OCNとmineoの低速モードを改めて比較

先日よりOCNモバイルONEでバースト転送が導入されました。ご存知の通りmineoやIIJで導入されているバースト転送容量の2倍にあたる150KBに設定されました。

バースト転送導入前の比較については過去にレポートしていますので、そちらを御覧ください。

OCNとmineo-dの低速モードの実効速度を測ってみた
https://king.mineo.jp/my/96778dd00f4ce663/reports/5539

さて、ここからが本題。
Youtubeや音楽ストリーミングを行った際にどういう効果があるのか検証していきたいと思います。

まずは、音楽をストリーミング再生させている途中のmineo-dのトラフィックモニターをご覧ください。

同じくOCNモバイルONE。

両者ともバースト転送が終わった後の連続転送時のトラフィックモニタです。サーバー側で測定した数字ですので、実際のスループットとは誤差がありますが明らかにOCNのほうが速いというのがおわかり頂けるかと思います。実際のスループットは前回測定した時と同じ、前者が180kbps程度で後者が220kbps強程度となりました。

結論としては、動画や音楽ストリーミングにおいてタップしてから再生開始されるまでの体感はかなり良くなったもののスループット自体は同じという事です。

mineoが現状の低速設定のままバースト転送容量をupしたとしてもOCNには追いつけないのではないでしょうか。ユーザー体感を良くするためには150KBより更に多いバースト導入か、低速設定をもう少し上げる必要があると思います。