MVNOユーザvsキャリアユーザ

MVNOに変えて全く問題がないので、色々な人に格安SIMを勧めています。
ただ、興味深そうに聞く人が多いものの、実際に行動するのは一握りだということが最近分かりました。

理由①前キャリア解約から申し込み、SIMカード挿入、APN設定まで基本的にセルフサービス
理由②家族割などの割引サービスの都合
理由③キャリアメールが使えなくなる。
理由④なんやかんやで、端末に対する保障や故障対応はカウンターのあるキャリアが強い

理由①でちょっと機械に疎い人は「もう嫌だ」となるようです。それをカウンターの店員さんがやってくれない分、安く提供できているのですが、これは「サービスあって高い」と「サービス削って安い」のどちらが自分に合うかというところでしょうか。
（私は機種変のときしかお店に行かず、不具合も基本的に自分でなんとかするタイプなのでサービス削って安いほうに心が惹かれました。

理由②で家族割のことを気にする方には、結局家族割差し引いても乗り換えたほうが安いよ、という話を良くやります。問題は、家族割のてっぺんにいるのが機械音痴のお父さんだったりするので「家族割」というよりも「家族」のせいで変えられなかったりすることもあるようで…。

理由③は自前のケータイを使っている営業職の人なんかには大きなデメリットです。同じ理由で親は格安SIMに変えられませんでした。

理由④は我が家の場合祖母がこれに該当します。とりあえずなにか分からなかったらキャリアカウンターに行けばなんとかしてくれるという安心料がキャリアのケータイ代金には含まれていると思います。これは、機械のことが分からない人にとっては大きなメリットですよね。

そんなこんなで、格安SIMをおすすめして実際に変えた周りの人は
「自分が新しい物好きで、機械のことはわりと何でも調べて解決する人」
「ケータイで何か困ったら息子or娘に頼れるお母さん」
「大学に入ってケータイ代を自分で払いたいけど高いのが嫌な学生」
「小学生の子供の行き帰りのために、お古のケータイを持たせる親」

逆に変えなかったのは
「とにかくケータイの設定がわからない人」
「キャリアメールが無くなるのが仕事上受け容れられない営業さん」
「持ってる機種がSoftBankの友人」
「○年割を途切れさせたくない人」

みたいな感じでした