スマホのカメラで見える世界は
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私は色覚異常者(色弱)でして、黒と赤、緑と黄色、青と紫、緑とオレンジなどの区別が難しい場合があります。
解りやすいのがゲームの「ぷよぷよ」で、私には赤青緑の三種類にしか見えないので、プレイすると秒殺なのです(ゲームそのものも下手だけど)。
また、iBookやiPodが登場した頃の「緑と黄色/オレンジ」に切り替わるLEDも色が変わる瞬間を見ていないと判別がつかないような視覚をしています。
さて、それを踏まえてのお話です。
カレンダーって大抵は平日は黒、日曜祝日は赤で印刷してますよね。
字が細いとかインクが薄いといった例を除けば自分の目でも黒と赤の見分けがつくのですが、時々太ゴシック体で書かれていても見分けがつかない物があるのです。
で、ふと見分けのつかないカレンダー(黒と掠れた黒に見えている)を「スマホで撮影したらどう見えるんだろう?」と思ってAQUOS CRYSTAL Y2で撮影しましたら……
クッキリ黒と赤に発色されていました!
自分で「え!?こんなにはっきり赤く見えるの!?」と声が上がるくらいにクッキリと。
色覚を補正する眼鏡があるのは知っていましたが、手元のスマホでも補正(?)ができるとは思いませんでした。
ただこれは端末の性能に著しく左右される事象のようで、AQUOSやnexusだとはっきり綺麗に赤と黒に見えるのにiPhoneやローエンド性能のスマホ・ケータイでは見分けがつきませんでした。
っつうか格安端末だと画面全体が青みがかってたり黄色っぽかったりして「フィルタ加工したんだっけ?」と見まごうばかり……。
以上、健常者には「え?それが驚くような事なの?」だけれども色弱にはびっくりどっきりな出来事でありました。
世界は私が思っているよりももう少しカラフルであるらしい。
21 件のコメント
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詳しい人からすれば当たり前のことなのかもしれませんが…
なぜなら言葉でキチンと表せないからです。
例えば、
「赤」という色。
どういう色でしょうか。
と聞かれたら、なんと答えますか?
信号の止まれの色。
ポストの色。
猿のお尻の色。
などでしょうか。
でも、それは正解とは思えません。
何かに例えているだけだからてす。
例えずに答えられますか?
ではRGBの色番号で答えれば正解なのか。
それも違うと思います。
つまり、何が言いたいのか。
あなたが見ている色は、
本当にみんな同じ色に見えているのか。
ということ。
私が思っている赤。
実は、他の人には、ひょっとしたら別の色として見えている。
別の色で見えているが、それを赤と呼んでいるだけ。
そう考えることもできなくはない。
でも、それを証明する事ができない。
なぜならそれは誰もわからないから。
子供のころ家族が家の庭を撮った写真を見た時の衝撃は今も覚えています
世界ってこんなにくっきりしていたんだと驚いたのです
もちろんそれ以前にも写真は見ていますが身近にわずかにぼやけてしか見えない庭しか見ていなかったので差がはっきりと感じられたのです
スマホじゃなくてもいいのでカメラとディスプレイを使う視覚補助があればいいと思います
目が悪い人専用である必要もなくて望遠機能や暗視機能があってもいいし
できることならメガネのような感じで使えるととてもいいのですが
自分も小さいころにUFOを見たくちです
>あなたが見ている色は、
本当にみんな同じ色に見えているのか。
ということ。
私が思っている赤。
実は、他の人には、ひょっとしたら別の色として見えている。
別の色で見えているが、それを赤と呼んでいるだけ。
同感です、私自身この事は幼少期よりずっと感じていました。
色覚多様性への理解は、色んな分野で進んでいるようですが、商用のウエブデザインは、多くの人に閲覧してもらわないといけないので、対応が必要だと言う認識が多くなってきているようです
iPhoneが結構積極的にアクセシビリティに力を入れて来ていますが、その中にはもっと知ってほしい機能もあったりします
文字を大きくしたり太くしたり反転したり...
最近twitterアプリがダークモードを実装しましたが、画面が明るすぎて辛いと思われる方には便利なモードとなっています
自分は必要なくても、そういうモードや機能があったらそういうのを共有できれば喜ばれたりするかも知れませんね
「Google Chrome」用の拡張機能「カラー エンハンサー」
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/702193.html
iPhoneのカメラに関しては、以前から不思議に思われる方も多いのですが、あるフィルターがかかっているのでしょうか、可視光を中心に撮影できるようになっていますので、その辺が関係しているのではないでしょうか
実際、iPhoneのカメラではリモコンの赤外線は見えませんが、多くの他社スマホではカメラを通すと白く光って見えます
↑(実はこれは正確ではない)
↓(正しい)
実際、iPhoneのアウト(back)カメラではリモコンの赤外線は見えませんが、イン(front)カメラでは、白く光ってみえますが、多くの他社スマホのカメラでは白く光って見えます
センサーサイズの違いもありますけど、こういう所で映りも若干左右されているかも知れません
グダグダ書きましたけど、多くの人が多様性に気付きそれぞれを理解する上で、スマホやネットなどのテクノロジーが役に立てばいいですね
私はUFOも幽霊も見たことがないのですが
何せ目がよくないので単に見えなかっただけという可能性もあります
昔の話ですが夜暗いところで友人10人くらいといた時にその暗い状態でどのくらい見えるかが人によってかなり違っているということがあり驚いた記憶があります
そもそもその時は私にもないも見えない真っ暗な状態だったのですが
ある人が見えているといい始めてみんながどのくらい見えているかそれぞれに言うと少なくとも数人の人はある程度見えているようでした
特に最初に見えていると言い出した人は特別で猫なんじゃないのかといほど真っ暗の状態なのにかなり見えているようでした
その人自身が自分は暗闇でもかなり見えている
夜目が効くという自覚があったらしくどのくらい見えているのか詳しく教えてくれました
私にはそれこそ鼻をつまれてもわからない暗闇なのに
ほぼ見えているのです
本当に自分に見えているだけが本当じゃないんだなと思いました
色弱に配慮した鉄道路線図の色配列―東京地下鉄路線図を中心にー
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00897/2013/A22D.pdf
ぷよぷよで見づらいのと機種によりということで、ディスプレイの発光特性で変わってくるようですね
補正メガネが機能することから、あると混乱する周波数帯がありそうですね
私のスマホ(HUAWEI MATE 10 pro)には、カラーモードという設定があります。(鮮明or通常)
この設定を鮮明にすると暗めの色を明めの色に補正するようです。
(スクリーンショットでは同じ色でしたが)
このような機能が色合いを変え見易くしたのかもしれませんね。
アップルはデザイナー等に好まれるように忠実に色を再現する事がモットーだったのでiPhoneもある意味忠実で補正してくれないのかもしれません。
googleグラスのような拡張現実が様々な人の助けになる日も近いのでしょうかね?
見たことがない人は恐らくいないと思います。
空に何かが飛んでいたとします。
その何かを操縦している人に、
わざわざ確認しに行きますか?
行きませんよね?
あの形、恐らく飛行機かもしれません。
恐らくヘリコプターかもしれません。
でも確実な根拠はないのです。
かと言っていちいち
「確認」しに行きませんよね?
つまり未確認ですよね?
未確認の飛行物体。
はい、それがUFOなのです。
過分なお言葉、ありがとうございます。
>ぐ〜たんさん
たまたまカレンダーの前でスケジュールの確認をしていて思いついたのです。
ぽちぽち文字を打ち込むより写真を撮った方が早いかな?という発想です(笑)
なかなか哲学的なことを述べてらっしゃいますね。
名前は人間の集団がある事象の概念を共有するための手立てに過ぎません。
同じモノを見てはいても同じ色で見えている保証もありません。
それでも私達は社会生活を円滑に送っていくために「みんなが同じモノを見ているのか?」という疑念を踏み越えてあらゆる事象に名前をつけて呼ぶのです。
旧約聖書の始めに「光あれ」と神は宣います。
光よりも先にこの世には言葉が、名前があったのです。
スマホ越しにぷよぷよをプレイしても、そもそもゲームが下手なので勝率に変化はないかと……(涙)
>crypterさん
近視遠視乱視はレンズの削り具合でどうにかなりますが、色覚となるとカラーフィルターだの偏光だのとややこしくなりますからね。
色覚補正メガネも発売されているのですが、取り扱い店が少なかったり値段が高価だったり近視や乱視との同時補正ができなかったりと不便なことも多いようですね。
あー、この色鉛筆と地下鉄のラインカラー……鬼門中の鬼門ですわ(苦笑)
地下鉄は路線と駅を結び付けられるのでなんとかなりますが、基本的に銀座線と有楽町線と新宿線、三田線と半蔵門線と東西線、日比谷線と南北線、浅草線と副都心線は色では区別が付きません。
健常者の皆さんはよく区別がつくものだと感心します。
世の中にはそんな見え方の人もいる、という一例でございます。
旧世代とはいえAQUOS CRYSTAL Y2はIGZO液晶、nexus6は有機ELですので発色はローエンド端末やガラケーよりも優れているのは確かですね。
>よっちおじさんさん
スマホには色弱補正機能がありますが、それを使わなくても肉眼の補正をスマホでできたというお話なので……。
それにスマホの性能で発色が左右されてしまうのでどこまで当てにしていいのかも微妙な気がします。
色覚異常の種類や程度によりますが、基本的にパイロットや工業デザイナーなどの職には就けませんからね。
学校での色覚検査が無くなって以来、就職試験まで色覚異常があるのに気が付かず泣く泣く進路を変える人が増えたという話も聞きます。
そういう事態を変えることができる眼鏡ができたら良いですね。
>かくいちさん
カレンダーを撮影した時は補正オフ(初期設定のまま)だったので、見え方が違ったのは純粋にカメラとディスプレイの性能によると思います。
私などは色補正された画面を見ると見慣れた光景がカラフルというかギラギラした感じがして目眩を起こしそうになってしまいます。
例えて言うなら雪舟の水墨画をゴーギャンの色使いで描かれているような(ん〜、例え下手で申し訳ないです)
肉眼では当然見えませんが
肉眼では確認できない色がディスプレイに写る訳ですから補正とは言わないですがカメラで捉える映像はすでに肉眼とは違う世界ですね。
(この性質で花なんかも明るくなりすぎます。)
この辺りも含め、センサー、フィルター、ディスプレイ、色々な要素が組み合わさりスマホにより違いがあるのでしょうかね?。
知り合いに色弱が居ます。
スマホ位、基本機能に色弱に合わせて便利な色に調整できる機能があっても良いのにと思うようになりました。