ドコモの１契約あたり通信サービス収入は10年前から４割減、しかし家計に占める通信費は大きく増加？
日経新聞記事より抜粋：
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/editors.aspx?g=DGXMZO9265747009102015000000&df=1
「携帯料金は高いのか。実は『ARPU』と呼ぶ１契約あたりの月額平均収入は下がり続けてきた。途中で算出式の変更があり単純には比べられないが、05年３月期に7200円だったドコモのARPUは前期で4370円。10年間で４割も縮んだ。主に音声通話が減ったためで、通信サービス収入は10年前より１兆円余り落ち込んだ。
一方、家計の支出に占める携帯代が重くなっているのは事実だ。諮問会議で示された総務省の家計調査によると14年の２人以上の勤労者世帯の通信費は18.8万円と、10年前から2.6万円高まった。
ARPUが低下しているのに携帯の支出が増える背景にはスマホの浸透がある。並のパソコンを上回る性能のスマホは従来型携帯より端末価格が格段に高い。携帯各社は２年契約を条件に端末代を割り引く販売システムを作り上げた。端末代を割賦で払う方式が主流になり、これが毎月の支払額を押し上げている。」
→いわゆる抱き合わせ商法の弊害ですね。
→mineoは「必要なものを必要なだけ」ですので、セット販売からは無縁…でもないか…
17 件のコメント
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日本のARPU（通信事業者の1契約あたりの売上）
主要3社を平均すると、2004年度に7,005円（うちデータ1,822円）あったARPUは減少を続け、2008年度には5,425円（うちデータ2,209円）にまで落ち込んだ。音声ARPUの拡大は今後も見込めないため、各社ともデータARPUの拡大に腐心している。具体的には有料コンテンツで稼ぐ、大容量のコンテンツを提供してパケットを定額上限まで使ってもらうなどである。しかし、以前と比べて下がったとはいえ世界最高水準であることに変わりはない。
アメリカのARPU
2009年度は48.65ドル。1990年代から大きな変化はない。
ヨーロッパのARPU
フランスは2007年度で55ユーロ、ドイツはT-mobileの2009年度で14.89ユーロなど、国によって大きく異なる。
>世帯通信費が１割チョッとしか増えてないのは もっと意外
増加率は16％なので、新聞報道ではこれを約２割と報道していましたね。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201509/CK2015091202000118.html
「総務省の家計調査によると、二〇一四年の二人以上世帯の通信費は年十八万八千円で、家計の支出に占める割合は４・９％と十年前に比べて約二割上昇している」
あと、セット販売のキャッシュバックがキャリア側の収益を圧迫しているのでしょうね。
金利負担無しの割賦販売かつ転売目的の利用者が多いのでは、当然の結果だと思います。
mineoのセット販売は、知らない人が購入するようですね。
セット販売で利益を出すことを考えているとは思えません。
あとは、高い通信費でユーザーが嫌気をさしたのもあると思います
何れにしても企業努力が足りないとユーザーは減りますよ
私も長年docomoユーザーでしたが、いつまでも安くならない通信料金には本当に腹がたっていました
縁が切れてホッとしてます(*´艸`)
>通話からインターネットの利用へシフトしたのが収益減の大きな要素かも
それと、ARPUは一契約当たりの売上なので、２台持ちが増えたということも背景にあるかもしれませんね。
>セット販売で利益を出すことを考えているとは思えません
セット販売とは、抱き合わせで割り引くことで、お得感を与えながら総額では大きい買い物をしてもらう、というのが本来の商法なのですが、mineoさんのSHL25（税抜75,600円）などを見ると、あまりに高過ぎるような気が…
>バギンズ さん>docomoの収益減はiPhoneの対応遅れが原因でしょうね
それもありますが、2008年のiPhone発売開始以前から一貫して減り続けているようです。
つまりは、昔の携帯電話料金がバカ高だったということでしょう。
http://g-memo.com/2015/02/18/post-271/
そりゃ一部の人(MNP転入者)には出血大大大サービスですからね
一時期5円運用などのテクニックがありましたが知っている人は何回線も持ってましたからね
あくまで平均ですからそういう人が下げて普通の人の通信料は上がってたと思います。
>ねぼすけ さん>普通の人の通信料は上がってたと思います
そうですよね。
それが「端末代金まで含めた総支払額」に対する実感ですよね。
世帯当たりの「端末代金まで含めた総支払額」は、12年間で凡そ６割も上がっています。（新聞報道の「10年間で約２割増加」というのは、固定電話料金やネット接続料金も含めた数字のようです。）
http://voices.ku-neko.com/2015/10/stats-jp-mobile-charge.html
1987年〜1999年までの「携帯電話の基本料金の推移」を見ると、1987年に18,000円だったものが、新規参入事業者にリードされる形で1999年にはやっと4,000円にまで基本料金が下がってきたことが分ります。（これに反比例して契約者数は爆発的に増えていくのですが）http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/pdf/jss560304_193211.pdf
auやソフトバンクが参入してくるのはこの後2000年からですね。
そしてこれが、2000年以降の「携帯電話基本料金の推移」ソフトバンクが基本料金934円の格安ホワイトプランを導入したのが2006年ですか…、懐かしいですね。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000056191.pdf
最後に「携帯電話接続料(3分間)の推移」…2000年当時の2/3以下の通話料金にはなっているようですね。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000056191.pdf
も一つおまけに「携帯電話加入者数の推移」…2014年には約1億5千万件弱と、人口（1億3千万人弱）を上回っている。
http://www.kddi-ri.jp/special2/welcome/telecom_market
その金額だと、グローバルモデルのXperia Z5 Compactが購入出来ます。
安く買えるSIMフリーや中古スマホもmineoのWebショップで選べると使い勝手が良さそうです。
>所沢条司 さん>安く買えるSIMフリーや中古スマホもmineoのWebショップで選べると
>使い勝手が良さそうです。
なんと、mineo推奨中古スマホというのを取り扱い始めたようですね。
これは結構面白くなるかも…。
http://used-keitai.kakaku.com/ext/lp_mineo_recommend.html?cid=mineostore_link
１年保証付きならこの価格でもセット販売のスマホよりも魅力的に感じます。
中古スマホだと保証付きというものは少ないですから。
しかし、残念ながら、早くも品切れのようです…┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ