when i'm gone leaving no one passwords
数日前のtwitterで、ある人が亡くなったお父さんの弟さんに連絡を取りたいと言うことで色々とご苦労されているようです
問題は、ご家族が弟さんとそれほどお付き合いがなかったのか連絡先が分らないのと、お父さんが使っていたiPhoneのパスワードが分らないので、連絡先に入っているだろう弟さんの連絡先を知る事ができないと言う事です
当然、ネットの事ですから、果たしてそれが本当なのか、怪しい借金取りなのかと疑う人もいます
それを信じるか、信じられるかは読んだ人の人を信じる能力によるかとは思いますが、信じている人から色んな意見が寄せられています
Facebookで探したら?とか電話帳(番号案内)で探してみた、戸籍を請求したみたらとか、探偵に頼んだらなどと言う人捜しに関したものと、パスワードを知るのにキャリアに頼む、アップルに頼む、業者に依頼する、誕生日などを色々入れてみる、お父さんの指で試してみるなどの投稿もあるようです
パスワードを間違うと、最終的には11回で詰まってしまいます
業者やアップルではそもそも不可能ですし、内部のデータを消去前提での復活は可能としても連絡帳も消えてしまいます
望みがあるとすれば、iTunesに接続して、もしくはiCloudからの復元でしょうけど、それもAppleIDとかを求められたら詰みます
その流れを読んでて、ちょっと考えてみた
自分に突然の事が起こった時には、当然見られたくない情報も沢山入っているでしょうけど、残された家族はひょっとしてそれを消し去って仕舞うって事よりも可能であればどうにか残してしまいたいと思うのかも知れません
知り合いでも、ずっとガラケーの料金を払い続けている人がいたり、交換したLINEのトークが消えるのがいやで機種変更できない(実は残せるが)人もいたりします
下の階の人に刺されたり、高齢老人に追突されたり年齢に関係無く命のリスクがどんどん高まっている時に、こういうのもあるって事はちょっと知っておきたいかも知れません
Apple
死亡した家族の Apple アカウントへのアクセスをリクエストする方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT208510
「ただ、パスコードでロックされているデバイスは暗号化されていますので、最近親者の方がデバイスのパスコードをご存じない場合、デバイスを消去しない限りはパスコードロックを解除することはできませんのでご注意ください」
AppleIDを無効にする、削除する、アカウントを相続するなどの方法は残るようです
Google
死去したユーザーのアカウントに関するリクエストを送信する
https://support.google.com/accounts/troubleshooter/6357590?hl=ja
死亡した場合や Google を使用しなくなった場合に Google アカウントに対して実行するプランの作成
https://myaccount.google.com/inactive
Google アカウントが長期間使用されていないと判断するまでの期間の指定
プランが実行されるまでの期間(3~18ヶ月)を指定
処理を行う前に、SMS とメールを使用して複数回連絡がある
通知する相手と公開するデータの選択
使用していない Google アカウントを削除するかどうかの設定
こういう話題が嫌いな人もいるでしょうけど、そういう人が多かったら見えなくされるかも知れないです
なお、当該ツイートはこちらにはリンクしませんので、心当たりがあるかもって方はググって下さい
スマホは便利な反面、セキュリティが高すぎてガラケーのように4桁総当たりではどうにもならなくなっているのが時には高い壁になってしまうのかも知れないですね
参考
TouchID(FaceID)は、下記の条件があります
デバイスの電源を入れた直後、 または再起動した直後
• 48 時間以上デバイスのロックが解除されていない場合
• パスコードが過去 156 時間 (6 日半) 以内にデバイスのロック解除に使用されておらず、かつ Face ID が過去 4 時間以内にデバイスのロック解除に使用されていない場合
• デバイスがリモート ・ ロック ・ コマンドを受け取ったとき
• 認証に 5 回失敗した後
• 電源オフ/緊急 SOS 発信後
https://images.apple.com/jp/business-docs/iOS_Security_Guide.pdf


アプリで、ログインにロックを掛けてるネット銀行とかもあり、そういうのは、スマホのロックを解除しないかぎり入れませんし
でも、生体認証なら焼く前になんとかなるのかなとも思います
本文に生体認証について追記しました
個別のアプリの認証がTouchID(FaceID)なら、ひょっとしてパスコード認証になるかも知れません
いざって時にはどうでもいいかも知れませんけど、コードレス決済の残高とか、サブスクの利用料金とかスマホでどうにかしないといけない事が増えて来ているのが心配事を増やしそうです
アプリそのもののログインはパスコードによるロックです
セキュリティは大事ですけど、別の悩みになりそうです
一定の条件で事前に登録していた画像・テキストなどを届けてくれます
https://www.taiju-life.co.jp/life_assured/lp/mirai_m.htm
https://faq.taiju-life.co.jp/category/show/283?site_domain=open
たしか野村證券でも以前やってたような気がするのですが、他の保険会社でも同様のサービスはあるかも知れません
法的な効力はないものですが、エンディングノートに書きたくないが伝えないといけないものとかにはいいかも知れません
死亡しなくても認知症が酷くなってもアウトですし。
……ということで私は先日銀行の貸金庫を借りました。家の権利書も入れましたが主な目的は使用しているサービス、ID、パスワードの一覧を保管する為です。
サブスクリプションサービスもいくつか使用しているので万が一の事があった場合家族が手続き出来るように……
自分自身を全く信用していないのでお金が掛かっても安心な方法をと考えてこうなりました。
近所に貸金庫代が安い銀行が出来たので良かったです。
メールじゃなくて「封筒に厳封した状態でお届けします」というのも、安心感があります
近くに銀行がない上、IDやPWは時々変えるので、そのたびに行かなきゃならないですね
そもそも、私みたいに抜けてると、貸し金庫の事自体、家族に言い忘れたままだったりしそう
エンディングノート系のアプリもありますが、スマホが絡めば結局ややこしくなりそうだし
FBIとappleまたやってますね
https://japanese.engadget.com/jp-2020-01-07-fbi-iphone.html
今回は、ハード面のサポート要請?
貸金庫の利用もいいですね
正式な遺言の信託じゃなくて貸金庫なら小さいもので定価で2万ほどからのようですが、取引実績などでは1万以下にもなるようです
災害が増えていることを考えたら、大切なものは銀行の貸金庫で保管って言うのもいいかもしれないです
利用者を増やしたい支店とかでは「貸金庫無料キャンペーン」とかやっていて、半年や1年の利用料をサービスしてくれる所もあるようです
JO3XCDさん
家族に急に貸金庫の話をすると、ぜったい隠し資産みたいなのを期待されてしまうかも知れません
金の延べ棒が入ってたり、コインロッカーの鍵が入ってたりサスペンスものでは貸金庫の利用者と利用目的などのイメージが固まってますし
外国の事はよく分りませんけど、FBIのは単に陽動作戦で実はNSAとかはしっかり解析できていたりってのもないでしょうか
でも、最寄りの銀行が車で20分ですので、パスしました
延べ棒でもあれば、値打ちもあるかもですが、IDやPW書いた紙切れだけですし
イスラエル企業Cellebrite
モサド
NSA
Cellebriteの親会社って?
楡 周平あたりが一冊書いてそうな?
貸金庫については代理人登録をして夫婦共用、子ども達にもその存在を知らせてあります。
体質的に私は突然死する可能性が高いし、父が亡くなった時も色々と家捜しが大変だったので死んでからこの中に死後必要であろう物を入れておくつもりです。
IDパスワード等以外に交友関係を書いた物、死者の簡単な履歴等々…… 値打ちは無くとも死後の忙しい時に残された人達が物を探す手間が省けるのは良いかな……と。
時は金なりと言いますからね(^^;)……と自分を正当化しておきます(苦笑)。