特別定額給付金オンライン申請の自治体作業で思い出した
デジタルデータを紙に印字して人の目で照合している自治体があるそうです。1990年代にコンピュータシステムの大半が日付が2桁しかないので2000年になるとトラブルが起きるため企業は対応に多くのシステム屋を投入していました。私はある保険会社に孫請けのシステム会社から派遣されコンピュータのプログラムを印字したリストから”YY”と文字も探してマーカーで塗りつぶすくだらない作業に回されました。なぜ”YY”か、当時のプログラマーは日付の年を使う時ふつうの思考の人は”YY”とするからというあやふや考えで。私は、プログラムを検索オプションを指定して印字すれば”YY”が何行目にあるか一覧できるのを知っていました。が、上司は再作成は出来ないとのことで衝突し別部署に回されました。
マーカーで塗りつぶだけで給料がもらえた良い時代を思い出しました。
13 件のコメント
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当時は、忙しかったですね。懐かし~。若かったし。(笑)
よく、IT系以外の人に「2000年問題って結局、何も起こらなかった」って言われるのですが「システム系の仕事をしている人達が皆がっばったから、何も無かったんだ」と私は言ってましたね。
いや、ホント、忙しかったんだよ。私なんてサポート系だったのに。(^^;
ですが、ソースコードをExcelに貼り付けて、色を付けるという作業が行われているのです。
こんな事に時間を使ってたら、生産性なんて上がるわけないですよね。
とは言え、そんな作業でもお金は貰えるので、下請けとしては従わざるを得ないのです。
今は上司と衝突する事もできない分、悪化しているとも言えますね。。。
もちろん上司もシステム系です。当時は保険会社のコンピュータ使うのに費用が掛かるため却下されました。「皆がっばった」うれしいありがとうございます。
>Balonさん
「下請けとしては」そうですよね。当時私は若かったので反発してましたが。
自分は、やはり印刷されたデータを、コードと品名と配合量を、元のデータと照合しました。コードが合えば、品名は決まっているのですが、これも確認事項。他でコードと品名は確認されているので無意味ですが、理解してもらえません。でも、ある一人だけに説明してもダメで、確認事項をあらかじめ決めてあるので、変更するには決定段階の人まで戻らなければなりません。不要な作業をやめるには、多くの労力を使うので、余計にムダが発生します。
最初にうまいこと決めておかないとダメなんですけど、知識がなかったり、良いアイデアが無い、浮かばない場合はそんなものです。
これからは、少しはマシになると思いますけど、ほとんどの人はワープロを使えるレベルでしかないので、あんまり変わらないのかなぁと思っています。
FAXとは違います。デジタル化してあるデータです。もう少し工夫できるのではないですかねぇ。
こういうネタって、ここの人の反応早いですね。ここの人達なら、良い方法を知っていたり、思いつくのでしょう。
求めるお偉いさんがいますので😅
自治体によっても違うでしょうが、
無理にオンライン申請にしなくとも
良かったのでしょうね。
多分この先もずっとこんな感じです。
>ソースコードをExcelに貼り付けて、色を付けるという作業が行われているのです。
>こんな事に時間を使ってたら、生産性なんて上がるわけないですよね。
手法は自由で、生産物さえ要求通りでいいのなら、やりようはいろいろあります。
差分をとって、違う箇所に色をつけるだけなら
WinMergeで比較、ツール(T)⇒レポートの生成(R)⇒html出力
エクセルでhtmlファイルを開いて、Excel形式で保存すれば
あっといま間にできますよ。
またPowerShellでスクリプト書けば、たいがい自動化できますよ。
例)# セルの背景色変更
$sheet.Cells.Item( 行, 列).Interior.ColorIndex = 色
手作業でやる工数をもらって、自動化すればボロ儲けだと思います。
2000年問題、確かにありましたが、各所で早目に対応したのでトラブル
が起きませんでした。時間の問題もありますが、今の政府のレベルが
低いかも知れませんねえ(^▽^)/🐼
>デジタルデータを紙に印字して人の目で照合している自治体があるそうです。
効率的な手段があっても知らなければ、そうなっちゃいますよね。
『言われた通りにやってればいいんだ』みたいな上司は腹立ちますよねw。
> わたしも現役時代はシステム開発していましたから今回の給付金
> オンライン申請やってみて画面入力がノーチェックで単に伝送される
> だけと分かったので自分でダブルチェックしましたよ、、、。
実はこの仕組み、以前から知ってました。
マイナポータルって単に「オンライン申請窓口」なんで。
→よく読むと解ります。
> マイナンバーカード読ましたのに住所氏名なども入力させるの
> ですからそんな程度でした。
> 住民基本台帳データベースするなどの専用システムを作成さる時間も
> 無かったのでしょうね。
まあ、時間はなかったんだと思いますよ。
初めは給付金受付って書類申請だけ、って言うお話で進んでいたの、報道されていたとおりですし。
でも流石に「各自治体の窓口が三密になったら意味ないじゃん!」という判断になったんでしょうね、だったら「あ、マイナポータル使えばいいじゃん!!」って考えたんだと思います。
まあ、その柔軟な発想は良かったと思いますが、流石に準備期間はそこまで取っていなかったんじゃないかと想像しますけど。
ちなみに住基ネット系は私も以前、展示会で自治体向けソリューションの資料を頂いたりして色々と調べました。まあ、結構ガチガチに固い(硬直化という意味でも)システムです。(笑)
日本の IT業界は今のところ外国籍の方も非常に多くの方が従事してますが、多分前述システムには日本国籍の人間だけ、って制限があるようには感じたりします。個人番号法の規定も実は非常に厳しいですからね。:(