使い捨てヤッケに空調ファンをつけてみた→空調雨合羽へ

投稿時期を完全に逸していますが（笑）
バッテリーと一体型の空調服ファンを買いまして。

ホームセンターで買った使い捨てヤッケに装着してみました。

市販のものはファンの位置が気に入らないか、服のデザインと値段のバランスが悪いように思うんです。

（昔懐かしい）OHPシートにプリンタでワッペン（内径9cm、外径11cm）を印刷し、ヤッケの脇腹のあたりにホチキスで留めました。
（市販の空調服ってファンが少し背中よりについているので、背もたれのある椅子に座ると干渉するように思うのです）

ホチキスではがたたないときのために、６箇所カシメピンのためのマークを打っていますが、たいていはペラペラの化繊でやるのでホチキスで十分だと思います。

内径部分は切り取って無くなってしまうのですが、内側ワッペンと外側ワッペンの位置合わせのために中心の印を作っておくと良いと思います。

百均の合皮端切れをワッペンのカタチに切り抜きました。

OHPシートを覆うように合皮を接着。

ホチキスが錆びないようにするためと、ファンねじの戻りどめのためです。

いざ装着してみるとバッテリーの重みで吸気口が上向きになってしまうので、工具袋を腰に下げるPP製ベルトをすぐ下に巻くといい感じに(^^;

あとで、上着の裾を絞ることができる服でなくてもこのベルトのおかげで風を首と腕に送ることができると気づきました。

逆に、上着の裾を絞る服であればバッテリーとファンをセパレートにしてベルトをまかないようにしないと（道具類を腰に下げる場合は別として）マヌケに見えます(^^;

車のシートに座ってシートベルトをしてみました。
うん、干渉しない👌

背面をシートから浮かせる薄いカゴのようなものがあればいいですね。

さて肝心の着心地なんですが、正直イマイチです😓

不織布表面から空気が漏れすぎの（ような気がする）割に微妙に蒸し暑い。
（もちろん風を入れないよりは涼しいけど）
それとフロントジッパーじゃないので脱ぎ着がめんどくさい。

次はもうちょっとしっかりした素材（↑画像のとか）で試してみよう♪

続く…

続報。
早速上の段落の画像の素材（タイベック製防護服）でやり直してみました。
いったん作り方を確立すると手際が良くなってすぐにできちゃいます♪

大成功😄
袖までよく膨らんでいます。
フードをかぶると頭全体に風が当たって涼しいです。
（4段階の最強風量だとフードが脱げてしまうくらいですw）

防護服だから仕方ないですが、半袖かベストだったらもっと涼しいと思います。

💡いっとき袖を切ってみようかと思った（なんせ脱ぎ着のときファンを止めると化繊の肌触りの悪さにガックリorz）のですが、発想を変えて冷感素材のアンダーウエアと併用すればもっと冷えひえになるかも。

さらにその後。
コメントで触れた古いゴアテックス雨合羽を空調服化しました。
タイベック防護服の経験から風量は十分とわかったので、ファン１個を背中のど真ん中に配置。
ファンワッペン部分の工作は同じ、というか失敗作のホムセン使い捨てヤッケのをひっぺがして使いました。
そして雨天仕様ということで、建物の排気口用のフード（「ガラリー」っていうんですね。ジャストサイズのが千円くらいでした。）を改造してマジックテープでくっつけてみました。

なかなかカッコ悪くてステキです（笑）
背中につけたので背もたれのある椅子には座れませんが、小雨の中の立ち仕事や肩に刈払機（草刈機）をかけての作業は少し快適になるはずです。