石油ストーブ、「燃焼筒内部の吹き返し現象」による火災にご用心

自宅で使用している石油ストーブを使っていると石油臭くなってきたななと感じ、
消火して中を確認した所、燃焼筒の下の部分にホコリが沢山溜まっていました。

そこで、燃焼筒の下の部分のホコリを取り除き、周囲も掃除してキレイにした所、
臭いがしなくなりました。（^^

どうも、燃焼の際の空気が十分送り込めず正常に燃焼していなかった様です。（^^；

その後その事についてネットで検索してみた所、燃焼筒内部にホコリが溜まると
吹き返し現象が起き、ホコリが燃えて火災になる恐れがある事を知りました。

NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)による実験映像は中々インパクトが
あります。（^^；

・【NITE】石油ストーブ「8.燃焼筒内部の吹き返し現象」
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/nenshou/1173.html

・【神戸市】使い慣れたストーブでも過信は禁物！危険を予知した適正な使用(PDF)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/p-kobe-08.pdf

もし、ご自宅や親戚のお家に石油ストーブがありましたら、消火した状態で燃焼筒を外して、
懐中電灯等で内部にホコリが溜まっていないか確認された方が良いでしょう。（^^

特に、長期間確認していない場合はホコリが沢山溜まっていたりする可能性が高くなりますので
ご注意ください。

また、清掃の際は必ず消火した状態で行ってください。
火が付いている時に底からホコリを取ろうとすると急に空気が入って
吹き返し現象が起きる恐れがあると思われます。