大幸薬品は「二酸化塩素ガスの室内濃度指針値」の1700倍で新型コロナウイルスに効くと発表
10日程古い話になりますがクレベリン作っている大幸薬品が「二酸化塩素分子が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のヒトの体内への感染を阻止するメカニズムが解明されたことが、英文科学誌に掲載されたと発表」しました。
https://www.seirogan.co.jp/internal/uploads/arrival/pdf_608.pdf
これは「ウイルスの表面にあるスパイクたんぱく質が、ヒト上皮細胞表面(肺や呼吸器等)にある受容体(以下、ACE2(*1)受容体)に結合すること」で感染するのに対し、結合すると光る測定法を用いたところ「二酸化塩素濃度0.25mM (約17 ppm)以上で発光が低下することが確認されました」と書いてあります。
※リンク用意しているので気になるなら本文読んでください
一方、6年ほど前に「二酸化塩素ガス室内濃度指針値(0.01ppm)での菌・ウイルスの低減を確認」という発表をしています。
https://www.seirogan.co.jp/internal/uploads/arrival/pdf_376.pdf
タイトルにもあるように一般社団法人日本二酸化塩素工業会にて策定された、「二酸化塩素ガスの室内濃度指針値」の濃度が0.01ppm、これが「二酸化塩素ガスを一生涯にわたって吸い続けても健康への有害な影響がない濃度」と定義され、二酸化塩素ガスの安全性の根拠」と言ってます。冒頭の約17ppmって指針の1700倍です。
※要するに市販の一般向け二酸化塩素製品はこの程度に抑えられている
で、一般社団法人日本二酸化塩素工業会のFAQを見ると……死亡例がある高濃度環境ですね。
http://chlorinedioxide.or.jp/faq
国外では、1日 8時間、1週40 時間の時間荷重平均濃度(TLV-TWA、 Time-Weighted Average)として0.1ppm、1日の作業のどの時間においても超えてはならない15 分間の時間加重平均濃度(TWA TLV-STEL 、Short-Term Exposure Limit)として0.3ppm等の値が定められています。ここでは、これらの濃度を超えたガスを高濃度の二酸化塩素ガスとします。
高濃度の二酸化塩素ガスの場合、障害レベルの濃度(AEGL-2)として8時間 0.45ppm、10分間 1.4ppm等が、死亡レベル濃度(AEGL-3)として8時間 0.98ppm、10分間 3ppm等が定められています 1)。なお、実際の事故事例としては、作業中に19ppmの二酸化塩素ガスに暴露された作業者の死亡が報告されています(暴露時間は不明)


※部屋の中にクレベリン1700個あけて置くのは多少間違えるにならないでしょうし、1700個開けたから17ppmになるとも限りません
あくまで「学会誌に効果があると論文が掲載されました(ドヤァ)」というリリースを見たので「製品で実現できるレベルじゃないし、人体に危険レベルだけどな!」とツッコんだだけ。
※冒頭に上げたリリースも「クレベリンに効果がある」とは一言も言ってません
本によると「二酸化塩素の方が塩素よりも毒性が強いと考えられている」とある
ので人間に無害か臨床検査をしてほしい。
という新手の朗報ですか❓…😅
※Goto Travelのクーポンは全部酒にw
インフルエンザに効果ある気がする、という口コミは気のせいだったのか… 結構お値段高いので効果あると信じたくなりますもんね。
劇場などには効果がありそうですけど、追加の設備投資は厳しそう。そのうち終息する期待感もあるので、何でも投資しにくいです。
オゾンだとすでにあるので手軽感があるかな? と、思ったら、もうやっているんですね。こちらも濃度のこともあるので、何でもアリとはいかないですけど。オゾン発生機は家庭用もあって、脱臭などに使われているみたい。マイアヒ〜♪でヒットしたグループもo-zoneでした。
これからの応用に期待です😊