ソニーのヘッドホン、WH-1000XM4を衝動買い

母と一緒に近所のイオンに行ったのですが、用事を済ませたあと、母はペットショップに、自分はジョーシンに(どちらもイオンの中で距離もすぐそば)。
ジョーシンに行きたかったのは2020年9月4日発売のWH-1000XM4を "試聴するだけ" のため。

試聴してみたら、まろやかな感じ、でも解像度は高い感じの音で気に入りましたが、まぁ今のヘッドホン(BOSE QuietComfort35、以下BOSE)でも良いかなと思いました。
しかーし、試聴していたら母が、「55万円の犬が欲しい！」と言ってきたので「むーりー」と答えたあと、55万は無理だけど4万なら……と思い衝動買いしました(もちろん自分が使うもの)。

家に帰ってきてまずはペアリング。ZenFone5ZはFast Pairでペアリング完了。ThinkPadはNFCを使ってペアリング完了。iPhoneだけは昔ながらのヘッドホンをペアリングモードにしてペアリングする方式でした。

ペアリング後スマホアプリを使い、ヘッドホンの言語を英語に変更(言語データを転送するため地味に時間かかる)、そのあとアップデート(これも地味に時間かかる)。

アップデート諸々を終わらせたあと、マルチポイントを有効化(LDAC使えなくなる)、スピーク・トゥ・チャットを有効化、DSEE Extremeを有効化してiPhoneのSpotifyで色々と聞いてみたのですが、BOSEと比べてまろやかな感じでソニーのほうが良いと感じました。BOSEは若干キンキンしていて突き刺さるような感じがあったので。
ただ音楽によっては圧縮音源の粗が感じられるものもありました。

マルチポイントを有効化しているのでコーデックはSBC/AAC止まりです。マルチポイントをオフにすればZenFone5ZとはLDACで接続できますがZenFoneから音楽を流すのが面倒だったのでやっていません。そのためハイレゾ級ワイヤレスの音質は分からないです。


以下個々の機能の感想です。

<ノイズキャンセリング性能>
部屋でしか使ってないですがかなり効きます。感覚ではBOSEより上です。
人によっては耳がツーンとするような感じがあるかもしれませんが、自分はノイキャン慣れしているので全く感じませんでした(BOSEの時もしませんでしたが)。ノイキャン特有のホワイトノイズも極小です。
NW-A918で初めて体験したノイキャン(アナログ方式)からここまで進化するとは……。

<マルチポイント機能>
ソニーでは"新マルチポイント"と謳っていますがやっとBOSEと同等になった感じです(そもそもXM2を買おうとしたときにマルチポイント非対応でBOSEを買ったという経緯があるぐらい)。
友人が試聴したときにマルチポイントの挙動が不安定というのを聞いたのですが、実際使ってみたらBOSEの時と全く同じ挙動で安心しました。今のところ安定しています。

<スピーク・トゥ・チャット>
まだヘッドホンを使い始めて間もないので「おおすげー」ってなっています。ただしばらくしたら無効にするかもしれません。
咳をしても反応しませんが、声を出して欠伸をすると反応します。

<ヘッドホンを外したら一時停止する機能>
これはちょっと期待外れかなと思いました。自分はちょっと外すときにヘッドホンを首にかけるのですが、それだと装着していると判定されて音楽が止まらないです。

<ボタンやタッチセンサーの操作性>
XM2を試聴したときはボタンが押しづらい、タッチセンサーが操作しづらかったのですが、XM4は結構操作しやすくなっていました。特にタッチセンサーは滑りが良く操作しやすいです。

<通話時の音質>
実際に通話して確認したいのですが、いかんせん友達がおらず通話相手がいないのでLINEテスト通話を試しましたが問題ないと思います。

<電源ON時のアナウンス>
BOSEだと、「Battery 100%」→「Connected to iPhone and ZenFone5Z」
とアナウンスしてくれるのですが、XM4は
「Power ON」→「Bluetooth Connected」→「Bluetooth 2nd Device Connected」としかアナウンスしてくれないので、バッテリー残量もアナウンスして欲しいです(残量自体はスマホから確認できる)

<USB端子>
Type-Cです。が、自分にとっては大変有り難い仕様で、これでメインで使うスマホ、ヘッドホン、デジカメのType-C化が完了しました。