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旅の回顧録、ことでん(鉄分高め、写真はないです)

昨日ニュースを見ていました。金毘羅さんが映っていました。それを見ていたら、そこへ旅行した時のことを思い出しました。以下は、回顧録、鉄分の高い内容になります^^;

栗林公園(高松市)から金刀比羅宮(仲多度郡琴平町)まで、電車で移動しました。
ジョルダンで検索すると、こんなルートになります。
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■栗林公園
|  高松琴平電鉄琴平線(琴電琴平行) 30.0km
|  09:08-10:02[54分]
|  610円
■琴電琴平
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鉄路で、約30km。長い時間のりますね。最初から、普通ではありませんでしたww
今はどうかわかりません(10年ほど前の話)。その時は、ICOCA使えませんでした。なので、現金で切符を買おうと思いました。自販機で選んでいると、おじいさんがやってきました。駅員さんに聞いてました。

「これ、つかえるかのぉ~・・・い、い、イコカ・・・」
駅員さんは、おじいさんの言葉を聞いてるようでしたが、目は、私たちのほうを見ていました(つれが、切符を買っていて、私はボケっとしてました。)。じっと見られていました。その視線が、とても厳しく感じました。

駅員さんは、一歩踏み込んで、ピシーっと私たちを指差し(指差されました^^;驚きました。)、大きな声で言いました。
「どこまで行かれるんですかーーー!!!」

その姿勢が、あまりに厳しく感じ、私たちは、固まりました。まずい・・・何か間違ったことをしてしまった💦どうしよ~・・・と思ってしまいました(後で考えたら、そんなことないのですが、やはり旅行者なので、なんとなく、街に溶け込んでない感があったと思います。)

驚いて、一瞬言葉に詰まりましたが、なんとか、小さな声でいいました。
「こ、こ、こ・・・こんぴらさんまで行きますけど・・・(下車する駅名はよくわかってない💦)}
「電車が発車します。切符はいいですから、もう乗ってください!!!!!」
「ええ?、は、ハイ、すいません💦💦💦、はいっ・・・」

きびきびとした手際に、私たちの思考は完全にストップしてしまい。とにかく走るように言われ(たように感じたw)、走って電車に乗りました。ドアが閉まり、電車が動き出しました。

「切符・・・持ってないね・・・」
「どうやって清算すればいいんだろうね・・・」

そんなことを話していました。
その電車には、車掌さんが乗ってました。
(うわー・・・車掌さんや~・・・なつかしい~)

あの黒いカバンから取り出したものは、小切手帳のような冊子でした。そして、穴をあけるパンチ(何というのかわからない)を取り出し、乗車駅の箇所に穴をあけました。下車駅を告げると、その箇所も穴をあけて、私たちに手渡しです。そこでお金を払いました。そのチケットが、薄葉紙のような懐かしい切符でした(すべての駅が印字しているので、結構大きい。普通の切符の10倍くらいはある。)

20200321_1240_ことちゃん.png

落ち着いてから、車内を見渡すと、ぬいぐるみが座ってました。人間1.5人分くらいのスペース取ってます💦 普通に、座席に座ってます。それが二つ・・・つまり、3人くらいのヒトが座れるであろうに、そのスペースを、ぬいぐるみが占領していました(わりと・・・というか、かなり引きました💦)

誰も、何も言わないのだろうか・・・周囲は、まだ座れるようでしたけど、立っている人もいました。青いイルカと、ピンクのイルカでした。ことちゃんと、ことみちゃんっていうそうです。写真は、ことでんWebサイトからお借りしました。なお、写真は着ぐるみです(人間が中に入っている)。私がみたのは、着ぐるみの半分程度の大きさの、ただのぬいぐるみです)。

●ことちゃんのこと
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/iruca/kotochan/kotochan_pofile.html

カーブで電車が揺れました。ぬいぐるみが、席から、ドスっと落ちました。隣のお客さんが、よっこらしょっと引き上げて、元の席に戻してました。それをみて、またびっくりしました。ここはすごい面白いところだな~と思いました。

この電車、だいぶ長い間、乗りました。土地のみなさんが、乗車してきたり、下車していったりしました。このぬいぐるみのことは、誰も気にしていないようでした。というか、人気者でした。小さなお子さんが「ことちゃーん」といって、抱きついたり、一緒に写真を撮ったりしていました。隣に座っている大人が、お子さんに、席を譲ったりしていました(ことちゃんの隣に座りたかったみたい^^;)。

そしてまた、ぬいぐるみがドスっと落ちて、誰かが拾い上げて、座らせてました。
(固定したりする必要は、ないのだろうか???)などと、一人考えてましたwww

世の中がおちついて、のどかな日々が戻ってきたら、また「ことでん」に乗りたいです。楽しい旅の記憶です。


18 件のコメント
1 - 18 / 18
田舎に行くと、切符を買うのは後でいいから早く乗れっていうのはよくあるのではないですかね?
私も経験があります。

中国でも長距離高速バスで、同じ経験をしたことがあります。
今は本人確認登録が必須なのでもうなくなってしまったと思いますが。
去年の春、ユニークなICカードを作成してネットで話題になりましたね。

◎「ことでん」があの“令和ハプニング”をICカードにしちゃった。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/kotoden_jp_5cb00170e4b098b9a2d1615d
のどかで良いですね(^^♪
>田舎に行くと、切符を買うのは後でいいから早く乗れっていうのはよくあるのではないですかね?<

そうなのですか・・・よくあるのですね?適度な人口だと、融通が利くというか、あらゆることに、臨機応変に対応できるのかも?ですね^^

あの薄葉紙の切符が、かなり懐かしかったです。写真とりましたが、見つけ出せません。
ことでんは、かなり変わっていて面白いと思いました。高松人のおおらかな気質なのかもしれません💦
こちらは、ことでんストーリー(ことでん公式)です。ことでんの感じがわかります。車窓からみる風景がのどかできれいです。

●【公式】ことでんストーリープロジェクト PV 「小説家はいつも見かけるあの子でした」
https://www.youtube.com/watch?v=8tTIIfuzqXY
私がみたぬいぐるみは、こちらのムービーに登場してます^^;(0:54秒に、一瞬だけちらっと映っています)。
https://www.youtube.com/watch?v=htxVDh55xeE
ことでんのキャラクターがなぜ「いるかなの?」ですが、その街で見聞きしたことには・・・次のような理由のようでした。

ことでんの経営が怪しくなったとき、地域全体で話し合ったそうです。ことでんは、本当にいるか?(必要なのか)と・・・^^;
琴電と金比羅さん、懐かしいなぁ~

金比羅さんには2j回行きました。いずれも「修学旅行」。
中学と高校、何十年も前のことです。
金比羅さんの長~い階段は、当時は若くて元気だったので何ともありませんでしたが、あれを思い出すと今は多分無理だろうなと思います。
琴電も、当然乗った筈ですが、当時はぬいぐるみもおらず、何の思い出もありません。
とりとめもない思い出話で申し訳ありませんでした。
でも、レポートは懐かしく読ませて頂きましたよ。
おばあさんが、乗車してきました。彼女は、すぐに降りました。車掌さんに止められました。私が思うに、多分違う切符を持っていたと思います。おばあさんは言いました。

「ちょっと郵便局でお金おろしてくるだけやけん、また乗るけん!!!(ええやろ?)」

私は、またまた驚きました^^;つれも、どんびきしてましたw
車掌さんも、今度は一歩引いてましたw
彼は「でも・・・」と言いかけてはっとしました。発車のベルがなりました。お時間です。・・・車掌さんは、忙しそうでした。ことでんは、駅と駅の間隔が短かいです。それをお一人で、アナウンスして、切符を切って・・・とやるのはとても忙しいと思います。

発車時間がきました。車掌さんは、おばあさんの対応はあきらめて、電車に乗り込みました。気を取り直して、次の駅のアナウンスを始めました。終わったら、電車の端から端までチェックして(切符もっていない人の確認?)戻ってきて、その間にも、切符もっていない人たちが(私たちのような人たち)、あの~とか、もし~とか、声かけられてました。

PS:一時下車ですが、どうも、ことでんは、できる駅とできない駅があるようです。
PS2:私も今は知りませんが、昔は、近鉄奈良線でも、そういう駅があったようです(上本町とか?詳しく知りませんが・・・)

電車の旅は、ドラマがあります^^;

P_20190202_164122.jpg

あまりと言うか全然関係ないですが、近所の琴平神社で頂いた御朱印が少し曲がってた。
hagetenさん、御朱印いいですね!私は、御朱印帳持ってますが、ついつい、リュックに詰め忘れます。いつもあ~あ、とほほ、と思いますw
本文中の「穴をあけるパンチ」思い出しました!
これは、「ハトメパンチ」と言うのではないですか?
小切手帳も、今はもう見ないですね^^;
nemui99さん

私も電車で高松から金比羅山に行きましたが、職場の団体旅行で行った
ので切符は多分、チケットの中に入っていて、そこでは購入しませんで
した。
🚃電車や🚌バスに車掌さんが乗っていたのは私が小学校の低学年位ま
ででた。

以前、JRが国鉄だった頃、車内で延長の切符を頼んだらサラサラ紙に
手書きとはさみで孔を開けた切符をくれました。
 琴電のICカードはIruCA(イルカ)ですね。

 近鉄、昔(20年くらい前まで)は途中下車が可能でした。有効期間が2日のもの(101キロ以上)と上本町などの指定駅でした(途中下車指定駅と看板があった気がします)。
たけちゃん3さんへ
旅の記憶はずっと続きます。どこかに残っていて、普段忘れていても、何かをきっかけにして、またよみがえってきます。職場の団体旅行で金毘羅さんは楽しかったでしょうね!

ことでんは、若い車掌さんでした(多分20代前半^^)。あの若さで、電車の中全てを仕切るのは、すごいと思います。

そらむさんへ
近鉄の「途中下車指定駅」は、そういうルールだったのですか・・・(有効期間やキロ数)私はてっきり、上本町で降りて、近鉄百貨店でお買い物して帰ってくださいという配慮(?)だったのかな?と思ってましたw(違うか・・・)
 長距離切符は国鉄のルールに合わせたのかと。近鉄でも101キロ以上なら学割使えました。
 上本町などの指定駅は百貨店があった駅なんで、お買い物してねでしょうね(指定駅での途中下車は有効期間1日でもできました)。
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