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Y!mobileの500円SIMに見る B3(1.7GHz帯)とB8(900MHz帯)の接続比較

今年の7,8,9月頃(?)、mineo-Aの接続スピードが昼時どころか、四六時中 PINGが、90~130msと遅く、DN接続も 0.3Mbps~1.3Mbps程度と極度に低迷してしまっていた時期に、050IP電話をメイン利用している当方としては通話(Codec:G.711u-Law,パケット送信間隔=10ms)の確保に支障を来たしては困ると思い、急遽、他の安定接続の出来るSIMを探して、Y!mobileの500円SIM(ワンコイン)を試すことにしました。

今回は、従来Y!mobileがEmobile当時から独占利用していた B3(1.7GHz帯)と、SoftBankのプラチナバンドとして解放されているB8(900MHz帯)の接続テスト結果をシェアします。

比較テスト環境
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iPhone SE SIMフリー
iOS 10.0.2
SIM : Y!mobile データ専用SIM (500円SIM)
APN : Ymobile_APN.mobileconfig
キャリア:ソフトバンク 25.1
アンテナピクト側表示名:SoftBank
Band: B8(900MHz) または、B3 (1.7GHz帯)
Tsukuba サーバー
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注1) 各測定の前後で、Field Testにより、接続バンドに変化していないことを確認しました。
注2) 測定に際し、B3、B8を強制出現させるために、測定している部屋の範囲内で最小限の移動をしています。


以下、測定テスト結果

① ↓ B8 (900MHz帯) に接続した場合の結果です。

ymob-_2-B8.png

  
② ↓ B3 (1.7GHz帯) に接続した場合の結果です。

ymob-_1-B3.png


EmobileがSoftBankグループに吸収され、Y!mobileとして統合の後、現在の「Y!mobile データ専用SIM」サービスとなって、現在の当方の利用(生活)環境では主に「B3」と「B8」が利用可能なバンドとなっています。

B3は周波数が高いことから、一旦接続すれば高速が得られやすいのですが、やはりプラチナバンドのB8の方が安定しやすい(障害物の影響を受けにくい)のか、一旦B3を掴んだと思っていても、B3<=>B8 の切り替えがしばしば発生します。それならいっそのこと、ずっとB8でいてくれても良いのですが、やはりB3接続時には、B8の約2倍ほどの接続スピードが出ているのも事実で、それはそれでかなり魅力的です。日頃の実感として、当方の利用(生活)環境下では昼時/夕方も含め、B3, B8にてPINGは30~45ms、DNは7~15Mbpsを確保できているので、050IP通話も音質/遅延ともに不都合なく快適に利用できるのが有り難いです。
  


2 件のコメント
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退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
Band1は掴めないんですか?
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>つばさ さん
Band1が来ている場所なら掴むでしょうが、残念ながら、私の環境では滅多にお目にかかることはありません。
神奈川県の海沿いの地方都市です。。。
B1をシッカリ掴む環境ならば、Ymobile データ専用SIMで 20-25Mbps位が 期待出来そうな気がします。
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