LaLa CallとIP-Phone SMARTの比較

LaLa Callをほぼ受け専用で利用してましたが、無料だったLaLa Callが2月から有料化というアナウンスを見て、他の無料IP電話に乗り換えようと思い、FUSION IP-Phone SMARTを新規登録し、純正のSMARTalkアプリを入れて、試しに使ってみました。
http://ip-phone-smart.jp/

IP-Phone SMARTのサイト上では、デビットカードは楽天銀行、スルガ銀行のもののみとありますが、ジャパンネット銀行のデビットカードで通りました。
(ジャパンネット銀行でも、カードレスVISAデビットは弾かれてしまいましたが)
http://ip-phone-smart.faq.rakuten.ne.jp/app/answers/detail/a_id/24122

そこで、少々使ってみて色々感じた事も含め、LaLa CallとIP-Phone SMARTのメリット・デメリットをまとめてみました。


【LaLa Call】
　メリット
　・mineoユーザーは、データ通信量がカウントされない(もっと大々的に宣伝した方が良い)
　・固定電話宛への通話料が3分8円と安い
　・留守番電話の設定変更が、LaLa Callアプリ上で手軽にできる
　・留守番電話の再生・削除が、LaLa Callアプリから通話料無料で、090番号の時とほぼ同じ感覚でできる(スピーカー再生にしない限り、再生音が周りに音が聞こえる事はない)

　デメリット
　・(2月以降は)月額108円が発生する
　・(2月以降は)毎月無料通話108円分が貰えるが、ほとんど電話かけない人には月額分を相殺できなくて損
　・ユニバーサルサービス料が発生する
　・携帯電話/PHS宛への通話料が1分単位なので、30秒単位計算より無駄に高い場合がある
　・スリープ時やロック画面で着信あっても、着信履歴が一切残らない(iOS版)(いつになったら改善されるのやら！)


【IP-Phone SMART】 (純正のSMARTalkアプリを利用)
　メリット
　・月額無料
　・ユニバーサルサービス料が発生しない(楽天が負担してるらしい)
　・通話料は30秒単位なので、1分単位計算より安い場合がある
　・申込時に無料通話100円分を貰える(利用期限なし！)
　・SIPアカウントを公開しているので、純正のSMARTalkアプリ以外でも利用できる

　デメリット
　・SMARTalkアプリを2週間以上起動していない場合、プッシュサーバーへの登録がタイムアウトし、着信できなくなる(タイムアウトの通知はしてくれる)
　・留守番電話の設定変更は、Webサイトのマイページにログインする必要があり、面倒
　・初期設定では、留守番電話の再生・削除は、Webサイトのマイページにログインする必要があり、面倒(メールに録音データファイルを添付する設定も可能)
　・留守番電話の再生をすると、音楽再生時と同じ様に、スピーカーから音が出て周りに聞こえてしまう(周りに聞こえないようにするには、イヤホン・ヘッドホンを使うしかなくて面倒)
　・SMARTalkアプリの設定の難易度が高め(設定項目によっては、専門知識も必要)


LaLa Callでは、稀にプッシュ通知が数分～1時間ほど遅れて来る事がありました。
(特に無線の)IP電話の特性上、どうにもならない事かもしれないので、IP-Phone SMARTでも起こるかもしれません(着信テストを数回した限りでは、まだ発生してません)。

IP-Phone SMARTは留守電再生時にスピーカーから音が流れるという、致命的なデメリットがどうにも使いにくそうで、留守電に関してはLaLa Callの方が随分と使いやすいです。
この点が引っかかって、LaLa Call解約して、IP-Phone SMARTに乗り換えるのに、一歩踏み出せないでいます。

LaLa Callは解約するか、有料化しても使い続けるかは、IP-Phone SMARTをしばらく使ってみてから考えようと思います。
IP-Phone SMARTは、まだ数日しか使ってないので、プッシュサーバーへの登録がタイムアウトした場合の使用感も、実際どうなのか試してみたいですし。