電池のおはなしと豆知識?かな?
防災かどうかは微妙ですが、先日というほと日にちも経っていませんが
■単三電池駆動する便利モノの用意と日常使いを
https://king.mineo.jp/my/60ae60c9da3f82a4/reports/73767
と題して、単三電池を主体として便利モノを揃えるおはなしや、災害時は役に立つであろうモノから電池の使い回しなどを色々書きました。
主役は勿論お役立ちアイテムでしたが、それを動かす電池も全然脇役という存在ではありません。なんたって前回紹介した全てのモノは、電池がなければただの文鎮てすから。
今回はその電池の種類や用途・特性などを簡単に書いておこうと思います。
細かく書いてもはなしが難しくなるし、知りたくなった場所はご自分で勉強された方がすんなり頭に入ると思いますので、敢えて詳しくは書かずにおきます。
■マンガン電池■
画像のものは今では少し珍しい青色のマンガン電池(一次電池)ですが、店舗で売られているものだと現在は主に黒色、以前は赤色のものもありました。
基本的に中には酸性の電力を生み出す溶液や材料が充填されており、比較的軽い作りになっています。
この電池が昔から絶えることなく販売され続けているのには、ちゃんとそれなりの理由があります。
特性上内部抵抗が大きいことや連続して取り出せる電力が少ないので、充電器や電動シェーバー・風量のあるポータブル扇風機など、大きな力を必要とする用途には向かない反面、リモコンや時計(壁掛けの簡素な作りのもの)・ポータブルラジオやコンセントを使わないストーブの点火用ニクロム線を熱する電源など、少し操作して終わるものや小さな力を長時間使い続ける機器に適しています。
マンガン電池は微量ですが自己回復をするので、リモコン等であれば「いつから入ってるんだろう」というような大昔から取り替えていないものもあると思います。
そして用途にも依りますが、アルカリ電池ほど液漏れを起こしやすくなく、上記のような用途に適しているのもあって、乾電池というものが世の中に出回り始めた頃から使われ続けています。
マンガン電池のイメージを水道で感覚的に例えて云うなら、一般的な水道管より細いところの蛇口を捻って水を出しても、ツツーっというか細い水柱ができる程度な感じでしょうか。
■アルカリ電池■
皆さんすっかりお馴染みの、どこにでも大量に売っている電池がこれになりますね。
アルカリ電池(一次電池)は名前の通り、内部の電解液がアルカリ性の電池で、同じメーカーから大電流とか長期(ここでは例として10年)保存可能なもの・安価な大量パック販売など、多様な展開がされており、デザインを見ているだけでもカラフルで楽しいこともあります。
ただ一部特殊な柄を除き、そのほぼ全てで缶に金色が使われているので、それを判断材料にすればアルカリ電池と判別し易い筈です。
このアルカリ電池は最初のマンガン電池とは違い、充電器や大きく明るいライト、電池式のシェーバーやコンロの点火スパーク用など、多様なシーンで力を発揮するので重宝されています。
しかし逆にマンガン電池が得意とするような細く長く使うような用途にはあまり適しておらず、微弱電流や待機時間の長い放置状態、高温多湿な環境下では内部にガスが溜まり易いので、液漏れを起こしてしまうこともよくあります。
またマンガン電池の数倍容量が大きいことから、まだまだ元気なのに年月だけ経ち過ぎ、ガスによる内圧上昇に耐えられなくなり液漏れしてしまうというのも一因でしょう。
よくマイナス側がベタベタになって、電池の触れる金具が白や緑色の結晶で覆われていますよね。
あれは文字通り電池内部から漏れ出したアルカリ液で目に入ると非常に危険ですし、腐食性液体ですので絶対に素手で触らないようにしましょう。
因みにマンガン電池はよくプラス側で栓をされており、酸性なので液漏れを起こすとプラス側が赤黒く錆びていることがあると思います。
アルカリ電池のイメージを感覚的に例えるなら、一般的な水道管の蛇口を全開まで捻ってザザーっと、勢いよく跳ね返るほど水が出る感じを想像すると分かり易いかもしれません。
■ニッケル水素電池■
前回大々的に出演してくれた、繰り返し充電できて何度も使える充電池(二次電池)になります。
といっても電解液にニッケル物質が混ざっているわけではなく、電極のプラス側にニッケル化合物・マイナス側に水素化合物が使われており、電解液はアルカリ性の溶液が使われています。
ニッケル水素電池が世に出る以前はニッケルカドミウム充電池というものもありましたが、有害物質が使用されていたりで今は一般的な市販電池ではまず見かけなくなりました。
この電池が出た当初はニッカド同様に自己放電が強かったり、容量も小さく 扱いにくいものでしたが、改良に改良を重ね、今では一般家庭でも広く使われているのではないでしょうか。
エネループと云えば聞いたことがあると思います。
この類の電池は缶の中に蓄えられる電力量もアルカリ電池よりはるかに多く、大きな電力を必要とする機器をより長く動かすことができる性能を持っています。
反面幾ら改良されたとはいえ自己放電がゼロではありませんので、色んな用途で常に使い、適度に充電してやるのがベターてす。
充電が必要ということは電池以外にも専用の充電器が必要となりますので、初めて買い揃える時には初期投資としてそれなりの出費になります。
しかし使えなくなったら捨てる一次電池と違い、二次電池は500回~1500回程度は充電して繰り返し使えるという利点があるので、ランニングコストを計算すれば、アルカリ電池を買い続けていることをもしかしたら考え直すようになるかもしれません。
使い捨てではないので、環境にも優しくエコですしね。
ニッケル水素電池のイメージは、一般的な水道管より太いものの蛇口を捻ると、ドババババー(笑)っという感じで、小さめのシンクなら溢れ出すような水量をイメージすると良いと思います。
■最後に■
身近にどこのご家庭にでもある使い捨ての乾電池と繰り返し使える充電池をよく眺めてみると、使い捨ての方は1.5V・充電池には1.2Vと表記されているのを発見されると思います。
これを見てまず思うのは恐らく「なんだ…弱いじゃない」ではないでしょうか。
ですがこれは間違えで、最初のマンガン電池から水道に例えて各項目の最後に書いてきましたが、使い捨ての1.5Vの電池はスイッチを入れて負荷をかけると1.2V付近で落ち着き動作します。
かたや1.2Vの充電池は一気に取り出せる量も勢いも大きいので、スイッチを入れても1.2Vで安定して動作するので、機器の駆動時は大凡同じ電圧になっています(微弱や弱電流機器除く)。
こうして電池ひとつをみても、色んな発見があり、またそれを知っておくと使うべき用途にも応用が利くようになり、いざという時はシーンに適した使い方ができる筈ですし、頼りにできる男前・女前と賞賛されること必至…とまではいかないか…。
詳しく書かなくてもこれだけ長くなるので、どこか興味の出た部分がもしあれば、是非調べて知識というエネルギーを蓄えてみて下さい。
今回も長々と失礼いたしました。
7.2Vだったかな?🙄
あとアルカリ電池が市場に出始めた頃、ウォークマンに使ったらマンガン電池より使い勝手が良かったのは当時としては衝撃的でしたよね。
マンガン電池だとジワジワと音が小さくなってカセットの回転も徐々にゆっくりになっていくのに対し、
アルカリ電池は寿命がくる直前まで正常に動くからよかったな〜。
結局、電池を使う製品が、何に対応しているかによるかと思います。
マンガン電池対応と書いてあれば、やはりマンガン電池を用意すべきですし、
アルカリ電池と書かれていれば、やはりアルカリ電池を用意すべきでしょう。
以前、マンガン電池を利用するように書かれていた製品にアルカリ電池を使ったら、全然機能しなかったり、
日にちが全くもたなかったりするときがありました。
同じように、アルカリ電池対応にリチウムイオン充電池を利用して、すぐに電池切れになったり。
結果、特性を知るのはもちろん大事ですけど、
結局、製品説明書に記載の推奨電池を使うのがベストだと気付きました。
リチウムではなくニッケル水素またはニッカドではないでしょうか?
リチウムだと1セルで3.6v程度のはずなので、乾電池の置き換えは困難だと思います。
ニッカド7.2V!懐かし過ぎです(笑)あとウォークマンにマンガンも思わず回想しました(笑)
テープだから音程もじわじわ下降するという(笑)あの頃のポータブルカセットテープ再生機って無駄に多機能だったなぁ。
アルカリ電池が普及し始めた頃って、半ばこの先どんな世界になるのかと呆気にとられたものてす。
7.2Vは一本多い構成ですね。はっきり覚えていませんが、高級なラジコンが7.2Vだったような気がします。
リチウム電池はエネジャイザーのもの、若しくはそれのOEMであるパナのものてしょうか?
どこかで何かに使ったらアルカリ程も持たなかったと見たことはありますが、私が言いたいのはとっぴもないほど想定外の使い方ではないです。
あとご指摘のマンガン推奨でアルカリ使うとすぐなくなったとは、どういった環境の使用例でしょうか?
少なくとも私にはそのような経験は数十年続けてきてゼロですので、大変興味がありますし、マンガンとアルカリの特性からも是非お聞きしたいし検証してみたく思います。
同様の環境が完璧にここで再現できればのはなしですけれど。
ただ一点だけ。
単三のニッ水をソニーのMDウォークマンで使うと、驚くほど長く再生されることもあれば、充電直後でもすぐ落ちる事例は今現在も絶賛確認真っ最中てす。
恐らくこれは、MD側が電圧の厳格な管理をしているのだと思います。
教科書通りに使えない環境も多々あるでしょうし、頻繁にそのような体験をしていればこのようなものを書きはしません。
液漏れで電池ボックスの端子が腐食すると使いもんにならへんと言っているのに……。(^^;
昔、エネループ以前の、最初にニッケル水素が流行ったころ、大容量充電可能と画期的でしたが、そのころは自然放電が速くて使い勝手が悪かったのを覚えています。
それでも従来のニッカドより凄い性能で活躍してましたけれどもね。(^_^)
自然放電に強いエネループは、さらに画期的でしたね。
安かろう悪かろう・高かろう良かろう
とは言うのかな…。
リモコンにアルカリ→液漏れ→端子どころか基盤まで腐食→結果書き直してムニャムニャ…あるあるですよね^^;
初期のニッ水は外にもメモリー効果無しを謳い文句にしていましたよね。
なのに充電器は放電スイッチつきがたくさん陳列されていて…
良い時代だったなぁ(棒)
ビルトインコンロの着火に使う電池です。
電池切れして、よく確認せずにアルカリ電池に交換したら、
すぐに使えなくなりました。
メーカーに聞いたらマンガン電池を使用してください。とのこと。
メーカーやその個々の製品にもよるかもしれませんが、
マンガン電池を買いに行き、問題なく使えるようになりました。
逆だったかなあ?
いや、そのビルトインコンロは
マンガン電池推奨だったと思います。
なにも考えずに今はアルカリ電池だろうと思って最初買ったくらいですので。
デジカメが普及し始めた当時、電圧が1.5Vよりかなり高くて電池容量の大きいモノが一時的に広まり(オキシライドなど?)電圧が高すぎて動かないものがあると世間を騒がせたことがありますね。
充電式のエボルタにはお手軽タイプという価格の安いタイプがあって容量が1000mAhしかありませんが、繰り返し使用回数が4000回です。
スタンダードなタイプは容量が1900mAh前後、使用回数は2000回前後なので特性もかなり違います。
エネボルトという商品には3000mAhで使用回数1000回と言うものもあります。
サイズが合わないものはアダプター使っています。
2011震災時に重宝しました。
コンロの着火用なら、アルカリ電池を使ったときにマンガン電池より寿命が短くなるということは考えにくいです。本来の値段差ほどの差は出ないことはあるかもしれませんが…
購入された電池が性能の悪い物だった可能性が大ですね。
昔はわかりやすかった。どのメーカーも、マンガンは赤、その強化版が黒(黒は赤の約1.5倍持つといわれていた)、アルカリはゴールドやシルバーなど高級感のある色。
今の乾電池はぱっと見でそれが何かわからず。ユニバーサルデザインって何だろう。
≫KITT3000 さん
うちのそれはリンナイてすが、たった今ソケットを引き出し確認したのが画像のものです。
当然コンロは毎日酷使していまる年期モノですが、装填してあった電池は大容量など(本体には「長持ちパワー と謳われていますが」)ではないごく一般的なもので、使用推奨期限は2014年10月(※1)となっています。
ソケット(画像の黒いケース)にも「必ずマンガンを使え(逆にアリカリも同様に)」というニュアンスの念押しも当然ありません。
そちらのご使用コンロのメーカーは判りませんが、マンガンなら普通に使えたと書いてあるので、本体の不良も考えにくいです。
ということは間違えて使い古した電池を誤って使用した・一次電池だと健全な状態であれば考えにくいが放電していた・若しくは単に記憶違いの可能性が高いのではないでしょうか。
私にはその程度しか思いつきませんし、記憶も曖昧そうなのでこれ以上この話題でのやりとりも不要に思える故、この話題はこれにて終了とさせていただきます。
あ、ひとう前にレスした内容の加筆訂正をここでさせて頂きます。
■旧■
恐らくこれは、MD側が電圧の「厳格」な管理をしているのだと思います。
■新■
恐らくこれは、MD側が電圧の「適当」な管理をしているのだと思います。
以上です。
※1電池に印字されている使用推奨期限とは、その電池をそれまでに使用開始すれば性能の劣化はないよという年月が印字されています。
取り出してみるとまだまだ元気な電池ですが、液漏れの兆候が確認でき、取り替えることができたのでラッキーでした。ありがとうございます。
ちょうど買ってそのまま放置していたエネループ時代(!)の単一スペーサーが寂しがっていたので、それに画像の蓄電池を挿して試したところ、めちゃくちゃなスピードで元気にアークしたので試用してみます。
二次電池は本来こういった、いつ使い始めたかった分からない・点検も疎かになるような半ば放置状態のような場所への使用が良いのでしょうが、使うより放電の方が割合的に大きいと思うところには個人的に費用対効果(というか全然大したことないけど手間かな)で勝手に考えるのか、何故か無意識に使わないんですよね。。。充電すればよいだけのはなしなのですけれど…orz
気になったので我が家のビルトインガスコンロ(ノーリツ製)の取説を見てみました。アルカリ指定でした。
最近のコンロはSiセンサーに常時電流が流れるので、マンガンよりはアルカリが適しているかと思います。
オキシライド、絶対使う気になりませんが、今でも部屋で寂しそうに眠っています(笑)
当時は用途がメーカーレベルで制限されているとか、ユーザー側も使いづらかったので、しきりにCMも流していましたよね。
蓄電池、今の技術だと容量の多さに比例して放電も大きくなる傾向てすので、少容量なものはリモコン等への利用を促していますよね。
ただ数千回繰り返し使えても、その前に表面を覆うラッピングがボロボロになって無くなる→セルの判断ができなくなりそうなので買わないんですよね(-_-;)…
レーザーでカッコ良くデザインされたりしたら良さそうですが…コストが^^;
私もそう思いつつ、単三アルカリ電池も好物(笑)なので、何故か買ってしまうんてすよね(-ω-;)…
マンガン黒は少し前まで「ハイパワー」などともプリントされていましたよね。
ユニバーサルデザインといえば、ニッケル水素のそれは確かリサイクルマークや本体のマイナス付近によく利用されるオレンジ色が当てはまるはずですが、何度か色すら無視されたものを目にした記憶があります。
こういうところはぱっと見の判断材料でもあるので、守られてないと混乱しますよね。
ハイパワーで長持ち、そして繰り返し使えることからデジカメや電子辞書には大変重宝し、お財布に大変優しかったです。
本当、特にまだスマホなんてものが存在しない時は色んな機器や用途で利用できて重宝したものです。
その名残がここに唸るほどあるともいえますけれど。。。
少し知っていないと電圧を考慮しないといけないとは分からないですし、単純にはいえないザクザク内容ですが、ニッケル水素は電圧がリチウムの約3分の1しかないから大凡3で割るべき部分を知らないで、エネループなどに印刷されている「min 2,000 mAh」だけを見て、最近のリチウム電池使用製品と混同して「かなりの容量あるやん」となるだろうししで、解りにくいといえば確かにそうですよね。
そこら辺もマテリアルが違うアイテムが増えてくるとどんどんごちゃ混ぜになってしまい、余計取っつきにくくなるんですよね。
本体に印字された仕様なんて小さすぎて見えないし…色んな意味で困ったものです…orz
マンガン電池。アルカリ電池、充電式電池の特長を説明して頂き
ありがとうございます。それぞれの電池の特長を把握して使用器具
を決めます!(^^)/🐼
コメントをありがとうございます(・ω・)/
世間一般では充電という言葉が一番広く使われていて、電池も充電池とすれば変換されるのでそう書きましたが、蓄電池という名称が正式なものの筈です。
上手く使ってより快適な電気小物ライフが送れると良いですね(*'ー'*)ノ
皆様、もしかしたらものすごく勘違いかもしれません。
電池切れになって交換しなければと思い、
なにも考えずに買って装着したのがマンガン電池だったのかもしれません。
そして、メーカーに問い合わせて、マンガン電池使ってないか確認されて、
アルカリ電池を購入したかもしれません。
ビルトインコンロの電池が単一電池でさす。
単一電池ってあまり使いませんよね。
最近は単三、単四が主流な気がします。
なので、余計に何も考えずに単一マンガン電池を最初に買ってきてダメで、
アルカリ電池にしたかもしれません。
私の間違ったコメントで、
ビルトインコンロ利用の方はわざわざご自身のビルトインコンロを確認させるさ手間を取らせてしまい、
誠に申し訳ありません。
アルカリマンガン等の乾電池で充電ができないもの、放電のみは一次電池、充放電が可能なものは二次電池と称するのが本来かと思います。
いっそのこと使い捨ては乾電池、繰り返し利用可は充電池でいいてすよね。
私もいつも乾電池と充電池程度でしか言わないです^^;
乾電池に対する湿電池があって、一次電池には現代はほぼ乾電池のみになりましたが、二次電池にはエネループのように「乾電池」の体を為したものもあれば、クルマのバッテリーのように「液体」が入っているものは要するに「湿電池」であり。
でも今はそれらを二次電池の乾電池は「密閉型」と呼び湿電池は「開放型」と呼ぶのが一般的なようです。
単一を頻繁に使う方もおられると思いますので、私はなんとも言えませんし、少なくとも私は世の中で一番用途も多く利用者も多いからこそ店舗で一番多く販売されているのであろうと思いますし、入手性の面からもメインで書いただけであり、そういう生活スタイルで私自身が暮らしているという参考程度です。
応用とか違うと思うのであれば、あとは各々で快適なよう変えればよいとも思います。
あくまても個人的見解に過ぎませんが、寸法や容量で総合的に考えでも、単三電池は世のヒット作だとは思っています。
因みに単三電池は単二と高さが同じなので、胴体に何か巻きつけて単二と同じ太さにすれぱ代用可能ですが当然同じように動作するかの保証はないだろうと書いておきます。
激しく電力を使う機器が単一利用前提で売られていたり、説明書通りに使いたいとか自己責任で動けない・動きたくない方は、教科書通りに使えばよいと思いますし、メーカーもちゃんと聞いてくれるのではないでしょうか。
Siセンサー付きコンロ(現在販売しているコンロにはSiセンサーが義務化されている)はセンサーに常時電流を必要とします。鍋の検知、煮こぼれ・吹きこぼれ検知、温度センサー等で着火時だけでなく常時電源が必要です。
よって、着火だけで良ければマンガンでも点くとは思いますが「常時」電流が必要なのでおそらくすぐに消耗します。電池が消耗すると点いていた火も消火します。なので、アルカリが推奨されます。
また、常時電流を必要とするため高容量でなければすぐ消耗します。従って単一型が指定されています。
湿電池まで出すと着地点が見えなくなりそうなので、敢えて乾電池のみの話題としました。
大変参考になると思えるレスをありがとうございます。
バイクのバッテリーなどはコケても液漏れしないよう、密閉式になっていますし、最近は車でもって電解液の補充をしなくてよいメンテナンスフリーが増えましたよね。
その分最後の最後まで元気そう→ある瞬間から突然セルモーターが回らない…となる、アルカリ電池様な振る舞いをしてみたりとか。
それで私も車が動かせなくなって泣きたくなった経験があるので、二年おきにまだ元気だろうが問答無用で買い替えをしています(-ω-;)…
全く詳しくないので出来れば解説してほしいのですが、吹きこぼれセンサーは、電源が必要なのでしょうか?
カセットコンロの類でも、吹きこぼれセンサーがついていますが、これとは異なるものなのでしょうか?
逆に言うと2009年11月以降「Siセンサーが付いていないコンロを家庭用として販売することは禁止」されました。だから物理的に中央にセンサーを設置できない内炎バーナーなども無くなってしまいました。
Siセンサーは加熱防止、立ち消え防止、消し忘れ防止など「火事の予防」に効果を発揮しますので義務化されました。
Siセンサーが仮にカセットコンロにも義務化されると非常時に電池切れや液漏れで使えないとか、そもそも価格が高くなるとか、デメリットしかないと思います。あくまでも「台所に固定化されるガステーブル」が対象です。
我が家のガスコンロは三口ですが、Siセンサーは一つだけで、残りの2つは着火確認だけの機能しかないものですね。
法律改正前のものということですね。
そろそろコンロを入れ替えたほうが良いのかな?
昭和世代の科学少年はみんなやったことがあるでしょうね。
他にも、車のバッテリーでちょんと付けて充電するという、危ない方法もやってましたね。父が。(笑)
ちなみに乾電池とはいいますが、本当に乾燥しているわけで無く、ちょっと湿っていると知ったのも、小学生の科学。(^^;
10年以上経過はしていると思うので、良きところで。古い機種はとにかく火事の危険性があります。
逆に言えばSiセンサー付きになってから火事が減り、IHの方が安全だというアドバンテージも「それほどでもなくなり」やはり直火の良さもあってかガスが復権してますね。