取ってあるが、カウンターでいちばん早い便に変更してもらうことにする
あと1時間後に出航というのに乗ることにしました
日付が変わる頃には函館につく予定です

ここでクイズ
今日の写真は酸ヶ湯温泉の周りのものですが、一枚だけ昨日撮ったという自宅付近の写真が入っています
さて、それはどれでしょう？
正解者の先着10名さまにそれぞれ100MBをギフトで差し上げます
ふるって回答をお寄せください～

回答方法は上下左右、右から或いは左から何番めなど、私が特定出来るようにお答えください
正解は帰宅してから同じアングルで写真を撮って投稿します