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東京電力横須賀石炭火力発電

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東京電力横須賀石炭火力発電のデータ見てあれっと感じた。
なぜ、超々臨界圧火力発電(USC)なのか。
まず、不思議に思ったのは発電規模。
USCなのになぜ1基65万kwなのか。
USCなら1基100万kwhが現在一般化している。

二酸化炭素排出量750g-co2のデータから見れば700℃のA-USCが該当する。
ただ、それは100万kwでの話。
65万kwでは二酸化炭素排出量750g-co2は大丈夫なのか。
700℃でボイラー回して大丈夫なのか甚だ疑問が生じる。

勿来共同火力発電から1500℃IGCCについて熱効率50%、二酸化炭素排出量710g-co2の説明で50万kwhの出力の運用が可能との内容が出ていた。
IGCCはまず石炭を蒸し焼きにしてコークス炭を作り出す。
コークス炭は蒸し焼きの燃料に使われる。
この時発生するガスを燃やしガスタービンを回転させて一次電力50万kwhの電力を発生させる。
次に、コークス炭を作るときや発生させたガスを燃やす時に発生する熱を回収 し水を沸かし水蒸気を発生させて蒸気タービンを回転させて15万kwhの電力を発生させる。
これがIGCCの仕組みである。蒸気タービンはコンパウンドサイクル発電通称CC発電からも蒸気タービンから得られる電力は15万kwh,
どこかでIGCCからA-USCに書き換えられたのではないかと思われる。


3 件のコメント
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ミディ
ミディさん・投稿者
マスター

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A-USCについて資料見つかりましたので添付します。
この資料からすると二段階発電になっている。
700℃でガスタービンから50kwh、72℃の蒸気タービンから15万kwが発電する。
ただ、IGCCがすでに1500℃の耐熱性ををを維持しているためUSCについても1500℃が射程内に入れての検証すべき事項である。
これを前提にすると二酸化炭素排出量は1kw当たり600g-co2、二酸化炭素の貯蔵技術をあわせると500g-co2全般まで二酸化炭素排出量は低減できる可能性があるように見える。
東京電力横須賀石炭火力発電は
発電能力が100万kw規模があるのに65万kwに規模を絞っているには
公害防止でいいのではないのか?
ミディ
ミディさん・投稿者
マスター
A-USC*が複合発電か単式発電かがわからなかった。IGCCでは複合発電採用しているためガスタービンと蒸気発電の2系統で発電するためボイラー側がら50万kwh 、排熱側から15万kwhで一系統で65万kwhとなる。
A-USCにおいても2系統採用していることがわかりました。
ボイラーからお湯を沸かし蒸気タービンを回して1次発電、また、排熱を回収し二次発電。
現行700℃では750g-co2であるが今後燃焼温度の上昇でUSCで二酸化炭素排出量は600g-co2台に突入も視野に入ってきたと思われる。

これは設計段階でボイラー強度を強化すれば対応可能である。

石炭火力発電はボイラー温度をどこまで上昇させられるかが今後の焦点となる。
あとは石炭火力発電反対派を如何に納得させられるかが焦点となる。
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