ドローンで4Gや5Gを利用する事は「現状」電波法に違反しています
よく携帯キャリアが「5Gでこんな事ができる!」みたいのに、ドローンなどの空中を無人飛行する機器の利用が挙げられています。
しかし、このような使い方は【現状では】電波法違反です。
日本でセルラー通信として認められているのは基地局と通信できる範囲の陸上・河川・海などです。
ここに空中は含まれていません。
現状では、空中で地上との間で無線通信ができるのは航空無線や、低出力のアマチュア無線、特別な認可を受けたデジタル簡易無線など、ほんの一部のみです。
携帯キャリアとしては、「現状違法な事」を推奨するかのような形になっていますが、これはどう説明されるのでしょうか。
また、国や総務省は今後この規定を変更するつもりはあるのかと思って調べたら、ドローンの5G通信に限り、今後許可をする検討をしているようです。
ただし、現状はドローンでのセルラー通信は違法なのでやめておいた方が良いでしょう。
同様に、航空機内のスマホの利用や、スマホを風船などで飛ばして撮影するなどの際に、セルラー通信の電波を出したままにする事は電波法違反となるので絶対にやめましょう。
7 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
勉強になります。
上空だと新たに認可を取らないと駄目ですね。
とは言え、ここを見ている人に電波法を詳しく語れる方がどの位いるのでしょうか...
現在、エリアマップに高さ方向の要素がないんですが、今後は3Dマップになるんですかね?
周波数の話はそれはリモコンとの通信ですよね。セルラー通信で全てを賄う場合は関係ありません。
それと、実験的利用で携帯電話会社のような免許がある場合のみ合法とされていますが、実用化したり個人が総務省に特別な許可を得ないまま実験する場合には現在の法律でも違法になります。
上空で携帯キャリアの電波(800MHz帯や1.5G、1.7GHz帯)を使うと電波法違反になるとは知りませんでした。
陸上特殊無線技師の勉強、始めた方が良さそうだな…
>> 洗車機まにあっくす東北支部 さん
せやで!!わからんかった。では通らないだろうけど、そんなモノ出している世間が悪い。