WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション
意外と知られていないのですが、au回線を使うAプランでは、WiMAX 2+の電波も利用することができます。利用可能エリアとなっているところでは、大体半径1km以内に1つという感じで基地局のアンテナが立っています。
写真一番左側がその基地局アンテナです。6本のアンテナが立っています。似たようなアンテナにワイモバイルのアンテナがありますが、WiMAX 2+の場合は、下のボックスに必ずUQというマークが入っていますので、すぐわかります。
この写真の基地局アンテナには、さらに東日本旅客鉄道の掲示もありました。JR東日本はUQの株主になっているので、敷地の一部を貸してアンテナを立てさせているようです。
やっぱりAプランを有効に使うのなら、できるだけWiMAX 2+対応の機種を選んだほうがよいです。
iPhoneなら6以降の機種が対応しています。スマホなら、auの2015年以降発売の機種は大抵対応しています。simフリーの機種は一部のみ対応ですね。
iPhone SEで、基地局の近くに行って、どの程度の速度が出るか試してみました。アンテナから50mくらい離れた場所で計測しています。
まずフィールドテストでWiMAX 2+をつかんでいるかどうか確認です。
写真左側、Freq Band Indicatorで41という数字が確認できましたので、間違いないです。
次に、SPEED TESTをやりました。ダウンロード40.20Mbpsの速度が出ています。基地局アンテナから500mほど離れた自宅ではauの電波をつかんでいますが、速くてもせいぜい10Mbps程度で、こんな40Mbpsなどという数字は出ません。
さらに意外と知られていないのが、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応の機種があるということです。auのスマホなら2015年夏以降発売の機種の一部、iPhoneなら6sと6s plusのみ対応です。
simフリー化したドコモのiPhone 6s plusで、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーションが実現できるか実験してみました。
SEと同じように、まずフィールドテストでWiMAX 2+の電波をつかんでいるかどうか調べてみます。写真左側、バンド41をつかんでいるのが確認できます。
次に、SPEED TESTです。何とびっくり、102.28Mbpsです。WiMAX 2+のキャリアアグリゲーションが実現できていることがはっきり確認できました。すごいですね。自宅で光回線とWiFiでつないだときが、大体こういう感じの速度です。
もっとも、毎回毎回これだけのスピードが出るわけではなく、何回か繰り返すと、場合によっては3Mbpsしか出ないときもありました。あくまでも基地局を同時に利用する人が少なく、なおかつauとmineoを結んでいる回線が空いているときの話です。テストは午後2時台に行いましたが、これが午後0時台なら、逆立ちしたって出る数字ではないです。
いずれにしても、Aプランで使うためにこれから新たにスマホを購入するのであれば、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応の機種を選んだほうがお得なのは間違いないと思いました。
iPhone7が発売になると、6sの安売りが始まると思いますので、うまく契約してauの6sを安く入手するのも、決して悪くない選択肢だと思います。
僕も体感から「Aプランを使うならWiMAX2+対応(LTEキャリアアグリゲーションにも対応)モデルを選ぶべき」と思っています。
そして、新しいモデルだとWiMAX2+キャリアアグリゲーションにも対応させてあるということでなお良し(^_^)ノ
純粋に対応する周波数帯が増えてつながりやすくなり(これは確実)
すいている回線がつながりやすくなり(これは推測)
いいな、と思います(^^)
速度とサーバー応答の良さと機種選び、大切ですね(^o^)
Androidユーザーなので1点ご質問失礼します。
フィールドテスト画面はiphoneの設定画面から直通で見ることができるのでしょうか?何か別途アプリが必要ですか?
今iPhone買うならApple StoreでSIMフリーSE一択かな?
と思い込んでいましたがauの6sもアリですね。
私が残念に思うのは、mineoが販売している機種にはWiMAX2+対応の機種が少ないということですね。特に、今度取り扱う3機種の中には一つもないですからね。mineoはAプラン利用者のほうが多いのだから、もう少し考えてくれたらとよいのにと思ってしまいます。
iPhoneのフィールドテストは、通常の電話アプリで*3001#12345#*と入力するだけです。ほかに特別なアプリは必要としません。Androidで今つかんでいるバンドを把握するのは結構難しいんですよね。単純に表示してくれるアプリはほとんどないと思います。
auのiPhone6sなら、6カ月経過していれば誰でもsimロック解除できますから、そういう意味でもメリットはあると思います。あとは、いかにして安く入手するかですね。
これは、六剣アンテナかw
旧ウィルコムすなわち現ワイモバイルは、4本か8本が多いようですね。
この6本のアンテナは、前は2本だったんですよ。6本ならまず間違いなくUQということで見分けがつきそうです。
全国のウィルコムのアンテナが8本に更新されていくのを横目で見て感動してました。
二本だったんですね。因みにウィルコムのは2本→4本→8本になりました。
ワイマックスのは 2→6だったんですね。
このタイプのアンテナはアンテナらしくて格好良いですね。
電柱の先っぽについてるのは全てPHSのアンテナだと思っちょりましたよ。
これからは注意して見るようにします。
写真のやつは20年くらい前から職場の屋上に設置されてるPHSのアンテナです。
DDIポケット時代は電気代込みで98000円(税抜き)/年の家賃をくれてたのに、ソフトバンクが関わるようになってからは70800円(税抜き)しか貰えなくなりましたよ。
20年間で電気代も消費税も上がってるのにね。
PHSは、まだ完全にはサービスをやめていないんですかね?
このアンテナは、昔はよく見ましたね。私もDDIポケットのPHSを利用してデータ通信をやっていたときもありました。
恐らくですが、旧ウィルコムで整備したネットワークはAXGPとの共用運用されており、アンテナが共通利用出来るので古い資産ではありますが運用され続けているのではないでしょうか?
携帯電話で言うと、2G時代の資産家動いていることになります。
医療関係を始めとして法人利用もまだまだあるイメージです。
確か、PHS自体は赤字事業ではなかったような。
確かに病院は、最近できた新しい総合病院でも、PHSの小さいアンテナが院内のあちこちに設置してありますね。そういうのも合わせれば、事業としてのPHS事業は十分成り立つんでしょうね。
久しぶりです(^^;
PHSを使っていた時は、よくアンテナを探していたので(笑)
病院は医療機器への電波影響の関係で、まだまだPHSが全盛ですね。
私も、WiMAX 2+のCA対応をしているW03も使ってますが、
HWD14の時より速いなと感じています。
まだ、大阪では370Mbps対応はしてませんが、UQから発表されたら
試してみたいと思っています(^^)
新機種発売後値段が下がるのかどうか(^。^;)
W03は、WiMAX 2+とau 4G LTEとのキャリアアグリゲーションで下り最大370Mbps対応ですものね。
理論値はともかくとして、日常使用において普通に周波数3つ束ねて通信できるようになったら、すこぶる快適でしょうね。
最初は2本からスタートですね。ユーザーが増えたら6本にするのかな。
配管にシール張っているのは初めて見ました。
こういうアンテナ基地局は全国で2万カ所ほどあるそうです。東日本だと東京の多摩市に管理センターがあって、東日本管内の1万1千ほどあるアンテナ基地局を一括管理していると聞いたことがあります。