楽天miniがやっと来た

6月２日に１円で注文した楽天miniが6月28日にやっと到着しました。

IMEIが3516761120XXXXXなので、いわゆるBand1には対応していない、対応周波数帯が、
FDD-LTE　Band 3 (1.8GHz) / Band 4 (1.7GHz) / Band 5 (800MHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT)
TD-LTE　Band 38 (2.6GHz) / Band 41 (2.5GHz)
の機種でした。

まずは初期のホーム画面では使いづらいので、novaランチャーを入れて自分にとって使いやすいように変更しました。

さて、今回は、Band１がないとどの程度困るのか、ドコモ回線が使えるeSIMとソフトバンク回線が使えるeSIMを楽天miniに入れてみて、実際に試して見ることにしました。

ドコモ回線用にはeSIM.NETのeSIM、ソフトバンク回線用にはいわゆるSIM2FlyのeSIMを購入しました。「Carrier」という表示があるのがeSIM.NETのeSIMで、「AIS Thailand」という表示があるのがSIM2FlyのeSIMです。

とりあえずは初期状態の楽天miniのeSIMでの動作確認です。

auネットワークエリア内なのでBand18をつかんでいます。スピードテストでは下り152.Mbpsとそこそこの数字が出ています。

今度楽天のeSIMからeSIM.NETのeSIMに変更しようとすると、画像の左から２枚目、３枚目でわかるようにエラーが出て、表示がおかしくなりした。

こうなったときにどうすればいいのか。他のeSIMをインストールするとよいというお話もありますが、私は単純に、再起動すればいいんじゃね？と考えまして、再起動させてみました。

画像の右から２番目の左上、NTT DOCOMOの表示が出ています。再起動させると表示が正常に戻るようです。

それで、eSIM.NETのeSIMに変更すると、つかむBandはドコモ回線のBand19のみで、スピードテストをやってみたら下り1.65Mbpsとお世辞にも速いとは言えない状態でした。

私の住んでいるところは秋田市なので、今回の場合つかめるBandはBand19とBand28のみ、Band28の基地局は近くにないので、この程度の速度にしかなりません。

ただ、800MHz帯のBand19がつかめる以上、決して圏外にはならないわけなんですよね。

今度はeSIM.NETのeSIMからSIM2FlyのeSIMに変更です。一瞬エラーが出ましたが、何とか切り替わりました。切り替えたとき、100％必ずエラーになるわけでもないですね。

SIM2FlyのeSIMでソフトバンク回線をつかんだときは、Bandの表示がBand3、Band28、Band41の3種類となりました。

市街地だと、ソフトバンクのアンテナは小さいアンテナが結構いっぱい立っているので、私の住んでいるところでは、ドコモ回線よりもむしろ条件が良かったりします。

スピードテストをやったら下り9.14Mbpsと、まずまずの結果となりました。

今度もう一回楽天のeSIMに戻そうとしたら、今回はすんなり変更できました。

何回か切り替えをやった結果として、楽天のeSIMから他社製のeSIMに変更する場合のほうがエラーになる確率が高い感じです。他社製eSIMから楽天のeSIMに切り替える場合はエラーが起きにくかったですが、全く起きないわけでもありませんでした。


以上、Band1がない楽天miniでも、決してドコモ回線やソフトバンク回線対応のeSIMで使えないわけではないことと、eSIMの切り替えでエラーが発生したときは、私が試した機種の場合、再起動させれば正常に戻ることが分かりました。（他の機種でも必ずそうなるかどうかは定かではありません。）

今回はとりあえずここまで。次は、楽天のBand3のエリアで正常に電波がつかめるかどうか、出掛けて行って確認してみる予定です。

追伸

楽天miniにOTG機能があるかどうか確認してみました。

画像左側のように楽天miniにUSBアダプタを接続し、そのアダプタにパソコン用マウスを接続すると、画像右側のように矢印が表示されました（Google検索のところ）。OTG機能には対応しているようです。

USBアダプタにパソコン用のキーボードを接続した場合、アダプタにUSBケーブルを接続して給電すればキーボードも接続可能で動作させることができましたが、楽天miniそれ自体には給電されなかったので、バッテリー容量の少ない楽天miniの場合、ちょっと現実的な使用方法ではないようです。

次に考えたのが、楽天miniとノートパソコンをUSBケーブルをつないで給電し、その状態でノートパソコンとWi-Fiによるテザリング接続した場合、給電は実際問題可能なのかどうかです。

画像左側のようにパソコンと楽天miniをUSBケーブルで接続します。

そしてテザリングをオンにし、ノートパソコン側でうまくWi-Fi接続されているかどうか確認しています。テザリングによる接続はOKです。

テザリングした状態で、ノートパソコン側ではヤフーニュースに接続したり、Youtubeで動画を見たりしました。

楽天mini側はテザリングしたままで、上部に表示されるバッテリー残量を確認してみます。

画像の一番左側、17:10段階で58%。

画像の真ん中、17:45段階で67％。

画像の右側、18:03段階で71％。

一応ノートパソコンから給電している状態でノートパソコンとテザリング接続しても、何とか給電はできることが確認できました。