【SIM道楽】XS/XR 国内で利用可能な eSIM サービスの検証・最新版 (1/10/2020)
これまで【SIM道楽】では iPhone XS/XR 向けに搭載が発表されていた eSIMのうち、日本国内でも利用できる海外SIMサービスとして、以下の①~⑧サービスについて紹介↓してきました。
【SIM道楽】XS/XRでMVNO+eSIM DSサービスの検証・最新版 (4/21/2019)
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/50722
① TRUPHONE グローバル・サービス
② GigSky グローバル・サービス
③ 3HK グローバル・サービス
④ Ubigi(Transatel, NTT Comm) グローバル・サービス
➄ SIM2Fly グローバル・サービス
⑥ T-mobile USA・サービス(米国 Only)
➆ Flexiroam-X グローバル・サービス
⑧ MTX Connect グローバル・サービス
これらのサービス・プランは既に本日までに全てeSIMサービスとして正式リリースされ、日本国内から簡単にオンライン入手(購入)できるようになっています。
上の①~⑧のeSIMサービスのうち、
既に okitaomoteさんが、以下の5つのeSIMサービスについて実際に iPhone-XRを使って QRコードを購入、サービスプランを購入、eSIMに格納後に 通信接続について、MVNO SIMとeSIMを組み合わせも含めて検証&テストをされています。
① TRUPHONE グローバル・サービス
③ 3HK グローバル・サービス
④ Ubigi グローバル・サービス
➄ SIM2Fly グローバル・サービス
⑧ MTX Connect グローバル・サービス
また、以下の3つのeSIMサービスについては、ひみつ77さんが実際に iPhone-XRで体験されています。
④ Ubigi(Transatel, NTT Comm) グローバル・サービス
➆ Flexiroam-X グローバル・サービス
⑧ MTX Connect グローバル・サービス
さらに、7月中旬には :
[⑨ IIJmio eSIMデータ・サービス ] が開始され、
参照 : IIJmio eSIM プラン
https://www.iijmio.jp/hdd/esim/index.jsp
また 8月初めには :
[⑩ Stork Mobie eSIMデータ・サービス・EUROPE ] が開始されました。
参照 : Stork Mobile eSIM プラン
https://storkmobile.com/
[ Stork Mobie eSIMデータプラン] については現行、EU圏限定のサービスとなっていますが、グローバルな接続プラン提供を順次拡張していくものと思われます。現状、日本国内でのデータ接続利用はできません。
という 新たに開始された
・ ⑨ IIJmioから eSIMデータ・サービス
・ ⑩ Stork Mobie eSIMデータ・サービス
を追加して、eSIM x10 サービスについて、特徴、接続状況、購入時価格についての比較結果を一覧表にしてみました。
(尚、比較の為、同じプロバイダから提供されている既存の物理カード・タイプSIM(入手可能な)のグローバル・ローミング・サービス状況についても併記しています)
今回の情報アップデートでは、以下の三項目について、新たに情報を追加しました。
・ eSIMの提供方法
・ eSIMの提供価格 (QRコード発行料)
・ sSIM導入時にプラン同時購入が必須になる場合のプラン価格(最低価格)
eSIM 導入時の価格については、APPタイプ、QRコードタイプ、いずれの場合も、物理SIM不要、SIM送付不要、登録事務作業不要…というメリットが反映されているためか、いづれのAPP/QR発行については 無料、または低価格のサービスが目立っていることが分かります。
ただし、以下の 3つのサービスについては、QRコード発行毎に下記の料金【A : eSIM価格】が課せられています。
・ ⑧ MTX Connect グローバル・サービス => € 1.00/QR発行(約120円)
・ ➆ Flexiroam-X グローバル・サービス => US$ 5.00/QR発行(約530円)
・ ⑨ IIJmio eSIMデータ・サービス => 3000円/QR発行, 2000円/再発行
IIJmioのQRコード発行料金は他社の発行料金( 無料~US$5.00程度)と比較すると、予想外に割高(初期発行 3000円)になっています。また再発行 2000円もちょっとイタイです(泣)
また、APP/QRコード発行のための料金は掛からない場合でも、QRコードを入手するには 何らかのプランの同時購入が必須となるサービスが以下の4つのサービスです。各 最低価格プラン料金【B : 同時購入プラン価格】は、
・ ③ 3HK グローバル・サービス => HK$ 138.0 (約1900円)
・ ➄ SIM2Fly グローバル・サービス => THB 399 (約1400円)
・ ⑨ IIJmioから eSIMデータ・サービス => 1520円/月額
・ ⑩ Stork Mobie eSIMデータ・サービス => US$ 5.99 (約650円)
となり、eSIMサービスを利用スタートするには【A : eSIM価格】と【B : 同時購入プラン価格】の合計額が最低料金として必要となります。
「なんでもいいから iPhone eSIMサービスを試してみたい~」というユーザーは【A】+【B】が低額なサービスを選んで試してみるのもアリかと思います。。。
以上、XS/XRを持ちながら、eSIMを使う機会無く、宝の持ち腐れになっていたユーザーが 「チョットお試しにeSIMなんて入れてみようかな~」なんて思った時に少しは参考になることを期待しながら纏めてみました。
個々の eSIMサービスの導入から検証結果については、↓ 参考スレの本文、および コメント欄に実際の手順に従ってわかりやすく説明シェアして頂いてます。これらのeSIMサービスを利用するiPhone-XS/XR ユーザーには使用方法や、疑問な個所を理解する上で大きな助けとなることを期待しています。
参考 : 日本国内で試せる iPhone XS/XRで利用できるeSIM
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<< 2020.1.10 更新、 Airalo eSIM 現地レポート / Engadget Jan/10>>
⑪【記事 Airalo eSIM】1GBが約330円、iPhone 11で使える激安ローミングeSIMを米国で試す(石野純也)
https://japanese.engadget.com/2020/01/09/1gb-330-iphone-11-esim/
⑩ 【他社情報】海外旅行者向けeSIMデータ通信サービス_「ストークモバイル」… by ひみつ77 さん
https://king.mineo.jp/my/007dffdbf49527b4/reports/56219
⑨ 【他社情報】国内初、IIJmioでeSIM対応のデータ通信サービスを開始… by ひみつ77 さん
https://king.mineo.jp/my/007dffdbf49527b4/reports/54704
【SIM道楽】eSIM対応 第⑧弾 MTXConnectグローバルローミングSIMがXS/XRに
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/44614
【SIM道楽】XS/XR eSIM対応 第➆弾 Flexiroam-X・グローバルSIM
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/44418
【SIM道楽】第⑥弾 T-Mobile USA(プリペイド) が XS/XRの eSIM化に対応
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/44268
【SIM道楽】第➄弾 SIM2Fly が iPhone XS/XRの eSIM化に対応しました
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/43972
【SIM道楽】XS eSIM対応 第④弾 Transatel(Ubigi) がQRコード無料配信開始
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/43104
【SIM道楽】日本で試せる XS/XR eSIM対応 第③弾 3HKが利用可能に
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/42566
【SIM道楽】XS eSIM対応 第②弾 GigSkyが利用可能になりました
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/42458
【SIM道楽】XS eSIM 対応 第①弾 Truphoneが利用可能になりました
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/42201
日本国内のローミング先はauのまま変わらなんですかね
au網を使うという意味では面白い存在なんですが・・・
>日本国内のローミング先はauのまま変わらなんですかね
はい、今のところ au(KDDI) のローミングになってますね。
私は Transatelの物理SIMユーザなのですが、これまで何度か強制的に docomo回線にローミング接続を試みるものの繋がる気配はありません(笑)
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IIJmio モバイルサービス eSIMプラン (ベータ版) に関する諸情報
http://techlog.iij.ad.jp/archives/2607
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https://flexiroam.co.jp/
お知らせ、ありがとうございます。
どうやら、販売代理店のような感じなのでしょうか。
eSIM 2,412円とは…(汗)
アプリ内販売では 現在価格 $5.00 なんですけどね~
何といっても、Flexiroamはプラン・シェアできるので複数デバイスでの利用がとても便利、テザリングなどしなくていいので、効率的な利用が出来ますね。
また、SIMフリーを期待しています。対応バンドが不明ですが、楽しみです。
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楽天モバイルが自社ブランドのeSIMスマホRakuten Miniを発表
http://blogofmobile.com/article/119552
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タイのプーケットでAiraloのeSIMを使ってみた【通信品質は良好】
https://esimdb.com/ja/blog/airalo-esim-thailand-phuket/
すぐ接続できる現地レートのデータパッケージ
https://www.airalo.com/
おおお、airolo.com って、ついに来るべきモノが来たという感じですね。これで eSIMもグッと使いやすくなる感じかと思います。
各国での接続先を見てみましたが、弱小ローカル物理SIMと違って、どの国もeSIM提供キャリアなのでそれなりにシッカリした回線カバレッジが期待できそうです。
欧州はフランスを除いてVodafone (フランスのみ Orange)
米国は T-Mobile
中国は China Mobile
こんな感じ。
さて日本は…
キャリアが eSIMを出していないので、China Unicomのローミング接続になっているようです。あぁぁぁ情けなき現実。
キャリアではない IIJmio-eSIMとしてはサービスの提供に慎重なのでしょうね。やはりいくら「技術のIIJ」といっても、キャリア提供eSIMに比べて自由度や制約が大きく異なるからでないかと想像します。
まだIIJ-eSIMはβ版サービスですし、iOSやAndroidの更新対応が継続的に可能なのかどうか不明確な部分ではないでしょうか。
これまでの海外利用eSIMはeSIM一つ、プランを購入するローミングが主体のタイプだったのに対して、現地キャリアのeSIMを個別の現地ローカルeSIMとして都度 DLする airalo.comサービス、これって一歩飛び出したサービスですね。
さっそくアプリを DL してみました。
米国、欧州、その他の多くの国で
1GB/7日間/US$3.00
これは魅力的です。
私も、昨日、アプリをダウンロードして、見ていました。
短期、小容量でお安いプランがあって重宝しそうですね。
プラン(サービス提供会社)によっては、IDの提示が必要なようですね。
>プラン…によっては、IDの提示が必要なようですね
airalo サービス説明の中でも " best local eSIMS" という表現をしているので、ローミングでなく、ローカル直結eSIMが主体であることから、必要に応じて、ローカル制約によるID提示や、APN設定が臨機要求されるのでしょう。
基本、各々の eSIMは
・ No eSIM Expiration,
・ Re-Usable
・ Refill depending on by-eSIM
・ APN(as req) by-eSIM
それに加えて
・ ID提示(as req)
ということになりそうですね。
道楽の血が騒ぐので…
ちょっと eSIM (QRコード)を買ってみた(笑)
その-1
その-2
その-3 QRコード
その-4
マニュアル入力時の場合には
SM+DPアドレス と Activation Code
SM+DP管理サーバーは Truphone を利用しているようです。
LPA:1$rsp.truphone.com$2M-7JUID-xxxxxxxx
こんな感じになってます。
FYI,
(↑画像は Engadget記事より借用)
CES(USA)滞在中のITジャーナリスト、石野純也氏から Airalo eSIMサービスレポートが出ました。
https://japanese.engadget.com/2020/01/09/1gb-330-iphone-11-esim/
新しく確認された発見としては、どうやら Airalo は StarHub(シンガポール)管理サーバーからのローミングeSIMのようです。ラスベガスからのOoKla計測で PING=445ms, 接続先はT-Mobile です。
T-Mobile自身もプリペイド向けにeSIMを提供していますが、Airaloはそれをそのままローカル接続として使うのでなく、LPAアドレスから読み取れるように、StarHub自らが Truphone (London or Amsterdam) をGSA-SM管理サイトとして契約する独自のローミングeSIMの仕組みを作り上げたサービスになってなっているようです。
う〜〜ん、この項目が気になります。
全て、StarHubベースのローミングならこの条項は必要ないような気がする。
USの場合は、USA Roamというサービスの再販では?
そうなんですよね。そうなると、
① eSIMを1個で、国ごと、プランごとに IMSIを書き換えるタイプの
ローミングeSIM
② 今回の Airalo eSIMのように、国ごと(地域毎)に eSIMを購入するタイプの
ローミングeSIM
この二つの仕組み違いによるメリットとデメリットが残念ながらちょっと良く分かりませんね。。。
複数の国やプランでのサービスのICCIDやIMSIを比較して見ると様子が分かると思います。
UK(Vodafone)もFR(Orange)も既存のeSIMを持っているので、再販であれば 新たにTruhone のSAS-SM管理下に置く必要はないのではないかなぁ~とも思えるのですけどね。
この辺りの仕組み情報は、素人興味では、未だ日本ではほとんど見えないので、もう少し日本国内のキャリアeSIMが進むことを期待するしかないですね(汗)
>eSIMのプロファイルの管理はサーバーを借りて…
おおお、そういうことなのですかね。
OoKla 画像を見る限り、接続元の管理サーバー(たぶん IMSI管理)が StarHubになっているので、
・eSIM用のIMSI提供 = eSIMキャリア
・IMSIの管理 = StarHub (シンガポール)
・SAS-SM(プロファイル)管理 = Truphone (London or Amsterdam)
こんな感じでしょうか。
日本のキャリアやMVNOでは一朝一夕に手の届きそうにない仕組みのように見えます(笑)
(Android版の"SIM Info" APPと同等の情報が見えればもっとはっきりしそうですけど。。。)
・IMSIの管理
この2つは仕入れるIMSI依存。
・ Africa = Ubigi
・ Cakibian Islands = Ubigi
・ Asia = China Unicom HK
・ Europe = 3HK
あとは実使用経験やユーザ報告から詳細は個別に見ていくしかないですね。
Airaloアプリの使い勝手について :
eSIM購入毎に提供される QRコードについて、Airaloアプリは ID/パスワードを入力すれば複数のデバイス上で常に同期させおくことが出来るので、身近な他デバイスにQRコードを表示させることで読み取りが便利になります。
LPAアドレスの手書き入力は面倒…です。
--
https://www.airalo.com/more-info/terms-conditions
ひみつ77さんのQ&Aの書き込みを参照していてAiraloのeSIMが日本でも使えるようになったことに気づき、ちょっと購入してみました。日本国内7日間有効、1GBのタイプです。6ドルなので、ちょっと試すには最適です。
iPhone XRにアプリをインストールしてeSIMを購入しました。その後、PCでユーザー登録しました。
通信キャリアはドコモを利用するようです。ばっちりdocomo 4Gの表示が出ています。
実際にデータ通信しようとすると、なぜかつながらないんですよね。何がおかしいんだろう?
モバイルデータ通信のところを見ると、自動的にAPNの項目が設定されています。
もう一回説明書きをよく読んでみたら、APNを「globaldata」に書き換えろとあります。
それで、すべてのAPNを「globaldata」に変更してみました。(ただし、インターネット共有は使えませんでした。MMSは使ったことがないのでよくわかりません。)
これでやっとデータ通信ができるようになりましたが、一番右側の画像、プロバイダ名は何と「Amazon」ですよ。うーん、正直言って訳分からんです。
接続時に、以下のサイト等で身元のサイトを確認(端末の外部アドレスをDNSで逆引き)すると良いかも。
https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi
>>ひみつ77 さん
やってみたところ、どうやらamazonaws.comのレンタルサーバーのようです。
スピードテストのping値が200ミリ秒程度なので、アジアのどこかの会社がamazonaws.comのレンタルサーバーを使って運営しているということなのでしょう。
AWSのリージョンap-southeast-1を使っているようなので、場所は、
アジアパシフィック (シンガポール)
ですかね。
おおお、Airalo-JPN「Moshi Moshi」は
AWS-SINが接続元になっていましたか。。。